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バイク日記〜2台目のバイク(Ducati Monster Monster 696+)の思い出(家族にナイショでこっそり購入そしてまたの突然のお別れ)


大型バイク購入への道


2011年当時、晴れて大型免許を取得した後に購入したバイクは、またまたDucatiでした。理由としては、前回400ccのDucatiでしたが、やはりDucatiといえば大型。大型のカテゴリーのDucatiに乗りたかったのです。でも金銭的にあまり高いモデルは買えない。ということで、入門モデルのこのサイズ、このバイクが最適だったのです。買ったモデルは、Monsterシリーズベースモデルの696に超小型のマイクロビキニカウルとリアカバーが装着された696+というモデルでした。

ただ、このバイクを買うのは大変でした。このハイク買う前にツーリング中の事故でバイクを廃車にしてしまい😂…

更にその後は家族にこっそりとバイクの大型免許を一般試験(を3回受けて)取ってしまい…

今度は家族にナイショで大型バイクを買って、バイクを復活させようとしてるんですから😅 事故でバイクを廃車にした時には

「バイクにはもう乗らない」

と宣言して、暫くは大人しく過ごしていたところからの復活です。実は大型免許取ろうとしていることは、家族には半分バレてたみたいですが… とにかく今度はこっそりとバイクを買わなければなりません! 

その時に使ったどうしようもないテクニックについては、別途有料記事(一部無料、払い戻しは喜んで!)として載せておきたいと思います。ただ、予め書いて起きますが、本当にどうしようもないテクニックともいえないことです😅 期待して読んでくれた人がいたら先に誤っておきます。ごめんなさい m(_ _;)m


Ducati Monster 696+について(インプレッション等)

さてさて、色々ありましたが、新しいバイクが納車されました。念願のDucatiの大型バイク!見ためは Monster 400に似ていますが、フルモデルチェンジしているのでよりスタイリッシュでになり、10年以上前のモデルのバイクでありながら今見ても古さを感じないデザインのバイクでした。

選んだのは深紅のイタリアンレッド!! イタ車のレッドカラーって良いですよね。

このままでも悪くない!

そしてですね、このバイクにはオプションで、見た目を変えることが出来る外装キットが売っていたのです。この外装キットがすごく格好良くて、購入時に外装キットを買いました。というか、この外装キット装着の写真をみてこのバイクに決めました。

この外装キットをつける為にタンク周りの外装を外して…

イタリアンレッドとホワイトの外装キットを付けると、あら更に格好良さが増しました! 10年以上前のバイクで古臭さを感じるどころか、今見てもかなり格好良いネイキッドではないですか!

たまにツーリングに行った時に、同じMonsterに乗っている人を見たことありましたが、このカラーは被ったことがなく、かつ他に同じカラーのMonsterを街中やツーリング先で見かけたこともなかったです👍

そして、この外装にあわせて、マフラーもよりスタイリッシュなものに変えて、外観もサウンドもより格好良くしました。このマフラーに変えてから、ドコドコ感は少し軽い音質に変わったような感じでしたが、音量と音質は良くなりました🙂

外観だけでなく、排気量が焼く700ccとなったことで、加速のパフォーマンスも良かったです。大型としてはかなり軽量な160kgくらいの超軽量ボディ。空冷2気筒のエンジンから生み出されるパワーは 80馬力。以前のM400の時よりも、明らかに速くて本当にいいバイクでした。街中を流して走る時の、あくまでも感覚的な話をですが、普通に歩くのと歩く歩道を歩く違いみたいな。普通にアクセル捻るとググっと後ろから押されるような心地よいパワー感覚でした。

そして、もう1つ良かった点、それはこの純正リアバッグの存在でした。リアカウルを外してから、その外した所にすっぽりとリアバックが装着出来るようになっていて、このリアバックが結構な容量あったのでツーリングの時は本当に楽でした。この便利さのお陰で色んな所にツーリングに行ってバイクって楽しいなあと思ったものでした。

リアバックにたくさんモノが入るので便利でした

ただ便利過ぎて、ツーリングに行った時の写真を見ると殆ど全てこのツーリングバック付きの写真ばかりに。スタイリッシュさでいうとリアカウルを装着している時のほうが断然いいので、もっとリアカウルを装着していた時の写真を撮っておけば良かったとちょっとだけ後悔したり。

ちなみにこのバイクからヘルメットはSHOEIにしました。ARAIもいいけどデザイン的にはSHOEIのほうが小ぶりで好きかも。

696+の特徴の1つであるこのマイクロビキニカウル。すごく小さくて本当に効果あるのか?って感じでした。効果があるのかどうか高速道路を走るたびにどうなのかな?!って思いながら走ってました。正直な所、効果はあるようなないようなといったところでしたが、これがついていることにより、スタイリングは良くなっていたのでOKです👍

初めてのイタリア製のバイクだった先代のM400は色んな所が壊れたりトラブル起こしたりしましたが、この696+は所有している間、一度もトラブルがありませんでした。ちなみに現在に至るまで合計5台のバイクを所持しましたが、このバイク以外はどのバイクも何かしらの持病やトラブルがありました。このバイクは本当に何も問題が起きなくて優秀なバイクでした。

しかし… あまりにも優良児だったこのバイクとの付き合いは、またもや2年半で終わることになってしまったのです。。。


ここでクイズです。こんなに否の打ちどころのないようなバイクを何で車検まで待たずに手放さざるを得ないことになってしまったのでしょう?

① またバイクで事故ってしまった
② 他のバイクに目移りしてしまった
③ お金がなくなってしまいやむを得ず売却した
④ 突然壊れて動かなくなってしまった
⑤ まさかの盗難にあってしまった
⑥ 知り合いのバイク仲間に譲ることにした
⑦ 家族からの目が厳しくなって泣く泣く手放した


選択枝多すぎ! そしてどれもありそう!と思った方が多いと思います。答えは…

突然のお別れ…

答えは② 他のバイクに目移りしてしまった、でした。あまり面白くない答えですみません。

あんなにスタイル良くて音も良くて壊れなくて利便性があったバイクを手放して他のバイクに目移りしてしまった理由、それは

バイクは趣味の乗り物だからです

なんか答えになっているようで答えになってないかもらしれませんが、バイクは(自分の中では)どこまで行っても趣味の乗り物であり玩具なんです。だから、何か光るものがあることが重要なんです。色々欠点だらけでも1点でも光るポイント、例えば圧倒的に格好良いとか、音がいいとか、そういう点があればそれに惹かれてしまうんです。 

そして、出会ってしまったのです。こいつ、Panigale 899に! この写真の899は、買ったものではなくて、当時1日試乗キャンペーンのイベントで借りた車体です。初めての前傾姿勢のスーパーバイク。この乗り味は今まで乗ってきたネイキッドタイプのバイクとは全く異なるものでした。

まずは、いかにもDucatiという圧倒的なスタイルの良さ。696もすごく格好良いんですよ。でも、でもですねこのPanigaleと比較するとどうにも分が悪い。こちらのほうが格好良過ぎるのです。

試乗は、店から自宅に戻りその後は店に戻るってことで4時間くらいでしたが、とにかく696+よりもパワー感が強くて加速性能も優れてました。696の80馬力に対して、こちらはフルパワーかされていない日本仕様とはいえ118馬力(ちなみにフルパワー化された本国仕様は148馬力)フルパワー化されるとどんなになってしまうんだろう?って思いました。

アクセル回したときの吸気音やらエンジンのガチャガチャ音やらマフラーからのドコドコ音やら、音がとにかく賑やか。この音を聞いたときに思いました。

そう!求めていたのはこの音!

はい、これで、もう心はすっかりPANIGALE 899にもっていかれてしまいました。試乗車を返した後、頭の中は買い替えのことでいっぱいになっていました。

そして696+は、新しいバイクの下取りとして3年目の車検を迎えることなく引き取られていったのでした。さようなら〜

Ducati Monster 696+の情報
https://www.virginducati.com/guide/guide2013-monster696plus/

Ducati Monster 696+ (自分の中での相対評価)
格好良さ   ★★★☆
加速性能   ★★★☆
サウンド   ★★★☆
信頼性    ★★★★★
個人的愛着度 ★★★
個人的満足度 ★★★☆

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