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環境と古着
年始にヨーロッパのレザーが沢山入荷しました。
イタリア、ドイツ、スペインのモノが殆ど
アメリカのモノと違ってファッション性に富んだモノが多くてそれぞれ表情がまぁ違う。
ウチの入荷の良い側面と悪い側面でもある縦積みでの
入荷
今回入ってきたレザージャケットにはその良い要素しかもたらさなかった。
やっぱりクラシックなアイテムはヨーロッパが個人的には好きだなぁ、、
サステイナビリティ、SDGSが叫ばれる中
ハイブブランドでさえ合皮を使う時代。
革靴も同じブランドの同じモデルでも年々原皮の高騰とともに売値も上がってる
そんな中、古着とはいえ本革のジャケット、
なんて尊いんだろう。
よってリサイクル。SDGSの観点から見ても古着は素晴らしいビジネスなのだ。
職業を尋ねられた時、地球環境の保全関係と言っても嘘にはならないと声を大にして言いたい
そんな環境に優しい古着の世界で働いて10年経つけど、
古着が本当に好きで古着でなら朝まで語れるみたいな
熱量の人(最近そういう人の方が多い気がする)とは中々ウマが合わない気がする笑
最近お客さんとも良く会話のテーマになる色んな古着の高騰
正直己の生活脅かしてまで服に注ぎ込まなくても良いと思ってしまう人間なのだ自分は
稼いで高い服買っても余裕な生活送れるくらいになったら欲しい服買えば良いんじゃないの?っていうスタンス
その位の熱量だから逆に10年やれてるのかとも思う。
ただ、まだ相場はそこまで上がってないけど着てみると良いですよ!っていう提案に関して気をつかってる自負はある
結果それが数ヶ月後上がるケースが多い
いかに安く買えて"新鮮味のある"レギュラー古着を上手く提案するか、
モノに頼らない人間力が試される所であって接客業の幹の様な気もする。
現行のブランドも好きだし買うし見るけど
レジェンド平川氏の言う通り売れ残った服はただのゴミ
その売れ残ったゴミを何年後かには新鮮味のある古着として提案出来るのかどうか
レギュラー古着屋の手腕が試される所なのかなと思う。
それまでにもっと成長しなくてはならないと思って明日も頑張ろう
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