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少しの望みを

ふと見上げた空が綺麗だったとき、写真を撮りたくなってしまうのは僕だけだろうか。

綺麗な空を見せたくなった人がいるなら
それはもう恋だとどこかで聞いたことがある。

恋ってなんですかね。なんなんでしょう。
どうやって人を好きなって恋が始まるのか、
もうよくわからなくなってしまった。みんな好き。けど、どこからが恋愛感情なのか曖昧で
それを考えてしまうと、出口のない迷路に押し込まれた気分になる。

人を恋愛として好きになったのはいつだっただろう。あんなにも大好きな人がいたとき、自分はどうしていたのだろう。もうなんとなくしか思い出せない。どこか遠くにでかけて置いてきてしまったモノのように、もう自分の元には戻ってこないような悲しくて寂しい、でもちょっと諦めに似たようなあの感じ。真っ直ぐ人を好きになって、人を想うことは馬鹿なのでしょうか。平気な顔で浮気や不倫をして、平気な顔で彼氏彼女との写真をSNSにあげることには反吐が出る。よくそんなことができるなと思う。

尊敬する人が、彼氏持ちの人とセフレだったことを聞いた。ショックだった。勝手に悲しくなった。知らないところでみんな、知らなければいいと思ってることがもうなんか悲しい。悲しくて、切なくてたまらない。僕のことなんて到底知らないような人のために、僕は涙を流すことがあって、勝手に傷ついてしまう。だめでしょうか。いけないんでしょうか。僕がおかしいんでしょうか。人を真っ直ぐに好きになることが、悪だと言わんばかりの世の中で、どうせみんな浮気をするんだろうと諦めの言葉を聞くのが耐えられない。信じたいじゃないですか。好きな人を。その人を好きになった自分を。僕は信じたい。真っ直ぐその人だけを信じる。その想いだけで、繋がっていられるそんな人がいつかできることを願って。

好きになったときは、伝えよう。たとえ、笑われようと馬鹿にされようと自分だけが信じてさえいればいい。叶うとか、叶わないとかではなくその想いを大切にしたい。大好きな人がいなくなる前に、世界から消えてしまう前に、自分の想いを伝えよう。

真っ直ぐ人に愛されたいと心の中で願ってるのは傲慢でしょうか。でも、それくらいが人っぽいですよね。人ってそんなにできたものじゃないので。ほんのちょっとくらい期待してもいいですよね。いつか真っ直ぐあなたを愛すので、真っ直ぐ愛してやってください。どうか、よろしくお願いいたします。


#日記 #コラム #エッセイ #大学生 #恋 #愛 #好き


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