見出し画像

少年で居続けたい

いつの間にか、梅雨は明け
朝日が差し込む部屋の気温は
32℃という理解が追いつかない
温度になっている。

夏がきた。

外に出るのですら気が重い。
昔は夏が好きだった。
今は嫌いなのかと言われると違う。
嫌いではない。
まあ、好きでもないけど。

夏になると思い出す。小学生の頃はもう気温すらどうでもよくて外に出ては、昆虫を追いかけ回していた。頭から水を浴びまくり、駆け回っては、泥んこになり、木を登っては、飛び降りを繰り返していた。今になって思う、たくさん怪我して親に心配かけたんやろうなって。 あのときはごめんなさい。

大学生になってあの駆け回っていた頃の無邪気さはどこに行ってしまったのだろうと思う。
本能のままに動き回ることができなくなってしまったように感じる。小学生の頃ってなんであんなキラッキラして、まっすぐで、後先考えずなんでもできちゃうんだろうね。やっぱり、大人になるって、なんかちょっと嫌だね。先のことを考えて行動しなければいけないみたいな、暗黙のルールがある世の中。ちょっとくらいさ、後先考えず突っ走るのもいいんじゃないのかなって思う。時と場合によるけど。でもさ、ただ真っ直ぐやりたいと思うことを率先してやるって楽しいと思うんですよ。誰でも。

ワクワクやドキドキを忘れないで生きていきたい。全速力で虫を追いかけ回すあの純粋さは
無くなった訳じゃなく、みんなどこかしらにあって、タンスの奥にしまうことのないように、いつでも取り出せるように、毎日見るようにしておきたい。腐ることのないように、ムシューダでも置いておきましょうか。定期的に変えることも忘れずにね。そしたら、毎日がもっとキラッキラして見える。はず。というか絶対。

何歳になっても一生少年だし、一生青春。


#大学生 #エッセイ #コラム #日記 #note #夏 #少年 #夏のオススメ #あの夏に乾杯

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?