◆終わりは始まり～世界は色とりどり

逝くも　離別も

四季の如し

泣きたい時は泣くが吉

されど嘆く必要はなし

ひとつの局面だけ見入らず

周りをぐるりと見渡せば

ほら　心躍る

桜が散れば薔薇

紫陽花　ひまわり

コスモス　山茶花

季節は巡る

ぐるぐるきらめき

世界は色とりどり

桜が散ったと嘆いている間に

世の百花繚乱を見捨て打つな

終わりは始まり

レール途切れば自由

独りの刻(とき)はリバティ

必要なものは必ず

ほら　その身に訪(おとず)なう

日々幸福の種を見出し

謳歌す健気なその心に

幸福は　ほら

歓び勇んで　艶やかに訪なう

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