映画やアニメなど 動画全般の鑑賞メモ
☆洋画
★TENET テネット (原題:Tenet 2020年製作/150分/アメリカ)
CIA特殊工作員の名もなき主人公は、ロシアのオペラハウスのテロ事件に関わったCIAスパイの救出作戦に参加したが、捕えられ拷問を受け、自決用のカプセルを飲んで目を覚ました先で、第三次世界大戦を阻止する為の謎の存在"TENET"にスカウトされる。
そこから彼は陰謀と時間が複雑に絡み合う、数奇な運命に巻き込まれるのだった。
2020年に大変話題になった映画。 気になりつつリアルタイムでは観てなかった。
聞いてはいたけど、予想以上に難解で複雑な構成でした。
初見でストーリーを完全に理解するのはまず無理であり、この映画は二回目からが本番であるというのを良く理解しました。
二回目から あーなるほどねーと気づくことが多くなり(初見でも終盤でだんだん気づく箇所あり)、それでも完全な理解は難しいので、考察サイトなどを見て理解を深める事をおすすめします。
そのうえで三回目の鑑賞も推奨されてます。 私はまだなので、三回目を観ようと思います。
こういった構成の作品いいですね。
(ジャンル:SF/アクション)
★マイノリティ・リポート (原題:Minority Report 2002年製作/145分/アメリカ)
2054年の近未来のワシントンを舞台に、犯罪を予知する者の能力を借りて犯罪を未然に防ぐ犯罪予防局のアンダートンは、その仕事を通しての出来事や真実と真相を明かすための行動に出る。
ガジェットや近未来エフェクトが大好きなので、ワクワクが止まらなかった! 設定とビジュアルがほんとにツボ。
そうなるか…!というストーリーの流れ、美麗なビジュアル、2002年の作品で20年前になりますが、全くそう思わせない名作。
フィリップ・K・ディック原作、スティーヴン・スピルバーグ監督、トム・クルーズ主演と最高が結束してる。
とっても面白かった。 また観たくなる。
後日譚のドラマがあるらしく、めっちゃ観たい!!
(ジャンル:SF/アクション/サイバーパンク/クライム)
★星の王子ニューヨークへ行く (原題:Coming to America 1988年製作/117分/アメリカ/)
とある国の王子の結婚の時期が迫っているのだが、王子は親が決めた嫁ではなく 自分で嫁を探したいとニューヨークへ飛び出してしまう。
箱入り息子の彼は、その世間知らずから持ってきた荷物をごっそり盗られたりするけど、ちゃんとバイトして生活していくのがエライ。
身分がバレなように一生懸命頑張っておるw
心優しく誠実な王子に好感が持てる。 末永くお幸せに。
続編があったのですね~ 今度見てみます!
(ジャンル:コメディー)
★ヴァン・ヘルシング (原題:Van Helsing 2004年製作/133分/アメリカ)
ブラム・ストーカーの小説『ドラキュラ』の登場人物で、本来は名誉教授という人物だが、本作ではあらゆる怪物を退治するモンスターハンター(上手に焼けましたの方ではありませんw)にアレンジ。
フランケンシュタイン、ドラキュラ、ジキルとハイド、狼男と 誰もが知ってる怪物達(ジキル博士とハイド氏はこの系列では違うのだけど)が一同に登場。
世界観と映像はかなり好きです。 続編を想定していたためか、謎が残ったままのラストに。
残酷表現などもかなりマイルドで、その辺もちょっと分かりにくさの原因になったかも。 もうちょっとだけ過激でも良かった。
ヒュー・ジャックマンの演技と風体はとてもかっこいいです。
2012年にトム・クルーズを主演にリメイクするという話があったようなのですが、もう10年経つけど…
もう少しつけたしと続編があればなぁと。 個人的に好きなので色々と惜しいと思います。
(ジャンル:アクション/ダークファンタジー)
★ティファニーで朝食を (原題:Breakfast at Tiffany's 1961年製作/114分/アメリカ)
言わずもがな、永遠の銀幕の妖精オードリー・ヘプバーン主演の超有名作品。
トルーマン・カポーティの同名小説の映画化。
自由奔放で掴みどころのないホリーと、同じアパートの小説家ポールとの恋物語。
ラストの流れなど色々小説とは異なっている。 原作も読んだのだが、かなり昔なので殆ど内容を比べるほど記憶してないのだけど、ところどころ覚えている。
なんといっても、オードリー・ヘプバーンの美貌とファッションが見所。
何をやっても美しく愛らしい。 1960年代のニューヨークの町並み、空気なども夢見心地になるような憧憬。 あと猫がとっても可愛いw
自由な女性なのに 上品さと愛らしさで全く鼻につかないのは彼女だからでは。
この映画ができるまで、できてから色々と穏やかでないこともあったらしいけど、(一つに日本人の表現。 私は上記のように原作をほぼ忘れていたので 彼は日本趣味の外国人だと思って見ていた。 その背景など知って ううん…とは思うけど)
まっさらな状態に近く見たので、コメディのような箇所もストーリーの流れもすんなり受け入れて見れました。 普段 自分からあまりラブストーリー系は見ないのだけど、私はこの映画好きです。
2017年にニューヨークのティファニー本店にカフェが併設され、時を経て現実に!
そして2019年から3年間限定、2022年まで日本でもカフェができました。
場所は原宿のキャットストリートですが、作中の猫モチーフかな…なんて思ってます。
(ジャンル:ラブストーリー)
★BABEL (原題:Babel 2006年製作/142分/PG12/アメリカ)
モロッコ、メキシコ、東京と遠く離れた場所で起きる出来事。
それはある一つの物によって数奇な運命で繋がっていた。
この作品は娯楽的な盛り上がりはない映画です。
それぞれの場所での『コミュニケーションによる壁』による上手くいかない葛藤を乗り越えるものは…
全ての場所で、あらゆる場面でその壁を乗り越えるものが共通であります。
遠く離れた場所の関係性、大切なものが見えた時 タイトルの『バベル』とこの映画の構造に思わず なるほど…と思いました。
1:30あたりからカラフルな光及び高速の光の点滅の表現がありますので、部屋を明るくして画面から離れて見るか、そこだけ飛ばすなど注意してください。
以上の事を守って見てましたが、私はちょっと気持ち悪くなりました。 注意です。
(ジャンル:ヒューマン・ドラマ)
★白雪姫と鏡の女王 (原題:Mirror Mirror 2012年製作/106分/アメリカ)
父を亡くし、性悪な継母の女王に幽閉され疎まれてきた白雪姫。 愛する王子と七人の小人と共に、苦しめられてきた国民のために女王に立ち向かう。
グリム童話の白雪姫を、ファンタジックな美しい映像と、コミカルな場面も楽しい新解釈アレンジされた作品。
可憐でありながら 幸せは自分で掴むもの、守られるばかりではなく守る側でもありたいという前向きな白雪姫と、彼女の周りの人物のキャラもとてもよかった。
白雪姫役のリリー・コリンズはとっても可愛く、女王役のジュリア・ロバーツは悪役でありながらもチャーミングでさすがの存在感だった。
王様があれ…もしや…?と思ったらやはりショーン・ビーンで嬉しい!!
そして衣装がとっても素敵で好みだと思ったら、石岡瑛子さんのデザインだったのですね。 そして本作が遺作なんだそう… 感謝の言葉が流れてちょっと泣きそうに。
本作の監督のターセム・シンの作品に欠かせない存在でした。
(ジャンル:ファンタジー/コメディ)
★ブルース・ブラザーズ (原題:The Blues Brothers 1980年製作/133分/アメリカ)
刑務所から出所したジェイクと弟分・エルウッドが 世話になってた孤児院を救うべく、かつてのバンド仲間と再会し バンドを再結成してお金稼ぎに奔走する。
黒い帽子、サングラス、スーツと我々が好きないでたちが良いですw
仲間に会いに行くまで、仲間の所に訪ねに行った時など 二人の素行の悪さがひどいw
けれど 孤児院への恩返しの心と 音楽の才能は本物。
半ミュージカルのような映画でもあり、主役二人の歌もとてもいいし 出演してる方達も超有名なミュージシャンやモデル。 彼らの素晴らしい歌声とダンス、最高です!
アレサ・フランクリンが歌ってた歌、聞いたことあるなと思ったらこの映画だったのですね。
アクションとコメディ、歌とダンスで最後まで楽しく観れました。
(ジャンル:アクション/コメディ/ミュージカル)
★レオン 完全版 (原題:Leon The Professional: Uncut International Version 1994年製作/136分/PG12/フランス・アメリカ合作)
家族を殺された少女・マチルダは孤独な殺し屋・レオンと暮らしながら、復讐のために動き出す。
レオンは牛乳大好き、友達の観葉植物を大事にしている、映画を見るのが好きと 超一流の殺し屋でありながらどこか和むとこがある気がする。
マチルダ演じる少女の頃のナタリー・ポートマンの可愛いこと可愛いこと(*´˘` )
着せ替えショー(ゲームで)とか普段の服を変えるたび可愛い…とキュンキュンしちゃった。 美少女が頭脳明晰で気高い美女に正統成長で最高です。本当にありがとうございます
ジャン・レノもすごく好きな俳優の一人。 出演作品は制覇したい。
確かに、色々とアウトな部分はあるとは思う。 評価の高い本作だけど、受け入れ難いものを抱える人もいるだろう。
大きな声で言い辛いけど、大人の男性と少女のコンビが好きなのは この作品を見た影響である。 ただし、恋愛関係は一切なしというところで。 現実には許容されたものではないし私も許容できないから。 都合で消費しては決してならないのである。
それでも私はこの作品がとても大好きなのだ。
(ジャンル:アクション)
★KUBO/クボ 二本の弦の秘密 (原題:Kubo and the Two Strings 2016年製作/103分/アメリカ)
封建時代の日本が舞台。 主人公クボは母と静かに暮らしていたが、やがて自分の運命のうねりに立ち向かっていく。
思わず見とれるような美しい映像。フルCG作品かと思いきや、ほとんどが手作りの人形や小物やセットを少しづつ動かしてコマ撮りしていく ストップモーションアニメなのだ。
とんでもない手間と時間と根気で作られている映画だった。 並々ならぬ情熱を感じる。
時代が混在してるけど、我々日本人ですら「この時代、この人物を忠実に表現する」というのが非常に難しいし、純時代もの以外の創作は 髪型や服装や文化は洋物要素が入ってたり時代考証的に間違っててもOKだし、ましてや他国の事は余計に難しいからいいんじゃないかな。 貶めるような表現がなければ。
「和風」ってそういう雰囲気で楽しんでいいと思ってる。
終盤、ちょっと初見だと急ぎ足かな&分かり辛いとこを感じたけど、その辺りは考察読んで腑に落ちた。
エンドロールの映像も必見。 素晴らしい技術で作られた優しい物語をぜひ。
(ジャンル:ファンタジー/アクション/冒険活劇)
↓ メイキング映像。本作見てからの方がよいかな。
★ヘアスプレー (原題:Hairspray 2007年製作/117分/アメリカ)
1988年のジョン・ウォーターズ監督の映画を 2002年にブロードウェイでミュージカル化され、そのミュージカルを映画にしたのが本作。
1960年代のアメリカ・メリーランド州ボルチモアを舞台に、ふくよかな女子高生の主人公とそのまわりの人々の青春ミュージカル映画。
超パリピ、超エネルギッシュ、超ポジティブ、超光系。
陰の者の私には一生馴染みのない世界(ダンス苦手だし)だけど、素敵な曲とダンスには思わず頭を動かしてしまうほど。
ルッキズムと人種問題を取り込んでいるのだけど、主人公トレーシーの明るくポジティブな性格、真っ直ぐな行動力(これがマイナスになる事もあるんだけど)に周りの人々が魅かれ、大きな力となって変えていく。
この先も続く問題なんだろうけど、例え無駄に終わっても行動しなければ何も始まらない・変わらないというメッセージの作品。 あと自分の愛するものを信じ、それを共有できるのは素敵で境界を越えてしまうのだとも。
1960年代のおしゃれも楽しめる、とってもハッピーでキュートな青春映画でした。
(ジャンル:青春/コメディ/ミュージカル)
★コンスタンティン (原題:Constantine 2005年製作/121分/アメリカ)
末期肺癌のエクソシストの退魔アクション。DCコミックが原作なんだそう。
(ヘルブレイザー/Hellblazer)
悪魔の造形や憑かれた人、退魔シーンはそこそこグロテスクだが、
悪魔、エクソシスト、天使というダークファンタジー要素を 現代的でスタイリッシュ、美麗な映像なのでホラー要素苦手な人でも観やすいと思います。
主人公コンスタンティン自身の設定がめっちゃ好き。
戦闘スタイルも聖なる銃、聖なるナックル、聖なる火炎放射器w
聖書の言葉とか聖水とか他のアイテムも使うけど。
そして終わり方…
エンドロール後・中に続きがある作品をいくつの見てるので、必ずエンドロール終わるまで観る派。
その終わり方、作中のハーフブリードについて初見だと分かりにくいため、考察を読むのおすすめ。
続編の話が出ているそうだけど、全て未定。 待ってる。
(ジャンル:ファンタジー・アクション)
★パラサイト 半地下の家族 (原題:기생충 Parasite 2019年製作/132分/PG12/韓国)
当時気になっててようやく見た。
格差から光を渇望するあまり闇に染まっていく様がしんどい
こういった展開はフィクションならではとは思うが、いくつかはいつでも身近にある問題だなと思った。
お金は心のシワを伸ばすアイロン…
悲しいが真理…
(ジャンル:ブラックコメディ/スリラー)
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☆邦画
★グーグーだって猫である (2008年製作/116分/日本)
漫画家・大島弓子さんの自伝エッセイをベースに映画化。
吉祥寺の街での生活を、猫とアシスタント達と、そして出会った男性との交流をゆったりとした空気で描いていく。
猫は去るときに人の心に猫型の穴を開けていく。それを埋めるのは猫しかない。
小泉今日子さんのふんわりした雰囲気が良いです。 ねこかわいい。
(ジャンル:ヒューマンドラマ/動物)
★秒速5センチメートル (2007年製作/63分/日本)
3話の短編からなる連作。
小学校から思いを寄せ合っていた貴樹と明里。 引越しにより距離が離れ、一通の手紙をきっかけに再会する二人。
このまま、ずっと一緒だと思っていた。
時間を経て距離を経て、それぞれの人生を生きる二人。 思い出はいつでもいつまでも美しいまま。
こちらも始終目を奪われる見事な映像。
後半の演出がとても印象的で好きです。
言の葉の庭と共通して、切なさより別のものを感じた私でした。
(ジャンル:ラブストーリー)
★言の葉の庭 (2013年製作/46分/日本)
靴職人を目指す高校生のタカオは、雨の午前中はサボリの日と決めていて、公園で靴の事を書きとめていた。
ある日、いつもの場所に謎めいた女性が。 雨の日に会う二人は、お互いのことも良く知らぬまま少しづつ心を寄せてゆく。
圧巻の映像美。 まさに息を飲む程。
いい意味でまともじゃないレベルの書き込みと表現。 新海監督の最大の特徴とも言える独特の空、街の看板や電車の広告・建物内外の小物に至るまでしっかり描き込まれている。
なにより今作は雨や水のリアルそのものの描写。 濡れた道路の水と光と映り込みの揺らぎを見たとき、思わず「すご…」と声が出てしまったほどだ。
さすが今作のメイン演出。 雨の香りや湿気を感じるほど。
そして木々の緑の色合いと人物の環境光も緑がかってるのが良い。
繊細を極めたかのような映像でした。
(ジャンル:ラブストーリー)
★サマーウォーズ (2009年製作/114分/日本)
夏の定番、日本を越えて海外でも大人気のアニメ映画。
リアルタイム鑑賞組なのでちょっと嬉しい。
数学が得意な主人公が 憧れの先輩の家で夏休みを過ごすことに。 そこでネット上の仮想空間OZで事件が起きる。その影響が現実世界にも出てしまう。
夏希と一家と共に、世界の運命をかけた攻防が始まる。
TVで放送されると「よろしくお願いしまあああああす!」のセリフの瞬間に ツイッターなどネット上で セリフの弾幕が走るほどの反響。
ラピュタの「バルス!」の次あたりに多いのでは?
日本の理想の夏の風景とハイテクな世界を行き来するそのギャップ、現実世界と仮想空間で絵のタッチがまるで違うのも楽しい。 OZのデザインとても好き。
栄おばあちゃんが自分の未来の理想の一人ですw
青春と日本の夏の一時と、思いがけず壮大になっていく戦いに心が熱くなる 何度でも見たくなる大好きな作品です。
★劇場版 Fate/Grand Order -神聖円卓領域キャメロット- 前編 Wandering; Agateram (2020年製作/89分/日本)
スマホゲームアプリ 『Fate/Grand Order』のメインストーリー6章をアニメ映画化。
なので、原作を知らないと全く流れが分かりません。
原点の『Fate/staynight』が アーサー王物語の設定を取り入れており、メインヒロインのアルトリア(アーサー王。 この作品では男性人物が女性に性転換されている人が多い)とその臣下達の円卓の騎士の また違った世界線での話がこの映画(ゲームでは6章)です。
上映時間が短めなこともあり、ちょっと物足りない印象…
ゲームでは6章から突然難易度が上がり、物語も重厚で感情もとても動くので、ここから本格的にゲームにはまる方が多いくらい 素晴らしいシナリオなのです。
それだけに勿体無いと思うのだけど、数話ある地上波放送と違い 劇場版では難しいのかなーと。
ゲームでは聞くことのないアグラヴェインの声を聞けたのはとても嬉しい!
5/15から後編が公開されます。
(ジャンル:ファンタジー)
★劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 (2020年製作/117分/PG12/日本)
同名アニメの劇場版。 一期の「竈門炭治郎 立志編」の続きで、今年中に放送予定の二期「遊郭編」に続く 原作コミックの7巻-第8巻の無限列車を描いたもの。
よって、TVアニメまたは原作漫画を読んでいないとまず分からない。
どちらかを見ておいてからの鑑賞が望ましい。
リアルタイム鑑賞。TVアニメでも美麗な映像だったが、劇場版ももちろん、さすがのクオリティ。
列車の走る様が劇場のスクリーンに映える。 そして炎柱・煉󠄁獄 杏寿郎のその戦いをしっかりと、目に焼き付けるのにも。
現在 興行収入390億を突破で日本歴代興行収入1位という怪物ヒットをかました作品。 社会現象にもなった。
目を疑うような一日の上映回数の多さでも連日観客が途切れず。
現在もロングラン上映中。
ボヘミアン・ラプソディーの日本上映期間にそろそろ迫ってきた。
(ジャンル:和風剣戟/ダークファンタジー/伝奇ロマン)
★TRICK劇場版 (2002年製作/119分/日本)
大好きなTVドラマ、『TRICK』の初映画。
TVのノリそのまま通常運転なので安心して(?)見られるw
神3人が大物俳優さんという贅沢。 というか全員豪華キャストで全力でふざけてくれるのが最高。 頭ゆるゆるで観れる。
( ジャンル:推理ドラマ/コメディ)
★TRICK劇場版2 (2006年製作/111分/日本)
2本目の劇場版。
TRICKらしさ健在。 このシリーズの感想の重要さはここなんですww それを楽しむのです。
( ジャンル:推理ドラマ/コメディ)
★劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル (2010年製作/112分/日本)
3本目の劇場版。
姉もTRICK大好きで、姉の家で一緒に観たのが最初なんですがこのシリーズ随所にネタが仕込んであるので(町の看板やチラシなど)じっくり見ると面白い。
この映画では村の入り口の案内に過去シリーズに登場する場所や(そういえば劇場版2の洞窟の中の立て札もひどいw)村の施設が書いてあるんだけど、
私 「ほう、しまむらあるんだここ」
姉 「よーく見てみ (一時停止)」
私 「し『むま』らwwwwww クッソwwwww」
息を吸うようにパロるからねw
過去回の設定の繋がりがあったり、将軍様だったりなかなか濃い。
( ジャンル:推理ドラマ/コメディ)
★TRICK劇場版 ラストステージ (2013年製作/112分/日本)
4本目の劇場版。 タイトル通り、映画最後でもありシリーズ最後でもある。
初の海外(マレーシア)ロケーション。 いつも通り…なのだが、ちょっと毛色が違う。
阿部さんと北村さんが並ぶとどうしても
_人人 人人 人人 人人_
> テルマエ・ロマエ ♨ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y^ ̄
と言いたくなる。 東山さんもおられますしイケメン揃ってて眼福です(*´˘` )
いつもの流れかな~と思ってて、ラストで衝撃受けた。
待って、そうくるのか… 完全に油断した、ずるいよ…TRICKで泣くとは思わなかったよ…。゚(゚´Д`゚)゚。
続きを非常に渇望してしまうラストだけど、本当にこれで区切りらしい。
監督自身、もしかしたらね?とおっしゃってたけど(後に矢部警部補のスピンオフは出てる)諸々なかなか難しいようで。
奈緒子のお母さんは野際陽子さん以外ではありえないし… ほんと…大好きな女優さんなので尚更…。゚(゚´Д`゚)゚。
ラストのシーンのために、TVシリーズを見ておいてからの鑑賞を強くオススメ。
現在 配信プラットフォームTELASAで映画含む全作品が見られますよ。
劇場版は今年の7/6までですが、TVドラマは2038年の1/1までとめっちゃ長いので
第一シリーズだけでも見るとよいかと。
豪華なキャストで全力で楽しんで、でもちょっぴり複雑な事情もあるこの作品、私はずーっと大好きです。 何度でも見たい。
( ジャンル:推理ドラマ/コメディ)
★ヘルタースケルター (2012年製作/127分/R15+/日本)
前から気になっててやっと見た。原作は岡崎京子の同名コミック。
ある意味ホラー。
人間の欲と闇怖い怖い。
この種の呪いを少しでも感じてる人には結構な毒かも。
ラブシーンなど含め見るタイミングと人に注意。
鑑賞後の爽やかさなど皆無w
(ジャンル:サイコホラー)
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☆TVアニメ・OVA
★みなみけ (2007年10月7日 - 12月30日放送/全13話/日本)
今のところ、何だか明るくない展開のアニメの記事ばかりなのですが、そういうアニメしか見ないのか?とか思われてそうですが、そうではなく、たまたまです。
ということで、ゆるい日常系です。
桜場コハル・作の同名漫画が原作。
三姉妹の日常を描いたまったりゆるゆる平和な作品。 特筆することは三姉妹が可愛いということ。
妹達のために家事を頑張るおっとりタイプの長女・春香、活発で元気、ちょっと馬鹿かと思ったら意外と頭が回るムードメーカーの次女・夏奈、ドライで毒舌な賢い三女・千秋。 年齢の差もあって周りも色々変化があり、楽しい。
元々ヤンマガで何となく読んだのがきっかけなのだが、三姉妹が可愛いので(二回目)、当時苦手だった萌え系というか美少女系?の絵柄を克服できた 私にはカルチャーショックの作品なのである。
しかも、美少女ゲームが当然苦手だったのに、自分から色々調べてプレイしたくなるほどの劇的な効果。 予想もしなかった新天地が拓けてしまったのである…。
以後、4本続編が作られている。
(ジャンル:コメディ/日常系)
★呪術廻戦 (2020年10月-2021年3月放送/全24話/日本)
芥見下々・作の同名漫画が原作。
人間の負の感情から生まれる 『呪い』を具現化した化け物・呪霊を、呪術を使って祓う呪術師達の戦い。
美麗な映像と演出、1話目からグイグイ世界観に引き込まれて一気に見てしまった。
日本ではTVアニメのレーティングは設けてないようだが、呪霊の造形のおぞましさと、戦いの表現がややハードなので、そこそこグロテスクである。
まぁ、日本のアニメ そういうの多いから、もうそんなに感じないかもだけどw
オープニングとエンディングの映像がかなり意味深であり、考察が多く語られている。
劇場版の上映も決定しており、TVアニメも二期が待たれる。
(ジャンル:ダークファンタジー/バトル)
★ひぐらしのなく頃に (2006年4月-9月放送/全26話/日本)
同タイトルのゲームが原作。
昭和58年の、閉鎖的な習慣の残る日本の村が舞台。
豊かな自然と村人達ののどかで平和な日常と 村の風潮による陰の部分の対比。
『出題編』とされる本作は、数話ごとに違った展開の話になる。
その惨劇はなぜ起きたのか。
そのまま1話から見ていくとかなり???となる。 そこで後述の『解答編』とされる二期・『ひぐらしのなく頃に 解』と交互に見ていくことによって理解・完結する。
よって、解まで見ないと全く意味が分からないのである。
陰惨で血生臭い表現が多く、心理的にも辛いシーンがある。ゲーム(奉)のレーティングではCERO D(17歳以上)となっている。 そのくらいの表現があると心得よ。
ただ、今時のアニメの鬼や呪やその他でもブシャーでぽーんでグシャだったりするので、はっきりどの程度かは難しいw
(ジャンル: ホラー/ミステリー/ダークファンタジー)
★ひぐらしのなく頃に 解 (2007年7月-12月放送/全24話/日本)
アニメ二期。 前作の『解答編』。
出題編である前作の埋められなかった各種パズルの最後のピース。
ピースを埋めて全てのパズルを並べると一枚の絵として完成する=全貌が見える。
正解率1%未満とされるこの作品、これは分からないわ。 途中まである程度推測はできるにしても、後説明もありまず無理と言っていい。
一期と二期の話を交互に見て、更に各編を書き出してようやく関係性が見えた。
一期一話からそのまま見てもいいけど、やはり各編答え合わせしながら見るのがオススメ。 ↓参考までにこの作品のおすすめの見方のサイト
https://gm-life.net/higurashinonakukoroni_order/
団結することの大切さの光の部分と、団結によって起こる悲劇の闇の部分とどちらも見える。
とある人物について、決して許されないがそうなった経歴が悲しい。
ゲームにはないオリジナルの部分もあるアニメ版だけど、やはり尺の問題でゲームにあった部分が削られたとのこと。
アニメで興味を持ち、完全に知りたい人はぜひゲームの方をプレイしてみてください。 アニメの続編・スピンオフ、小説、漫画などもたくさん出てますがw
前作と同じく残酷表現が多いので注意。
(ジャンル: ホラー/ミステリー/ダークファンタジー)
★ひぐらしのなく頃に 業 (2020年10月1日- 2021年3月19日放送/全24話/日本)
前作・解から14年ぶりの発表。
リメイクかと思われたが、完全に新作。 前作の続編なので、無印・解 共に鑑賞してからを強くおすすめする。
製作会社も変わっている。 今回も見方が特殊なので、こちらを参考に。(ネタバレ注意)→https://kaketayo.net/higurashi-gyou-jikeiretsu/
今回も残酷表現バリバリあり。 黒隠しされたシーンもあるけど色々分かっちゃう人は結構キツイです… 場面によっては一番エグいかもしれません_:(´ཀ`」∠):_
何故 また惨劇の舞台に帰ってきたのか。 そして歪みは広がっていく。
今年7月にはおそらくこれで ひぐらしシリーズ完結であろうと思われる(分からないけど。スピンオフとかまだ出るかもだしw) ひぐらしのなく頃に 卒が放送される。
さて、全てが完全終結する日はどんなだろうか。
(ジャンル: ホラー/ミステリー/ダークファンタジー)
★鬼滅の刃 「竈門炭治郎 立志編」 (2019年4月6日- 9月28日放送/全26話/日本)
吾峠 呼世晴・作の同名漫画が原作。 鬼になった妹と 妹を救うために戦いを続ける兄の物語。
割と残酷表現もあるので、後述の劇場版基準でPG12相当。
大きな悲劇に見舞わられ、何度も窮地に陥っても決して挫けない心の強さと、純粋な部分を持ち合わす主人公・竈門炭治郎の成長を見守るという感じの一期。
仲間とのわちゃわちゃ部分との落差が結構あるw
敵の鬼達もみんな事情があり、鬼側に思い入れが大きくなることも。
鬼殺隊の柱が揃って物語も面白くなってきたところで一期が終わるので、続きが非常に気になってしまう。 やっと全話見たところで劇場版が公開されたのでコミックスが全く手に入らなかった… そろそろ買えるかな?
続編で劇場版がある。 二期も放送予定。
(ジャンル:和風剣戟/ダークファンタジー/伝奇ロマン)
ありがとうございます! 更新や制作の力とさせていただきます!٩( 'ω' )و