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南アフリカ生活200日目をまとめたぞっっ


南アフリカにプチ移住をし、6月1日でちょうど200日となった。
4月1日からのnote毎日更新も60日以上が経った。

ということで、サクッと200日を通して感じた自分の変化や南アフリカ(ケープタウン)についてをまとめた。
(過去にも40個くらいだらだら箇条書きしたのでサクッとみたい人はこちらに)

前提として、ぼくは、日本では転勤族だったので色々なところに住んだことはあるが、海外にこれだけ住んでいたことがない。
なので、「他の国」との相対的な感想ではなく、「32年間生きてきた価値観」を基に感じたことを書く。

南アフリカについて書くが、ぼくはケープタウンしかいないので、ケープタウンを主語に話していく。他の都市にも行ってみたいが、ここが最高すぎて中々腰が重い。

ケープタウンの良さは、自然と街の融合だ。

そんなケープタウンは、ざっくり一言でいうと「日本同様の物価のスモールサイズのロサンゼルス」と思う。

過去にその自然の良さは伝えているが、
街と海と山と森が全部15分以内に車で移動できて味わうことができるのが、1番魅力。

あとは、朝日と夕陽と空が綺麗。ロンドンのように意味のわからない雨が降らない。
まだ冬を体験していないけれど、四季もある。
四季はあるものの、冬は、朝晩は5-10度程度で寒いものの、日中は晴れたら15-20度くらいなので秋のように快適に過ごせるそうだ。
気候でネガティブなことは、風が強すぎること。
最近はまだマシだが、3,4月は台風レベルの風力が、週2,3回あってこれは結構萎えた。
母校のグランドに南の風 風力3というホテルがあるが、風力3どころじゃない。
(むしろ、風力3ってどのくらいなのだ)

山梨学院の名物ですね。

夏は日本のようにジメジメしていなくて、カラッとしている。空気澄んでいて、太陽と空が毎日綺麗だった。
そのため、舞台俳優がスポットライトを浴びるように、毎日外で1時間くらい日を浴びていた。ぼくの天サロ史上最も綺麗に焼けた夏だ。

自然と気候の話で終わっちゃいそうなので話を変えるが、
生きる上で自然と気候が大事な人は、例えば日本の冬のシーズンの12-2月にハワイに行く代わりに来てみてほしい。
ぼくは、余力があれば毎年居たい。

物価は普通、料理も普通よりちょっとGood

物価については、ざっくりスーパーなどの買い物は日本より2割くらい安い。
しかし、レストランとかにいくと料理は、1.3倍ほど高い。
でもお酒(特にビール)は安いので、トータルで言うと日本とトントンくらいに思う。
カフェはアメリカーノが200円くらいだが、日本もドリップじゃなければそのくらいだと思うと同じくらいか。
でもガッツリ席座って仕事や勉強をすると、チップも払ったりするのでもしかすると日本より少し高くついてしまうかもしれない。
でも、ほぼ全てのカフェにWifiもあるし、環境と雰囲気は良い。
朝も6:30や7時くらいからやっているところが多い。

料理は、アジア料理もいくつかあるし、やはり世界のSUSHIということでスシまがいなものを提供してくれるお店も多々ある。なんならスーパーに惣菜として割と陳列されている。
日本人の方が開いている和食のお店もケープタウンにはあるので、日本食が食べたくなると行く。

さすが元イギリスの植民地だけあって、FISH and CHIPSやNIKU and CHIPSみたいなワンプレートどかん!型の料理提供は多い。

ステーキはどこも美味しい

味については、まあ普通というかトータルで見ても70-80点くらい。

というか、料理については日本が良すぎるので、こちらの人が美味しいよと絶賛する店に行ったとしても、あー、うん。よくある感じね。というレベル。
でも、ピザは割と美味い。(ピザは、どこも美味いか笑)

日本へのリスペクトと最高の笑顔は世界共通

次、人と文化。
これは、英語が話せないので、頑張って聞き取った単語や話者の表情、行動から感じた主観でいう。

人は、一言でいうと、屈託のない笑顔が多く、素直で人懐っこい。
これは、Uberやお店の店員、ふらっと話しかけられた人や街にいる人々を眺めた様子から感じた。

「日本」というブランド力と僕が、南アフリカには稀有な日本人であることが理由でもあると思うが、非常にみんな優しい。
特にUberの運転手で日本車に乗っている人は、日本リスペクトがとてもある印象。
(自分の苗字とSUZUKIの車の話はこちらに。)

あと、ワインファームを手伝った時の彼らの振る舞いを見てると、とても真面目で素直で頑張り屋。一生口を動かしててやかましいけど、笑顔に溢れていたので問題ない。

また、移民者が多いので、どこ出身なんだいが必ず会話の糸口となる。
そこからの会話が楽しい。
あと、肌の黒さもあって、蛍光色や原色が本当に似合うので、街中にいる派手目な人がとても映えていて良い。おしゃれ。
それでいうと、ボカープ地区をはじめとする街の色彩もとても豊か。
アパルトヘイト時代を乗り越え、奴隷にされていた方々が解放された喜びを表現するためにハッピーパステルカラーに塗り替え、美しく改修されたと言われている。
喜びを色で表現するという感覚がすごい好き。

英語を覚えるのってまじで甘くない

続いて、言葉について。
英語圏なので勿論みんな話せる。
でも、特にアフリカ人は、アフリカンヌ語も話すのでそのクセが以上に出ていて特に黒人は全然聞き取れない。
だから、自分の英語力がないから聞けないのと、そのクセっクセのせいもあり毎日挫折を味わっている。
全然、成長していないじゃんと。

ぼくが南アフリカに来た最も大きな理由は、とにかく英語を話せるようになりたいということ。
これは、非常にまだまだまだの道のりで、白状すると20%くらいの達成率。
留学とも違い、日中はゴリゴリ仕事で日本語を使っているのもあって、中々英語漬けというわけにはいかないのもあるが、まあ甘くみていた。

「海外住めば、英語は身に付く」
なんて、専ら嘘。嘘というか本質じゃない。

英語聞いてれば、耳が慣れるも、本質じゃない。

どのような環境でも結局は、日々の積み重ねと能動的に学び続けるかどうか。
英語圏にいることで、「臨場感」を掛け合わせた学びを得ることができるので、その点はとても効果はあると思うが、受動的で成長するほど、人間世界は甘くない。

最近、ようやく要領が掴めてきそうで変化が訪れそうだがどうなることやら。

また、これは誰もが知っている事実で、ぼくもそれが理由に英語を学びたいのだが、英語が話せる”だけ”で、世界が本当に広がる。
こっちにきて、あらゆる国の出身者と出会ったが当たり前にみんなが英語ができる。

楽器演奏者や歌手が音符を読めるのと同様に、英語が話せるは、当たり前に持ち得ているスキルである。

共通項があると初対面の人と話がしやすいのと同様に、
英語が話せる、そしてこの国にわざわざ来たというだけでもう既に会話のネタが落ちている。だから、誰もが自然に仲良くなっている。

この感覚が広がるだけで、もっと人生が豊かに彩るのかと思うとワクワクする。

まとめると、これはしないほうがいいことを教える。
ぼくもよくやってしまっていたが、留学や海外居たことあるひとに対して、
「え、じゃあちょっと英語喋ってみてよ」っていう軽いノリ。
あれは絶対しないほうがいいということ。(笑)

高校選手権優勝していようが、リフティングが下手なやつはいるのと同様に、
「ちょっとリフティングで技やってよ」って言われると嫌なのと一緒で、あんまりこれよくないなと思った。

まとめるぞー!

ここまでで、約3,000字。
よく読んでくださいました。

60日間note書いていて、最も長くなったし、これまで書いていたのが意味無くなるくらい、まとめてケープタウンのポイントを書いた。
それでも、明日からもとりあえずは、連続100日を目掛けて頑張る。

ケープタウンは、割といい。冒頭にも述べたが、それは絶対的評価になってしまう。
だから最近では、比較をするためにも他の都市や国に行ってみたいと思っているので、もしデジタルノマドや他の国に住んだことがある人は教えて欲しいです。

ケープタウンを好む人は本当に多い。
だから、アメリカやヨーロッパに収入源がある人は、物価が自国より安いので住む人が多い。
また、50カ国以上を巡った人が、ケープタウンが1番好きかもしれないという感想を抱くパターンが結構多いようだ。
ぼくも数人からその感想を頂いている。だから移住者も多い。

とりあえず、なりふり構わず、目標も夢もないまま飛んできたケープタウン。
200日の生活で色々と発見や学びがあった。
あとどのくらい居られるかはわからないが、引き続き毎日毎日、生きることを楽しむ。

それじゃあ!

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