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自然と街の融合は、ロサンゼルスかケープタウンくらいだ

昨日、南アフリカの良さを考えるために、箇条書きで挙げはじめたところ、40個も出てきてしまった。
そしてその内容の薄さに、誰の身にもならないことを遺憾に思ったので、そのいくつかを日にちをかけてご紹介していきたい。

その前に、僕の住むケープタウンについてChatGPTに説明してもらった。

ケープタウンは、南アフリカ共和国の都市であり、同国の立法の首都です。国内で二番目に人口の多い都市であり、南アフリカの南西端に位置しています。ケープタウンは、テーブルマウンテンとその周辺の自然美、文化的な多様性、歴史的な建造物で世界的に有名です。また、大西洋とインド洋の間に位置することから、独特の気候と豊かな海洋生態系を持っています。喜望峰などの観光名所もケープタウンに近く、多くの旅行者を引き付けています。

ChatGPT
wikipediaより引用

左下に位置するのがケープタウンで、右上のPRETORIAには、大統領官邸などがあり、その下のJohannesburg(ヨハネスブルグ)は、不要不急の渡航はやめる様にと政府から言われるほどの危険な街である。
しかし、ここには日本の商社やトヨタなどのどでかい日本企業の支社がいくつかあるようだ。

僕は、そこから飛行機で5時間くらいかかるケープタウンに住んでいて、ここはまだ南アフリカの中でも治安はマシな方ではある。
(治安の話は、今後追々します。市街地の一人歩きは基本的にNGと言われるほどデンジャラスな国です。)

テーブルマウンテンから見下ろすケープタウン

ケープタウンの魅力の一つは、ぎゅっと凝縮された、自然と街を同時に味わえる地理環境にある。これは僕がケープタウンを紹介する上で、一番はじめに伝えたいことである。

先の写真は、テーブルマウンテンというケープタウンの観光地である美しい山をロープウェイで登ったところからおさめている。
標高は1,086mで富士山の1/3程度で、高尾山よりは1.8倍程度は高い。
山頂は、風が強いため、カツラは間違いなく外れる。
また、その山頂がテーブルのようにまっすぐなので、テーブルマウンテンと呼ばれているのだが、そこにはレストランがあり食事や休憩所としても有意義に時間を過ごすことができる。
ケープタウンに住む人の多くが、ハイキングを好み、テーブルマウンテンやその周辺にあるライオンズヘッドなどの山をハイキングすることを趣味としている。

割と頻繁に火事が起きる
山の麓にあるのがロープウェイ。5分程度の距離感
山頂のレストラン

山から、ケープタウンが見下ろせるのは、とても綺麗だね。という話が重要ではない。
ポイントは、その距離感にある。
先ほどの写真の街並みの中心地から、ロープウェイの入り口まではおそらく15分ほどで着くことができる。
街中で、美味しいコーヒーを飲んでいたと思ったら、15分後にはそのカフェを見下ろすことができる。
つまり、今日何する?ちょっと山登ろうよ。という感覚で、この景色を味わえるのが最高なのだ。

そして、その同じ距離感をもって、港には大きなショッピングモールと観覧車のあるV&A ウォータフロントに行くことができる。
ここでは年末に花火が上がりカウントダウンを楽しめたり、色んな国の料理が味わえる倉庫のような建物、水族館、高級ブティック、一流ホテルも併設しているので、いつも多くの人で賑やかな雰囲気を味わえる。ケープタウンの観光地の一つだ。横浜のようなところである。

それだけでは終わらない、同じ距離感をもって、最高に綺麗な海と砂浜を味わえることができる。
ここは、Camps Bay と呼ばれる地名のビーチで山の反対側に位置するが、Ubetで15分もかからずと行くことができる。山をアップダウンするものの、下る時にはデカすぎる高級住宅街を通り、かつ一面に海が見える景色を味わうことができる。
海では、800円程度でビーチパラソルとリクライニングチェアを貸し出してくれるので日を浴びるのも、水を浴びるのにも最高だ。

見下ろした街の中心地はケープタウンセンターという。要は渋谷のようなところである。
そこから、半径15-20分の距離感で、商業施設、水族館、山と海、もう少し行くと森と植物園まで味わえてしまうのだ….。
車通りは多いものの、そこまで渋滞で苦しむこともない。

このような自然と街の融合において、僕は少しロサンゼルスに近いと思っている。
ロサンゼルスも、ハリウッドサインの見える山(いや、あれは丘か)とベニスビーチやサンタモニカ、ビバリーヒルズなどをとても近しい距離感で楽しむことができる。
正直、あれほどの規模感はないものの、円安の今、物価も日本と同じくらいで同様に自然と街の融合を味わえるのは、このケープタウンをもって他には中々ないのではないかと思うのだ。
(他に国を知らないだけであるが。笑)

と、一つ一つの紹介内容は薄いものの、まずはケープタウンの魅力の一つである自然と街の融合について紹介した。この内容だけで、今まで興味のなかった街から、マーケティングファネルでいうところの、”無知”のフェーズから、認知、もしくは興味にまで段階を進めることができたのではないかと淡い期待を抱いている。

今日は、2000文字以上書いた。これが日曜日の良さかもしれない。

明日からは、またひっそりと書きたいなと思う。


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