全てはあなたの頭の中のこと 2

今朝 銀行の外にある ATMを使用していると そばに日系人の
年配者が 立っていて どうぞと声をかけると 窓口に行くから
いいんだよと言ったついでに ポケットから手のひらぐらいの
小さな冊子を取り出し よかったら 読んでみて 教会にきて
くださいと 言われました。
彼は 自分は 何の信仰もなく 生きてきたんだけど 姪に誘われて
教会に 初めて行ったら 自分は 全くの別人になって 教会から
出てきたと 体験談をシェアしてくれました。
もっと 話したそうだったのですが その人の知り合いが 銀行から
出てきて 挨拶している隙に お礼を言って 立ち去りました。
今日は 仕事を休みにしたのですが オフィスの掃除や 仕事で使う
リネンの洗濯があったので インフルエンサーの話しを聞くことに
時間を使いたくなかったのです。
世にネットが登場する前 さまざまな 神を信仰する信者たちが 勧誘や伝導を
目的として それぞれ 一軒一軒 歩いて回っていましたが その人たちこそ 今でいうところの インフルエンサーの前身ではないでしょうか?
洗濯している間 その冊子の中身を覗くと 漫画仕立てになっていて
文字だけだと飽きる人や 漫画やアニメで育った世代にも 馴染める
構成になっているところに 感心させられました。
若い世代の 信者からのアイディアかも知れません。
いかに 魅力的に 教義を伝えるか?こういうところは ビジネスや
教育と 同じなんだなと思います。
以下は 途中のページですが ストーリーは 若者が 走ってきた車に
飛び込んで 自殺しようとしたところ 年配のドライバー(信者)が 
会話を通して 自殺を思いとどまらせるという構成です。


上の画像は ストーリーの一部のみですが 自殺の原因になった 若者の危惧が
書かれています。
若者:世界中には 1億人分の食料を生産する土地しかないんだよ。
年配:現在 8億人だね。
若者:15年のうちに 9億人になるよ。
そして 次の画像では 海が汚染されて 死にかけているという話しをします。面白いことに 気象操作がダメージの原因の一つであることも 書かれています。
その後のストーリーは 若者が まるで 出口が塞がれているような 状況の中で 生きていてもしょうがないから 自殺しようと思ったと 年配者に話します。
年配者は、神の力なしには 不可能なようだね(出口を見つけるのは)と言いながら 今 起こっている あらゆる危機的状況は 何世紀も前から すでに聖書の中に書いてあるんだよと言い また、神が 真実のフォロワーのみを 危機的状況にある地球から エスケープさせることができると言ったところで 若者は 年配者と共に フォロワーになることに決めたところで 話しが終わって
います。

今朝 ATMの前で 出会ったおじさん。
聖書を元にした 牧師さんの話しで 世界の捉え方が変わったこと、見方が変わったことが 彼自身が別人になったと表現された所以だと思いますが 教会に
行ったことがきっかけで 別人になって人生を歩むことができたのなら それは よかったですねと思います。
ですので 冊子も 突き返すことなく 持ち帰り 一応目を通しました。
要は 私たちを 不安にさせる あらゆる要素が 世界に蔓延しており その
不安は 神(その人たちの信仰する)を信仰することによってしか 解消され
ないというものなのだと思います。
でももし 私が この神じゃないのよねということが理由で 救われないと
したら この神って かなり選り好みということでもあります。
食糧危機は 人工であり 実は有り余っていると 私は思っています。
市場がコントロールされている。それは貿易協定などの政治的なこと 株価の
操作もです。
でも それを おじさんには言いません。彼の人生の中で 初めて神を信じると
いう彼の経験(体験)は それだけで 確かに彼に新たなる何かを もたらしたと
思うからです。
私個人は 人の数だけ 神がいていいと思うのです。
なぜって その人の頭の中のことなんて 他人には わからないじゃないですか?
そうすると 相手が何を信じていようが こっちに迷惑がかからない限り
どうだっていいことでしょ?と思うのです。

話しは変わりますが 注入事業が始まった頃 とある 日本人女性から
連絡が来ました。ご主人のために 予約を入れたいという電話でしたが
メッセージを読んでいると 彼女にも かなりのストレスが感じられ
あなたの方こそ マッサージが必要なのではないですか?というと
注入拒否から解雇になり 経済的に余裕のないことがストレスになっている
というのです。それで 一時的に ご主人に支えてもらったらいいじゃないですか?というと それは言えないというのです。ご主人は アメリカ人です。
仕事がうまく行っているので 奥様を 少しの間 養うことなど 問題では
ないと 思っての発言です。
それに対して 言えないという返事は 夫婦ではない人たちの発言のように
聞こえました。これは 私が 思うことですが 夫婦であれば 必要な時に
支え合うものではないでしょうか?それは 楽しているとか 甘えているとか
利用しているということとは 違います。
それで 夫婦というのは 困っている時こそ 助け合うものではないですか?
そうした 関係を 必要に迫られ 築いていけばいいのではないですか?と
いうと 怒ったように そうですか?と返事が 返ってきました。
海外に住んでいると 結構 嫌な日本人に会います。
そのほとんどが 経済的に 不安を抱えながらも 自立していないのです。
その時の 不快感から 私は その女性に 自分からは 近づかないように
していました。私と彼女は 親子ほど 歳が離れています。
ですので 私が 若い人たちの気持ちが わからないのかも知れません。
あれから 2年半が過ぎようという頃 彼女から 連絡があり どうしても
腰が痛いので 見て欲しいと言われました。
すぐ会った方がいい気がしたので(私は人生の殆どを この“気”がするという
感覚をもとに生きている) その日に 来てもらうことにしました。
セッション前の 会話の中で 旦那さんと同じベットに寝ているのですが
彼の方が体重が重く マットレスが沈むのが 原因かとも考えて マットレスの
上に引く マットレストップ(8cmぐらいの厚みのあるスポンジ)を 真ん中から切ったんですという言葉は かなり決定的に 彼女の彼に対する嫌悪感が現れていました。
よくテレビ番組などで カップルが喧嘩して ベッドや部屋の真ん中に線を引いて こっち側は私の領域で あなたのはそっち側だから こっちに来ないでねというのがあるけど そんな感じです。
経済的に自分が不便をしても 決して頼りたくないのは 迷惑をかけたくないと強く思っているか 自分が不利になる選択だけは 絶対にしたくないかの どちらかと思えます。不利になる選択をしたくない根本には 別れる時のことを すでに想定していることが 考えられます。
迷惑をかけたくないと思う場合 頼ることも関係のうちというのを 学ぶ必要が
あります。
私は そのことには触れずに セッションを開始し 彼女が言いたいことを
言わせることにして 仕事を進めました。
今の職場で 上のポジションに行くチャンスがあり そうすると 独立できる
だけの 給料がもらえることになるという話しから 自分の夢を諦めなくては
いけなかったのは 自分が彼を 甘やかしてきたことが原因だったこと、甘やか
したのは 出会い当初、彼の気持ちを自分に釘付けにしたくて 彼のために なんでもしてあげたことが原因で 自分の責任ですと どうやら自分の中では
ある程度 問題解決しているようすでした。
突っ張ってる割には 別れる度胸がないようで「あなたが 彼を 愛せないなら
さっさと その席を立たないとダメよ。会いた席には 彼を ちゃんと愛してくれる人が 座るんだから さっさと退きなさい」と助言のつもりで言いました。
確かに 出会いの当初は 彼のことが好きだったのでしょう。
でも それは 愛ではなかったのです、残念ながら。
なんとしても 釣り上げたかったのです。
それで 当時の自分のキャリアを諦めても 尽くしに尽くして 彼を 有名人に仕立て上げ(仕立て上げたと本人は思っている)たのはいいが 彼だけが注目を 
浴びるようになり 縁の下の目立たない自分を ちやほやする人がいなくて 
今になり 悲しくなってきたのです。
そこに 下手な競争心と ここまでしてやったのにという ある種 恨みにも
似たような感情がわき起こり 腰痛を生み出すことで マットレストップを
半分にちょん切り 彼に 別れようという サイレントメッセージを送る羽目になったのでしょう。でも そうしたやり方は まるでサイコパスのようです。
そうではなく 思うことを 伝える努力をすれば それでいいのではないでしょうか?
念願かない あなたは有名になったので この辺で自分のキャリアを築く方向に エネルギーを注いでいきたいと思っていますがと 言えばいいのです。
仮に 彼女が 当時のキャリアを捨てていなければ 今の 彼のように有名になったかは わからないのです。
当時 大手から 仕事の依頼があったようで それを断ったことに 後悔があるのでしょうが それだって その企業が頓挫すれば 彼女も仕事を失うことになるのです。現に その企業は ロックダウンの影響で 全ての取引先を失い 看板を下ろしました。
だから ある意味 人生は 彼女が生きるべき方向に進んでいるのですが 気づいていない自分が 彼を悪者にすることで 自らを悲劇のヒロインにしたて
あげるという あまりにも 安いお話しです。

前回 全てはあなたの頭の中のことという話を 書きました。

今回の話しも そのような内容です。
教会に行ったことで 別人になったおじさん、自分のキャリアを諦めても 旦那のことを有名にしたと思っている女性も その人たちの頭の中のことです。

確かに 風は変わり 海のうねりもこれまでとは違います。
そうした変化は 現実に起きています。水は 見えるところだけ流れているのではありません。地面の下に水脈があります。
そこを刺激し 水の膨張を利用すれば 災害を作り出すことは 今では可能です。そして原因が見えないので ほとんどの人は目に映る光景から 天災だと
言うでしょう。全ての災害が 人災だと言っているのではありません。
でも 天災に見せかけた 人災もあるということです。
今流行りの 急性のがんや 心筋膜に関する症状も 自然のようで 実は 作られたものなのは 知る人ぞ知るです。
それは 頭の中のことではありません。

最後に 上の話しとは 全く違う内容の話しで閉めたいと思います。
LVADを ご存知ですか?心臓移植のための 心臓の提供を待つ間に
利用される 機械的にポンプの役割を果たし それは身体の外に装着
します。バックパックに入るので 利用者は日常の行動を それほど
妨げられることがありません。
体内の心臓が 働かなくても このポンプだけで 5年半生きれるという
データがあります。
注入事業は 心臓に影響を与え また注入した母親から生まれた赤ちゃんで 
生後まもなく 心臓移植が必要と 診断された現実が 身近であります。
LVADの技術は アメリカでは 8年ぐらい前から使われてきたと思います。
また 血栓や敗血症、免疫疾患から来る血液の病気で 四肢の一部を
切断している人も 増えているように思うのですが 人工の四肢の技術も
日々進歩しているようです。
人間と機械は 今では共生していると感じるのは 私だけでしょうか?
そして こんな時 いつも 銀河鉄道999の 鉄郎のことを思うのです。
メーテルという名前の意味は ギリシャ語で母親だそうですが メタルを
もじったと私は思っています。機械帝国の女王の娘ですしね。
もう一回見たいなと思いますが あの頃 毎回いいところで つづくに
なっていたので 見続ける 忍耐力があるかは わかりません(笑)。
イルミダスとか なんだか もじったような惑星が出てきたり 
不思議な物語です。松本零士は 何を知っていたのでしょうか?







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