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5/23は、感謝する日。



5/23は、我が家の長男のお誕生日です。


長男と出会うまでの私

私は、学生時代から就職しても、真面目キャラを貫いていました。というか、なんとなくその方が自分を守れたからなのかも、と今になっては思います。小学校までは天然キャラだったのに、あららw


と、いうわけで、真面目キャラできちゃったもので。おそらくまわりはビックリしたかもしれません。誤解を恐れずに書くと、当時は授かり婚なんて!という風潮もまだあった気がします。結婚(籍を入れる→結婚式をする→子どもを授かる)というような方程式が当たり前、だと。


方程式と現実は違う

ただこの先☟の話は、私たち家族、夫婦の話です。

私たち夫婦にとっては、一般的な方程式に当てはまらなかった、それだけです。

でも、それで良かったのだと、本当に思います。

長男が来てくれていなかったら、この現実は無かったと思うから。


私は新しいことがしたくて、当時勤めていた会社を辞める意思を伝えた2日後に長男がいることが分かりました。また、夫は別の会社で準社員として働いていました。5年半ほどお付き合いはしていましたが、結婚はまだかな〜なんて思いながらも、結婚するならこの人だろう、というそんな感じでした。


だから、エコー写真を見た時は、もう衝撃‼︎ということはほぼ無かった、というのが事実。それよりも、親にいつ、どうやって話したらいいかな、という方が先にきてた記憶が。親も付き合ってることは知っていたので、そうか…という感じで。先におめでとう、という言葉は出てこなかった、けど嬉しかったと、あとで手紙を貰いましたが、この出来事がキッカケで、親との心の距離が近くなったのも事実。母子家庭で育った私にとっては、母もとても悩んだみたいです。そんな母の話を聞いてくれて、付き合ってくれた妹にも感謝。


そんなこんなで、物事は進むときはトントン拍子に進む、と言いますが、まさにそれ。

そのエコー写真を撮った月に、それぞれの親と顔合わせをして、次の月には籍を入れて、次の月には引っ越しをしたかと思えば、式場見学をして、即決。(日取りとプランナーさんに本当に恵まれました‼︎)その次の月には、結婚式をしました。

ここまでの期間、わずか4ケ月。

言えるのは、結婚式は、準備期間がなくても出来る‼︎(それについては、たくさんの人に協力して貰ったので、また書きます)


これだから人生どうなるかわからない

ただ、仕事をしない、やることがない、体は自由ではない、ないない3拍子になったのも事実。出産までの間、今までなら出来なかったことをしたい!と思って、興味のあった講座に出かけます。その講座で出会ったのが、バカンスの創設者と出会うキッカケをくれ、そしてライティングチャレンジのきっかけをくれた、私の大好きな女性です。

仕事を続けていたら、結婚していなかったら、長男が来てくれていなかったら、おそらく彼女と出会うことはなかったように今は思います。


長男のすごいところは、揺るぎない居場所を作ってくれたこと、私を新しい世界と人に出会わせてくれたことです。彼の力はすごい。私の親や妹、いとこたちの意識も変えてくれた彼。

結婚式では、忘れもしません。叔父が母より妹よりも号泣してくれました。

「はっとちゃんみたいに、私も授かり婚でもいいな」

と、いとこに言われた時は、あぁ肯定的に受け止めてくれていたんだ、とただ嬉しかったです。


人間だもの、色々あります

ただ、楽しいこと、幸せなことだけでは無かったですよ。もちろん、色々あります。人間ですから。なんたって、腹黒はっとなので。悩んだし、暴言も吐いたりしました。(いや、現在進化形か)

夫婦間はもちろん、親子間でもどんなに子どもが小さくてもあります。だって、性格も性別も違う。男の子なんて、未知の世界。女ばかりの家族、学生時代を過ごしてきました。しかも仕事も女性がほぼ。身近の男性は、夫、義父、叔父…。

男の子は小さな彼氏

とは聞いていましたが、たしかにそれはあるかも。可愛い時は無条件に可愛い。ただ、憎たらしい時は、本当にそう。きっと、彼もそう思っていることでしょう。

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ただ、彼が大きくなった時に、自分がいたから、パパとママの現実があったことは知っていて欲しいなと思うのです。それが、これから生きていく上で、何かしらの自信になってくれるかもしれないから。

ただ、ただ、おめでとう。ありがとう。

お誕生日おめでとう、の日は、ありがとうの日。

そんな思いが毎年深くなりつつあります。

彼はもしかしたら、きっと早く独り立ちするでしょう。そう思ったら、あと何年一緒にいて、ママ大好きと、言葉で伝えてくれるのでしょう。まだまだ、ランドセルにからわれている姿も、あっという間にそうではなくなって、声も低くなるのでしょう。1日1日を目に焼き付けておけば良かった、ときっと何年後かには思うのかもしれません。

君が大好きな人と結婚式をする時には、たくさん泣きたいなとママは思うのです。

周りの人に感謝して、楽しく自然体で、そのままの君で大きくなってね。

おめでとう、ありがとう。

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ママ







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