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私と妹と鹿とアナグマと

女子会ドライブ

先週、妹と神社へドライブに出かけました。

何を隠そう、(いや公表もしていないので隠してはいませんでした。)神社、仏閣大好きです。特に、神社が好きです。理由は分かりません。おみくじ引きたいからかもしれません。元気がない時は、元気をもらうというか、その時の自分をきれいに洗い流してもらうような感じもします。

1日参りというのを知ってから、毎月1日には行けないけれど、毎月1回は神社へ行って、神様にお参りしたあと、その月のおみくじを引く、といった具合です。

ただ、元々神秘的なものとかも好きです。占いとかも信じます。ただ、すぐ忘れもします。ポンコツ丸出しでございます。


大分話がずれましたが、戻すと、妹と目的の神社に行く途中、


鹿!鹿!鹿がいるー!写メ写メ!

と、まさかの出会いにビックリしている間に、決定的瞬間を取り逃がしました。携帯がどこに入っているのか探し出せなかった。⇦ポンコツその②ちゃんとこの目では見たんです。しかし、また偶然の出会いが。

タヌキー!

次は学習したので、写真を撮ることができました。しかし、写っていたのは後ろ姿でした。後日わかったことは、タヌキではなく、アナグマだったということ。

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こんなに動物と出会うことは、小さい時に祖母の家近くの温泉に行く山道くらいです。それ以来だったこともあり、これは絶対何かあるかもしれない、と妹と2人でなんだかウキウキしたものです。


子どもたちがいない車内で

私たちは2人とも子どもがいます。お互いの休みが久しぶりに合い、子ども抜きでのドライブ。

テンションが上がらないはずはありません。お迎えまでの限られた時間だと尚更。

小さい時から大人になるまでは、よくケンカもしたものです。それが変わったのは、お互いに結婚し、子どもが産まれてから。同性同士だからこそ分かることもあるし、価値観の違いも多いにある。なんなら、性格はほぼ真逆です。彼女は、本当に努力家です。好きなことには一直線。見えないところで努力しています。私には真似することは難しい。私たち姉妹を例えるなら、専門職とマルチプレーヤー。だから、今はお互いを補えるのかもしれません。

お互い30代になり、よく話すのです。

「(私たちの)お母さんとおばちゃんのように、ずっと仲良しの姉妹でいようね」

と。理想の姉妹像がすぐ近くにあることは嬉しいです。ほど良い距離感を保ちながら、協力できるところは協力していこうね、と。


鹿とアナグマみたいに、外が気になるときに姿を見せようかな

30代にもなると、新しい友達を作ることって容易ではないかもしれません。結婚し、子どもができると尚更かもしれません。昔からの友達も、ライフスタイルが変わってくると、中々昔のように付き合っていくことは難しいことは、実感しています。だからこそ、元々深く長く付き合っていくことをしていた私にとって、友達は指折り数えるほどです。しかし、そんな友達がいることが本当にありがたいことです。

新しい出会いも増えていきます。しかし、関係が続くかというと、数えるほどのご縁かもしれません。だから、そこから学んだことは自分が好きな人と付き合うこと。自然と似たような感覚の人と付き合うことが出来る様になってきたように感じます。やっと、やっとです。

きっと、鹿やアナグマに出会ったのも、自分が外を気になった時に、ひょいっと様子を見るような、そんな軽いフットワークでもいいんじゃない?と言われたように、今になって思います。


ポンコツ丸出しで生きた方が

ポンコツ丸出しで生きた方が、楽だなと思うことがいっぱい出てきました。腹黒やら、ポンコツやら、自分を下げるようなことばっかり書いてない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、今の私にとってはこれが褒め言葉かもしれません。

だって、素なのだから。

基本、本当は何もしたくない、ゴロゴロしていたい、なんならお昼寝していたい。仕事、行きたい時だけ行きたい。子育て、誰かお願いします。

すごいでしょ。

でも、大分楽になりました。

また、姉妹ドライブしたいものです。


おしまい



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