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「教育の原点」とは

こんにちは。今回のテーマは少し難しそうなタイトルですが、面接で聞かれることもあるそうなので、考えていきます。


教育の原点とは学校でしょうか、それとも家庭でしょうか、愛情を注ぐことでしょうか、勉強を教えることでしょうか、どれも大事ですが、私はやはり全部ひっくるめて自信を持たせてあげることだと考えます。


親でも教員でも、子どもがどのような子なのかしっかりと理解し、得意なこと、良いところを伸ばしてあげる。そうすることで、子どもの自信になります。


私が講師をしている塾にも、本当は才能があるのに、やればできるのに、自分にはできないと決めつけてしまっている子がいます。そういう子は、幼い段階でやる気を失ったり、自分はダメだと思い込んでしまい、すごくもったいないと感じます。そういう子には、段階を踏んで、少し教え方を変えるだけで、スラスラ解けるようになることがあって、だんだんと意外とできると気付くようになるのです。こうやって解かなければいけないと決めつけるのではなく、様々な観点で考えさせてみて、その子が一番分かるやり方を提供していくことで自信をつけていきます。


また、本当に勉強が苦手で、集中力もないけれど、好きなことにはとても熱中できる子もいました。その子は、どうやって教えても、集中力がなくてすぐに立ち歩いてしまう、いわゆる問題児でしたが、休憩になると、好きな自動車の特徴や電車についての知識をたくさん披露してくれました。そういう子は、学校のカリキュラムに沿った勉強は合わないのかもしれません。ある程度教えてもやる気がないのなら、一旦諦めて、その子が好きなことを伸ばしてあげるのも教育です。好きなことをもっと極めてみなと言ってその子が満足いくまで調べさせ、学ばせてあげます。そして、新たに知識を習得できたら褒めてあげることで、自信に繋がります。そういう子は、その時は対応に困ることがあっても、そのうちに自分でやるべきことを見つけて勉強しだすかもしれないので、一旦は見守り、好きなことだけを極めてみるというのも大事です。


このように、子どもには多種多様なタイプがあり、どこかに秘めている才能や良さはあるはずなのです。そこを親や教員は見つけ、理解していくことが重要です。そして、それを愛情という形で返したり、勉強を教えることで返したりやり方を模索して子どもに自信を与えてあげるのが大切です。自信を持つことの大切さについては、以前も書いたので割愛したいと思います。


教育の原点は子どもの自信をつけること、私はそう信じて子ども一人一人の可能性を最大限に伸ばせるような教員になりたいです。


今日はこのへんで。。