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よい行動を増やすには-行動の機能-

みなさん、こんにちは。
発達×作業療法士です♪

今回も引き続き、よい行動を増やすには?

ということで…

私たちが行動する時にどのようなこと・機能がきっかけで、行動を開始しているかをお伝えしていきます♪

では、早速本題に入ります。


1.行動を分析する

お子さんの行動をよくしたいと思った時に、最初に考えるべきことは、
なぜその行動が起きたのか?
ということを具体化していくことになります。

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スライドのように私たちやお子さんの行動が起きる・起きた原因を考えるには…
・先行刺激:行動の前
・結果:行動の後

に何が起きたのか?どのような結果が生じたのか?を考えていくと…
行動が起きた原因や理由の予測がたてやすくなります。

そして、行動を変えていくには前回お伝えしたように…
行動の後の働きかけ
が重要になってきます。

もし、よければこちらから前回の記事もお読みください⬇


2.行動が起きる4つの原因

では次にお子さんの行動が起こる主な4つの原因をお伝えしていきます。

大きく分けて以下の4つが原因となると言われています。

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それぞれの項目について簡単に説明していきます。

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獲得の例
・おもちゃを買ってほしくて駄々をこねる
・友達が使っているおもちゃを奪うなど


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逃避の例
・宿題をやりたくなくて、違うことをする
・学校等に行きたくなくて、泣くなど


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注目の例
・構ってほしくて、叫ぶ・暴れる
・注目をあびたくて、奇抜な行動をするなど


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感覚の例
・爽快感が得たくて、トランポリンを行う
・刺激が得たくて、常同行動(同じ動作を繰り返す)するなど

の4つがあると言われています。

お子さんの行動がどの原因がきっかけに生じているか、考えたり、分析することでお子さんのより良い行動を導くきっかけになるかと思います♪

少しでも皆さんの支援や子育てのきっかけになれば幸いです。

ではまた、次回。

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