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『UVレジンを楽しむ本シリーズ』ペーパーバック出版裏話
電子書籍版だけだった
『UVレジンを楽しむ本シリーズ』
こちらの書籍をペーパーバック(紙の本)でも
2024年11月に出版いたしました!
![](https://assets.st-note.com/img/1737012289-N0dm35Be1cD47asowExOPWCt.jpg?width=1200)
私の書籍はコンティーゴ編集部の
後押しで出版し始めました。
なんで出版するとなったのかのはじめの一歩は
こちらの記事に…。
一番最初の共著での執筆時には
Kindleは電子書籍しかなく
ペーパーバックのサービスは
2021年10月に始まったばかりでした。
すんごい失礼な話…。
「所詮ペーパーバック、印刷は出版社が出すような
本のようにキレイじゃないでしょ〜〜〜」
なんて思ってたんです…。
なので執筆し始めの時に
原稿サイズはスマホで見るのに最適なサイズで
制作していました。
ペーパーバック作るフラグは立っていたものの…
一緒に執筆頑張っていた仲間がいた
「みんなで出版会」(現在募集なし)で
ペーパーバックの出版してる人がいたから
気にはなってました。
プロのイラストレーターのしっぽさんが描く
人間も犬も同じおやつが食べれるレシピを
絵本形式で描かれた「ぼくとわたしと犬のおやつシリーズ」
ペーパーバック、できました😀
— おうちぱんだ✏️イラストレーター (@OUCHIPANDA) April 18, 2024
電子書籍には無いページもあります❤️
ところで、なぜ校正刷りとこんなにも色味が違うのかしら?
校正刷り見て「やっぱりペーパーバックの色は良くないのね...」とちょっと悲しくなった。
Yを10%だけ落として入稿してみたら思った通りの赤になって小躍りした単純な私🥰 pic.twitter.com/Tb0jEvWlNw
いつも穏やか、にこやかな癒やし系
キャリアコンサルタントのくすたかさん
遂に届きました!✨
— くすたか@著書『キャリアコンサルティングで自分を知る本(2022)』好評発売中📖 (@kusutaka3) January 27, 2023
ことり(@kotori_books00)さんのペーパーバックモニターに当選して、がっつり作成支援していただきました~、感謝😍
届いて手に取ると、ぐっと気持ちが上がりますね🥰
Kindleだとちょっと…という方に届いて欲しいな!
今日も口角上げて!✨
おはジェントル😏#おは戦50128jd🍩 pic.twitter.com/QkezUA01L9
お二人が既に出していて
「表紙の色味が思うように出ない」というのを
よくよく聞いていました。
あんまりキレイじゃないなら
まぁ…電子だけでいいかなーと
横目で見ていた私ですが
ダメ押し『コンティーゴ編集部』の編集長ういこさん
「ハンドメイド界隈って紙が強かったりするよね」
ということでういこさんご自身もペーパーバックを作ってみて
「結構いいよ!!!」
ペーパーバック校正刷りが届きました♪
— コンティーゴ編集部UIKO@ハンドメイド・マンガ×Kindle出版サポート (@contigo_88) February 18, 2024
ハンドメイドレシピをフルカラーツヤツヤで✨素晴らしい仕上がり❣️
想像以上に綺麗でびっくり🫢
これができるとなると、ハンドメイド作家活動での活用法、めちゃくちゃ広がりますッ‼️… pic.twitter.com/xtD1MvxLI6
………うん。これは私も作る感じですねっ!
ということで流れに乗ってみました。
私が苦戦したところ
実は私の書籍より先にペーパーバックを制作代行したのです。
こちらの書籍は私が入力から編集のデジタル化をしていて
……気が遠くなりました。
というのも元々スマホで見るのに適切なサイズで作っていたために
比率がペーパーバックと全然違うのです。
紙の端まで色を付けたい場合は
「裁ち落とし」と言って数ミリ切られることを
設定した用紙サイズにしなくてはならず
『一括変換でハイ終了!』
…というわけには全くいきませんでした…💧
![](https://assets.st-note.com/img/1737140893-RV1BA9gi6JfjomGWTDYdxqeM.jpg?width=1200)
そのままだと細長いレイアウトで
なんとなく見栄えがよくなかったので
改行や画像の位置を再調整したりもしました。
それからルビが…!
私やあんみつさんの書籍は
『固定レイアウト』といって
Canvaで1枚画像をたくさん作っていく感じで
原稿が出来上がっています。
Canvaでルビをふるのは
最近自動でできるようになったのですが
私が電子書籍で出版したときにはなかった機能です。
それにルビ機能だったとしても
付きはするけどルビをつけたあとの
位置調整は自分でなので
ずらし忘れて「あぁぁぁぁぁ!」って
なることも多々あります(白目)
特に代行していたあんみつさんの書籍は
ルビがとても多かったのでなんかもう…力尽きましたよね…。
私の書籍はルビはほとんどないけれども
ここだけうっかり…!
![](https://assets.st-note.com/img/1737565442-DAPZlCiYfOHW578mNjaRTnXx.jpg?width=1200)
内容変わってないんだしそんなに大変?と思うことなかれ…!
スマホサイズとペーパーバックサイズは横幅が違うということは
同じようにそのまんま〜だと
紙でのデザインがなんとなく細長いままで
とても違和感がありました…。
なので色々改行位置を変えたり
写真のバランスを変えたり
そのまま縮小したつもりが
なんでか位置がズレたりしてるのもあったり…
しかもちゃんと書籍になってくると
「あ。もっと小さくても(大きくても)いいわ」
って思う部分もあったりするので
![](https://assets.st-note.com/img/1737565482-KVTItiGoCfkN2EpAvch8qJOm.jpg?width=1200)
はい、修正たっぷりーーー(´;ω;`)
ほとんどがしなくても問題ないレベルでしたけども
徹底的にやりたかったのです…!
表紙の色がイメージ通りじゃなーい!
これは冒頭でも言いましたが
中はきれいなんです。
思った通りの色がほぼできていました。
着色編だけは色にこだわってかなり微調整しましたが
そこよりもなによりも『表紙』!!!!!
ぜんっっっっっっぜん
色が違うんです…。
思ってたよりも黄色くくすんだような色味になるんです。
私が気になったのは
『UVレジンを楽しむ本』に引いてある
薄い黄色のアンダーライン。
![](https://assets.st-note.com/img/1737566309-9M4ywEXI8DCrgNW6szj2lRti.jpg?width=1200)
これが電子版ではキレイに主張しすぎず
でも「ここがタイトルですよ!」の意思の強さも感じる
この色が良かったんですが
こちらの一番上にある書籍が
データそのまま入稿してみたものです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737597466-QHC4yFPnBIXZq9sJwEk6zTfa.jpg?width=1200)
………日に焼けて色が薄くなったみたいな………
と思って、表紙を作ってくださった
あっか(鈴木秋香)さんへ相談。
ぐぐっと濃くしてみてくださったのですが
今度は主張強すぎ!?
![](https://assets.st-note.com/img/1737597478-nhOXicKd578agjsWzQ2tb3Ao.jpg?width=1200)
うううーーーーん難しいーーーーー!!!!!
3度目に試したのは
Canvaで色調整をすることでした。
私の書籍はこれくらいの調整をしたら
「私が思った通りの色ーーー!」となりました✨️
![](https://assets.st-note.com/img/1737562622-Ie08XyhvFdlCQnf1M2KjqZcY.png?width=1200)
彩度を上げて、薄い黄色の部分は更に少し彩度を上げました。
3冊目は元々背景が黄色…ということは
同じ50%にしたらすんごい濃いのでは?という予想をして
「UVレジンを楽しむ本」部分だけ
彩度50%上げて他は25%くらいにしました。
結果
![](https://assets.st-note.com/img/1737597546-FUTI8rAHDnl1Je3k4GBX59vP.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1737597718-WiLjlUFk3mtANDY0GM9CQHsy.jpg?width=1200)
できたー!と、喜んで文学フリマに出店して帰って気付いた…
出来上がった書籍を
著者用コピー(印刷代プラス送料で安く仕入れられる著者のみ注文できる)で
10冊ずつ仕入れて文学フリマへ✨️
帰ってきて書類整理して
出版にあたってお世話になった方々へ
寄贈しようと梱包する時に
![](https://assets.st-note.com/img/1737597813-XkZn2wFPEJs0l5hdioRH74jK.jpg?width=1200)
気付いてしまったのですね…。
色が違うことに…!orz
ちなみに出版前に試し刷りする「校正刷り」というのでは
全然気にならなかったのです。
![](https://assets.st-note.com/img/1737598025-xypuU0HdJiIMbn9DwvsLSacj.jpg?width=1200)
こんなに違う!?
そこで「みんなで出版会」で
先にペーパーバックを出した人の言葉を思い出しました…。
「ロットによって色が微妙に違ったりする」
………いやいや、これ微妙に違うレベルじゃないよ!?
と思いながらも必死に原因を探っても
色合ってるのになんで…と途方に暮れ
「ういこさぁぁぁん(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)」と
コンティーゴ編集部の編集長に泣きつきました。
そうしたら一発解決!
さすがすぎるーーー!!!
Canvaでの色抽出と別のサイトでやった色抽出の
カラーコードが違ったんです。
……B(ブルー)の数値になる部分が1だけ…。。。
この1が大きな差を生むのね…と
遠い目をしながら
再度出版申請して著者用コピーを仕入れたら
![](https://assets.st-note.com/img/1737598099-cKYomtfxn15ApFi9vIXhqRUP.jpg?width=1200)
今度はばっちりキレイですーーー(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
そんなこんなで本当の完成は年末までかかりました…。
(12月10日に著者用コピーを注文したら2週間くらい時間がかかった…)
幸いなことにそこに気付く前に
2冊目「封入素材編」のペーパーバック購入はなく
数冊文学フリマで寄贈した分だけの被害で済みました…。
文学フリマで唯一売れなかった2冊目ですが
売れなくて良かったぁぁぁぁ((((;゚Д゚))))
私のペーパーバック購入履歴の見間違いで
もしこの様に境目が見えてる
書籍がありましたらご連絡ください。
2冊目、封入素材編に関しては
私の落ち度ですので送って頂ければ交換致します。
1冊目「基礎編」3冊目「着色編」については
著者用コピーでもちゃんとしていることを確認しておりますので
Amazonへお問い合わせください。
色々な苦労をした書籍の価格は?
電子版は
「基礎編」300円
「封入素材編」350円
「着色編」350円です。
がっつり情報入れましたが
読んでほしいからお金よりも手に取りやすい価格でと
お手頃にしていたのですが
ペーパーバックは印刷代がかかります。
ましてやフルカラーで70ページ〜90ページあるので
印刷代が結構かかる!!!!!
仕方なく
「基礎編」1,100円
「封入素材編」1,200円
「着色編」1,300円にしました。
この金額だと…実は私に入るロイヤリティは
電子版の方が多いんです💧
でも!
私はこの書籍に関しては
「読んで欲しい」
「UVレジンを安全に楽しんで欲しい」
「失敗したぁ〜って思う原因を減らしたい!」
と思ってその信念の値付けをしています。
1ページにぎゅっと詰めて
ページ数を減らすと文字も小さく画像も小さく
読みづらくなるのも嫌でした。
とにかく読みやすく。
とにかく分かりやすく。
誠心誠意今までの経験と知識を
詰め込んだ自信作です。
どうぞペーパーバックでも電子版でも
読んでいただけたらとっても嬉しいです✨️
ご感想もAmazonの販売ページからも入力できます。
『カスタマーレビューを書く』のボタンから
レビューいただけたらもっと喜びます✨️
ご協力よろしくお願い致しますっ!\(^o^)/
プライム会員様へ電子版のオトクなお知らせ
ちなみに2025年1月23日現在
1冊目の「基礎編」は
Amazon Prime会員様は
特定の電子書籍が無料で読める
Prime Reading対象本になっています。
Amazonの送料が無料になったり
お急ぎ便が使えるプライム会員(月額600円)になっている方は
Kindleの書籍数百冊が無料で読めるのです。
PrimeReadingとUnlimitedの違いはこちらをご参照を〜。
3月31日までの期間限定ですので
この機会にぜひご覧ください♪
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