仙台の旅2019＊その3＊会いたかった人の家へ
＊10月1日～4日の仙台旅行を、振り返り中です＊
「大崎八幡宮」を参拝した後、ダンナさんは「るーぶる仙台」に乗ってホテルへ。私はタクシーに乗って10分くらい。母の7歳年上、Y伯母ちゃんの家へ。いとこのお姉ちゃんとお兄ちゃんは独立。今は伯父さんとふたり暮らしだ。
実はここ3カ月くらい、Y伯母ちゃんのことを、よく思い出していた。
Y伯母ちゃん家の居心地が良いキッチン、そこで子どもの頃、お手伝いをよくさせてくれたこと。
いちばん覚えているのは、小学校に入ったばかりくらいの夏休み。素麺を皿に盛る手伝いをしたときのこと。茹でた素麺を食べやすい量にまとめ、「くるくるっ」と手で巻くY伯母ちゃんの仕草は、まるで魔法のようだった。
「はっちゃんも、一緒にやってみようね」と、何度も何度も教えてくれて。きれいに盛られた素麺は、とてもおいしくて、特別な気分になれた。
だから私は今も、素麺はくるくる巻く派。
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伯父さんと伯母ちゃんに会うのは、2番目の伯母が亡くなった6年前以来。伯母ちゃんは分からないことも少し増えているようだが、昔と変わらない笑顔で迎えてくれた。
伯父さんと伯母ちゃんと、お茶を飲みながらむかしばなしをあれこれ。そうこうしているうちに、伯父さんがアルバムを出してくれて、またいろいろ思い出してあれこれ。なんかもう、子どもの頃に帰ったような気分だった。
いっぱい話したけど、伯母の口からは「はっちゃん」とは呼ばれず。だから、私のことを分かっているかいないかは分からないけど。そんなことはどうでも良くて、久しぶりに会えたことがとても嬉しかった。
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ここずーっとY伯母ちゃんに会いたいと思っていたから、ダンナさんから１カ月前に「仙台に旅行へ行くぞ」と言われたときはびっくりした。
なんか「会いたい」って思っていると、会えちゃうんだなぁ。
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仙台の旅の話、まだまだ続きます。良ければお付き合いくださいね。
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