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[要約,感想][part2]FACTFULNESS(ファクトフルネス) 10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣/著 ハンス・ロスリング,オーラ・ロスリング, アンナ・ロスリング・ロンランド

第6章 パターン化本能

 一つの例を他の集団に当てはめない

第7章 宿命本能

 〇〇は〇〇である宿命だという思い込み。ゆっくり変化していている場合は、変わっていることに気付くことができない。小さな変化に気付く。老人に話を聞いてみると、変化がわかる

第8章 単純化本能

 自分が肩入れしている考え方に有利な情報だけ信じて、他の視点からの見方を忘れてしまわないようにする
 専門分野以外のことは知らないと認める

第9章 犯人捜し本能

 人間は、良くない出来事に立ち合ったら、それが起こるように仕組まれたと早合点してしまう傾向にある。出来事の裏付けなく人を責めてしまう
 メディア関係の人間も悪気があってドラマチックな恐ろしい報道をしているわけではない。恐怖本能が働いて、恐ろしい報道をしている
 良くない出来事が起きた原因は何か考える。その出来事はいろいろな条件が重なって起きている
 社会を機能させているのは誰かというと、歴史に名を残さない人々である。誰か一人が原因になり出来事は起こっていない

第10章 焦り本能

 人は危機は今すぐに対処したくなるが、先の長い問題は人々は対処しない
 地球温暖化の例を考えてみよう。地球温暖化の恐ろしい面を誇張して人に伝えることで危機感を人々に与えて、行動させた。しかしその恐ろしい面には不確定な最悪のケースを含んでいる。その危険性を誇張して人々に行動を促しているということである。なので煽られた恐怖の根拠をデータで調べる必要がある。正しい根拠のもとに正しく恐れる必要がある

第11章 ファクトフルネスを実行しよう

 本で得た知識を実際に活用できるようにしよう

  • 世界の国の健康レベル、所得レベルは様々だが、ほとんどが中程度に属する

  • 世界の中で自分の国がどの程度の経済レベルなのか知り、どう変化したのか調べる

  • 自分の国が今の経済レベルに至るまでの道程を知れば、他の国が送る生活レベルが発展の中にあると分かる

  • 発展途上国の収入は上がっており、停滞はしておらず改善されている

  • 自分の国の過去の生活を知り、進歩を理解する

  • 正反対のことは同時に存在できる 世界では悪いこと以外にも良い出来事も起きている

  • ニュースは良くないことばかり報道している

  • 宗教、文化への偏見は役に立たない

  • 数字は操作できるので、操作された数字を見抜けるようになろう

  • 世界は変化を続けているので、今の知識が古いものなのか確認しよう 古ければ新しい知識を得よう

 事実に基づいて世界を見れば、世界は良くなっていると知れる

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