見出し画像

2023年に観た映画3選(戦争映画以外)


今年に観た戦争映画以外の映画を選出しました

映画 アナザーラウンド

 中年の危機が描かれているアナザーラウンドを、家庭がない私は他人事として観た。家庭を持つ中年は職場で働き帰宅後、家では家族に向ける顔がある。アナザーラウンドに登場する主役マーティン(マッツ・ミケルセン)とその仲間である高校教師たちは、職場、家庭どちらもうまく進んでおらず、現実から逃げるようにアルコールに頼る
 未来のある高校生と、中年が相対的に描かれており、現代の悲劇であるように感じ、選出した


映画 ゴジラ-1.0

 ゴジラ-1.0は年末映画館で観た。アマゾンプライムビデオで映画を観るコストと、映画館で観るコストを比べれば、映画館は高すぎる。その高いコストを覆すほどにゴジラ-1.0は面白かった
 見どころは敷島浩一(演 神木隆之介)である。特攻隊員だった敷島はゴジラと向き合うことで戦争での無念を晴らそうとする。第二次世界大戦が終わって復興が始まり、そこへゴジラがやってきて東京の建物を破壊する
 敷島はゴジラを倒すことで戦争での無念を晴らそうとする。特攻隊員の悲劇とゴジラの理不尽な破壊を掛け合わせたシナリオが面白く選出した


映画 レナードの朝

 ロバート・デ・ニーロ主演の映画である。身体が硬直し動かなくなる嗜眠性脳炎の患者レナード・ロウ(ロバート・デ・ニーロ)が、マルコム・セイヤー医師の尽力により目覚める。その後レナード・ロウが生活を送る中でつまずき、成長する様子が描かれている
 レナードが何十年ぶりに起き上がるシーンに感動し、話の終わりには、レナードは再び身体が硬直してしまうという点が悲劇的で選出した 


この記事が参加している募集

映画感想文

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?