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自分のこと

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エッセイや日記をまとめました ※「目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた」を、書籍「#8月31日の夜に。(生きるのがつらい10代のあなたへ)」に収録していただきました。
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#短歌

目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

目が覚めたら、担任教師が隣で寝ていた

私は、小学6年生の中盤から不登校になった。

私は幼い頃から容姿が悪く内気な性格で、友達はほとんどいなかったけど、特に大きないじめなどにあっていたわけではなかった。
だから学校を休み始めたときは、大人たちに何度も「どうして学校に行かないのか」と尋ねられたし、親には頬を叩かれたりもした。
「どうして、不登校になったのか」。
それは、20代後半になった今でもうまく説明ができない。
でも、ちょっと振り返

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8/2

気づいたら夏だ。
久しぶりに気持ちのいい青空を見たねと話した。
上りのエスカレーターで顔を上げたら、恋人越しに見えた空が眩しかった。

 
 

 

鯵の骨
抜く母親に
願うのは
「私のしあわせ許してください」

 
 

今日聴いたもの
松崎ナオ『川べりの家』
「幸せを守るのではなく 分けてあげる」
という歌詞がとてもしっくりきた。
壊されまいと身を硬くするのではなく、いつだって今あるものをあ

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5/11

夕焼けを
小指絡めて
見たけれど
傷つくような
ことがしたいの

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不自然な
ところはなにも
無いけれど
これでいいのか
私の人生

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・とりとめもなく短歌。

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