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刃物専門編集者の憂鬱

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はじめまして。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。 肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々… もっと読む
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刃物専門編集者の憂鬱 番外編 刃物じゃない本を編集しました、というお話。

刃物専門編集者の憂鬱 番外編 刃物じゃない本を編集しました、というお話。

『日本の警察』と『ブルーインパルスと航空自衛隊』という本です

 刃物専門編集者という肩書きは造語である。
 フリーランスになった際に、自身の特徴をわかりやすく紹介したいと思って、つくったものだ。
 で、刃物専門編集者の服部です、とInstagramに投稿したら、尊敬する古川四郎さんが面白いね、と言ってくれたので、ですよねと嬉しくなって使い続けている次第である。
 実際にフリー編集者として、ここま

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刃物専門編集者の憂鬱 その15「え、オレが紹介するんすか!? 東京フォールディングナイフショー2024 編」

刃物専門編集者の憂鬱 その15「え、オレが紹介するんすか!? 東京フォールディングナイフショー2024 編」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

『日本のカスタムナイフ年代記』好評発売中!!

今までホビージャパン刊行の本で掲載してきた記事をベースに、いくつかの新しいインタビューを加えて、大まかな物語になるよう構成した。

作ろ

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刃物専門編集者の憂鬱 その14 『日本のカスタムナイフ年代記』、できました。

刃物専門編集者の憂鬱 その14 『日本のカスタムナイフ年代記』、できました。

巻頭言の文章を文字数を気にせずにアレンジしました

 僕がナイフの世界と関わりを持つようになったのは、1996(平成8)年にとある出版社に入って、『ナイフマガジン』という雑誌の編集に携わるようになって以来である。

 以前も書いたが、それまでの僕はナイフはもとより、刃物を持ったことすら、義務教育時代の家庭科や図工の時間くらいしかなかった。
 要するに全くの門外漢である。
 そんな若造を、刃物の業界

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刃物専門編集者の憂鬱 その13「え、オレが紹介するんすか!? 京都ナイフショー2024 編」

刃物専門編集者の憂鬱 その13「え、オレが紹介するんすか!? 京都ナイフショー2024 編」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

『日本のカスタムナイフ年代記』が、24/02/22発売だよ

まずは宣伝から。今までホビージャパン刊行の本で掲載してきた記事をベースに、いくつかの新しいインタビューを加えて、大まかな物

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刃物専門編集者の憂鬱 その12「え、オレが紹介するんすか!? T-OD GEAR SPOT編」

刃物専門編集者の憂鬱 その12「え、オレが紹介するんすか!? T-OD GEAR SPOT編」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

まずは『ナイフカタログ』好評販売中です

11月15日に発売された『ナイフカタログ2024』(正式名称は『ナイフカタログ 2024年版カテゴリー別ベストナイフ』である)、ありがたいこと

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刃物専門編集者の憂鬱 その11「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 3(JKGナイフショー)」

刃物専門編集者の憂鬱 その11「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 3(JKGナイフショー)」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

■表彰式、見てきたよ。

式に参加する方も多くて、とても和やかで、いい雰囲気だった。
終わった後に、受賞した主な皆さんからコメントを頂いたので、ご紹介したい。

なお、ナイフの写真はJ

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刃物専門編集者の憂鬱 その10「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 番外編(JKGナイフショー)」

刃物専門編集者の憂鬱 その10「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 番外編(JKGナイフショー)」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

■JKGナイフショー、やってきましたよ。

というわけで、JKGナイフショーにやってきた。

日時:10月 21日(土) 11時30分~17時/10月 22日(日) 11時30分~16

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刃物専門編集者の憂鬱 その9 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 2日目」

刃物専門編集者の憂鬱 その9 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 2日目」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

関アウトドアズナイフショーでナイフ本、販売しました。

 2023年の10月7日(土)と8日(日)の両日は、岐阜県関市で「刃物まつり」が開催された。

 毎年恒例の市をあげてのお祭りに

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刃物専門編集者の憂鬱 その8 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 1日目 その2」

刃物専門編集者の憂鬱 その8 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 1日目 その2」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

関アウトドアズナイフショーでナイフ本、販売しています。

 2023年の10月7日(土)と8日(日)の両日は、岐阜県関市で「刃物まつり」が開催されている。
 毎年恒例の市をあげてのお祭

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刃物専門編集者の憂鬱 その7 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 1日目 その1」

刃物専門編集者の憂鬱 その7 「え、オレが販売するんすか!? 関刃物まつり 1日目 その1」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

関アウトドアズナイフショーでナイフ本、販売しています。

  2023年の10月7日(土)と8日(日)の両日は、岐阜県関市で「刃物まつり」が開催されている。
 毎年恒例の市をあげてのお

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刃物専門編集者の憂鬱 その6 「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 2」

刃物専門編集者の憂鬱 その6 「え、オレが選ぶんすか!? 2023 - 2」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

■JKGナイフコンテストの審査会、行ってきましたよ。

前回も書いたが、日本における最大規模のナイフコンテスト、「JKGナイフコンテスト」が今年も開催され、その審査会が先日行われた。

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刃物専門編集者の憂鬱 その5 「え、オレが選ぶんすか!? 2023」

刃物専門編集者の憂鬱 その5 「え、オレが選ぶんすか!? 2023」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

■今年もやってきました、ナイフコンテストの季節が。

 以前にも書いたことがあるが、作家によるハンドメイドのナイフ、いわゆるカスタムナイフの世界には、いくつかのコンテストがある。

 

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刃物専門編集者の憂鬱 その4 「え、オレが書いていいんすか!?」

刃物専門編集者の憂鬱 その4 「え、オレが書いていいんすか!?」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

* * *

■『日本のカスタムナイフ』ってイカした本があるらしいよ。

随分、間が空いてしまった。
2023年の3月23日にホビージャパンという出版社から、編集を担当した『日本のカス

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刃物専門編集者の憂鬱 その3 「え、オレが伺っていいんすか!?」

刃物専門編集者の憂鬱 その3 「え、オレが伺っていいんすか!?」

こんにちは。「編集者&ライターときどき作家」の服部夏生と申します。
肩書きそのままに、いろいろな仕事をさせていただいているのですが、ちょっと珍しい「刃物専門編集者」としての日々を、あれこれ書いていこうと思います。

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■またまた今度は『USカスタムナイフクロニクル』ってイカした本があるらしいよ。

四半世紀続けてきた「刃物専門編集者」としてのあれこれを書いていくと(勝手に)決めたシリー

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