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数ヶ月後、みなさんの価値観は変わります

Tomooです。今日もまた、相次ぐイベントの中止連絡。ぼくも来週に予定をしていたものが、ほとんどなくなりました。大きな社会問題のあとは、人の価値観は変容するものです。阪神大震災。東日本大震災など。大きな天変地異の前と後では、人の考え方は変わっているとの調査があります。では、アフターコロナの世界では、人々はどんな価値観を抱くのでしょうか。


▼まだまだ止まらない相次ぐイベント中止連絡

いよいよ、楽しみにしていたイベント「教育の情報化推進フォーラム」も開催中止。

新型コロナウイルスの感染拡大につきましては日々急激に変化しており、先の見通しのたたない状況が続いております。
 当会としましては、そのような環境の下で、ご参加の皆さまやイベント関係者の健康や安全面などを第一に考えました結果、2月28日~29日の2日間で予定しておりました「2019年度 教育の
情報化推進フォーラム」の開催中止を決定いたしました。
 ご来場を予定されていたお客様、準備をいただいた関係者の皆さまにはご迷惑をお掛けし大変
申し訳ありませんが、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。直前のご案内となりました
事を深くお詫び申し上げます。

まじか。

このイベントの中止は、チームで登壇をする予定だっただけに、とても残念です。

来週の打ち合わせも楽しみにしていたのに。


ついさきほど、地元のマラソン大会も中止が決定しました。


近隣の学校では、学校からマスクを配布する措置も。


▼2度の震災の経験

阪神淡路大震災。東日本大震災。

ぼくは、2度の震災を現地で経験しました。

といっても、中心地ではなく、少しはずれたところではありましたが。


阪神淡路大震災当時。

ぼくは。奈良県に住んでいました。

明け方だったでしょうか。

ぼくは小学生。

母親にたたき起こされました。

あわてて布団から這い出てみると。


立てない。


立とうとしても、よろめいてしまう。


幸いぼくの近所では、目立った被害はありませんでした。


ただ、小学校の友人の父は、

炊き出しを行うために、現地へ出かけたり、

被災地からは、数名、避難をしにきた子が転入してきたのを覚えています。


東日本大震災当時。

ぼくは、仲間とのキャンプからの帰り道で新潟にいました。

イグルーと呼ばれる、雪のプロックを切り出して積み上げてつくった家の中で寝るというキャンプ。

もしも、1日でもキャンプの日程がずれていたら、

ぼくは雪に埋もれてしまっていたかもしれません。

こうしてnoteを書いていることもなかったのかもしれません。

帰りは、高速道路は使えませんでした。

ひたすら一般道を走って帰ってきました。

どこも停電。

途中で寄ったお店は真っ暗で、ろうそくで灯りをつくっていました。

外に出ても、信号が光っていません。

漫画「ドラゴンヘッド」のような世界でした。

静かで、不気味で。

世界が大変なことになっていると、大学生ながら感じたのでした。


▼3.11がもたらした価値観の変容

天変地異のあとには、大きな価値観の変容があるようです。

阪神大震災当時、ぼくは小学生でした。

なので、当時のことはよく覚えていません。

しかし、東日本大震災以降。

私たちの価値観は、変化したという研究があります。

①エネルギーへの考え方の変容

やはり大きかったのはこれでしょう。

全国的に再生エネルギーへの関心が高まりました。


②ライフスタイルの変容

考え方が変わると、行動が変わります。

再生エネルギーへの関心が高まると、節電にも気を配るようになってきます。

さらに。

「絆」

この言葉をよく耳にするようになったのは、この時からでした。

日本国内だけではなく、世界中からたくさんの支援がありました。

ぼくも、なけなしのお金で、東北へ行ってボランティアをしにいきました。

仕事終わりに、夜行バスに飛び乗って行きました。

(結局、そのときは大雨で天気が悪く、ボランティア活動は中止だったのですが。)

そのときに出会った人とは、東京に帰ってからも会う機会がありました。

誰かのために何かをしたい。

そんな重いが人と人をつなげたのです。


3.11以降。

今日と同じ明日は必ずしもやってくるとは限らない。

こんな考え方も広がって行きました。

自分が今日やろうとしていることは、本当にやりたいことなの?

本当に大切なものはなんなのか?


2011年当時の調査に、

〜アクサ生命 『震災後に「見直したもの」実態調査』~

があります。


・自分のことは自分で守る。自分頼みの傾向へ。
・大切なのは、高収入だけではない。家族の近くで働くことなど、働き方の再定義へ。
・とても当たり前なことに目を向けられるようになりました。 「健康であること、健康を維持することが大切だと思うようになった」(75.9%)、「生や死の意味について考えることが増えた」(67.4%)、「人とのつながりの大切さを認識するようになった」(67.4%) など、生活者の「人生観」にも見直しが。
・震災を機に、夫を見直した(尊敬した)妻は81.7%。夫から妻も89.5%。震災を機にお互いを再評価している
夫婦が多く、居て当たり前だったパートナーを見直すきっかけに。

天変地異は、価値観が大きく変わるターニングポイントなのです。


▼アフターコロナの価値観の変容

きっと、今回の新型コロナウイルスも、私たちの価値観に大きな変容をもたらすのではないかと考えています。

ぼくが予想するのは次の3つです。


①健康への高まり

②新たな働き方への高まり

③テクノロジーへの理解の高まり


①健康への高まり

今回ほど、現代人が自分の身体のことを気にして行動していることはないような気がしています。

外出を控え、常時マスクをする。

健康ってなんだろう?健康に生きていくには、何が大切なんだろう?

色々と考えるきっかけが生まれたと思います。


②新たな働き方への理解

今、企業では、会合が中止になっているところもあるようです。

また、混雑を和らげるために、時差出勤を取り入れているところもあります。

これまで、「みんなで一斉に」の意識が強かったと日本の職場。

今回、新しい働き方をしてみて「案外イケるかも」となるかもしれません。

それぞれに合った働き方の模索ができそうです。


③テクノロジーへの理解の高まり

リモートの分野に強い関心が寄せられると考えています。

イベントの相次ぐ中止。

でも、私たちはそこで諦めるわけにはいかないのも事実。

私がチームで登壇するはずだったイベントは、残念ながら中止となってしまいました。

しかし、あがたいことに、人数を集めるからリモートで話を聴きたいと言ってくださる方がいます。

リモートセミナーを一度経験すると、、、

本当に楽なのです。

移動に時間をとられることもなく、自分の参加したい場所で学ぶことができます。

もちろん、みんなで直接会うことに価値はありますが、リモートで活動する機会はどんどん増えていきそうです。




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