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心の守り方

こんにちは、破天荒ちゃんです。

「気付いてないふりしてたけど、実は傷付いていた経験が蓄積されて心がボロボロだ‥」
「何気なく言われた一言が自分にとっては結構なダメージ。ボディブローのようにじわじわと効いてきてつらい。」
こんな経験したことありませんか?

知らず知らずのうちに心にダメージを食らっているとあるとき突然体調に現れるなんてことも。

でも、どんなに対策を練っても予測不可能なタイミングで心は傷つけられるもの。
今日はそんなときに心を守ってあげる方法について書いていきたいと思います。

心の守り方 ステップ① その時感じた感情をきちんと吐き出す

「こんな些細なこと気にする自分って心が狭いのかな」
「あの人にだって事情があったんだろうから、ここで怒ったらいけない」
嫌だな、悲しいなと思ってもこんなふうに自分の感情を押し殺してしまうクセがある人はとても優しくて真面目な人。
自分の中の正義があって、それはもしかしたら幼少期に両親から教えられた理想の姿かもしれないし、人生で尊敬する人から学んできた大切な姿勢かもしれません。

でも、「嫌だな」と思ったことが事実だったら、一度は必ずその感情を認めてあげてください。
「私は嫌だなんて感じない。だってそんな心の狭い人間じゃないから」
そうやって自分の感情を無視していると何が起こると思いますか?
だんだん感情を感じなくなってしまうんです。
そうなると、世界は色を失ってだんだん「何がしたかったんだっけ?」「私、なんで生きているんだろう」と思うようになってしまいます。

「今はまだ嫌だと感じてしまう自分がいる。
でも、この感情もちゃんと経験して痛みに気付くことができる人になったら、これから先も自分を守ってあげられる。
今、その感情を受け止めることは自分にとって必要なことだ。」
そう自覚してあげてください。

その上で感情を吐き出してほしいのですが、感情を吐き出すのは何もその人に直接言わなくても良いのです。
紙に書き出す、一人でいるときに言葉にしてみる、本音を話せる人がいたらただ聞いてもらう‥
いろんな方法で自分の思うがままにぶちまけてみてください。

「あぁ、私こんなふうに感じていたんだ」

おそらく頭の中で考えているよりもずっとたくさんの気付きが見つかるはずですよ。

心の守り方 ステップ② 傷ついたと感じた核の部分を見つけ出す

ステップ①でぶちまけた感情の中で最もネガティブな感情を感じた場面や状況を切り取ってみましょう。
そして、そのとき感じた感情を掘り下げていきます。

例えば職場で上司に怒られたとします。
「私が悪いんじゃないのに」「あんな言い方しなくたっていいじゃないか」
そう感じたとします。
この気持ちをもう少し掘り下げると
「私が悪いと決めつけられたことが悲しい。もっと背景までわかってほしかった」「もっと私に伝わる言葉を選んでほしかった」

どちらもあなたのことを良く知らないとできないことですよね。

「私のことをよくわかっていない人に怒られたのが悲しかった」

もしこれがあなたが「傷ついた」と感じたことの核になるものだったとしたら、あなたは自分のことをよくわかってくれている人との関係性を大事にしていることがわかりますね。

どうやって掘り下げたらいいかわからないという人は、「本当はどうしてほしかったの?」と自分の心に聞いてみてください。
もう一人の小さな自分が「傷ついた」という感情を抱えているとして、どうしてあげたらその小さな自分の心の傷は癒えるのかな?と考えて聞いてみてあげましょう。

ここで注意してほしい点は怒りは二次感情だと言うことです。
怒りのベースには悲しみや寂しさなど別の感情が存在しているはずです。
「むかついた」
「腹が立った」

このあたりのワードが出てきたときはもう一段掘り下げられると思って再度
「本当はどうしてほしかったの?」と聞いてみてください。

心の守り方 ステップ③本当はこうしてほしかったという理想の場面をイメージする

ステップ②で出てきた「本当はこうしてほしかった」という場面があったら、その場面をイメージしてみてください。

あなたが傷ついたと感じるその状況をやり直せるとしたら、どんな状況であればあなたは傷つかずに済んだでしょうか。
このとき、あなたを傷つけた相手にどんなリソースがあればよかったでしょうか。
例えば、ステップ②で出した例で言えば、上司があなたに注意をして傷ついたのは、上司とあなたの間に信頼関係がなかったからですよね。
では信頼関係がある状態だったら、同じ状況でもあなたにどんな言葉をかけてくれていたでしょうか。
その言葉を言われてあなたはどんな感覚を感じたでしょうか。
ここでポジティブな感覚を感じられていれば、このイメージは成功です。

やっぱりネガティブな感覚が強い、と思う場合は相手を変えてみてもかまいません。
上司と信頼関係が築けるイメージが描けないのであれば、信頼している友人や恋人、両親などでもかまいません。
その人たちだったら同じ状況であなたにどんな言葉をかけてくれるかを想像してみましょう。
ここで目的としているのは、「嫌だ」「傷付いた」と感じた出来事を通じ経験した感覚を良い感覚に書き換えることです。
感情には履歴があります。
過去のことでも一つ一つの履歴を書き換えてあげることは可能で、書き換えを行っていくことでちょっとずつ「大丈夫」という感覚が芽生えていくはずです。

まとめ

いかがだったでしょうか。
今日は自分の心の守り方として以下3つのステップをご紹介しました。

ステップ① その時感じた感情をきちんと吐き出す
ステップ② 傷ついたと感じた核の部分を見つけ出す
ステップ③本当はこうしてほしかったという理想の場面をイメージする

心の傷を見ないようにすることも出来ますが、傷付いたと感じたときにしっかりと薬を塗ってあげることも大切です。
目に見えないだけで、傷がついたら痛いですし、深さによってはしばらく休息が必要になるのは心も体も同じです。

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最後まで読んでくださりありがとうございました♡

少しでも皆様にとってよりよい人生の手助けになれたら幸いです。

では、また。


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