「捨てられた」という言葉に潜む危険性
こんにちは、破天荒ちゃんです。
こんなご相談をたまにお受けするのですが、この「捨てられた」って捉え方、自分の価値が下がった、とい思考に繋がりやすいのでなかなか危険です。
普段何気なく目にしている言葉や情報も、無意識に吸収されて私たちの思考を作っています。
体の関係だけではなく、男女の関係においても「捨てた側」「捨てられた側」で語られることが多いですが、「捨てる」という言葉は適切ではありません。
たとえフラれたとしても、お互いが「合わなかった」、それだけです。
それなのにあたかも自分の価値が下がるかのように「捨てられた」という表現にするのはとても危険に感じるのです。
捨てられた、ということは、「私は相手より価値が低かった、決定権は相手にあった」、そう解釈できると思います。
そういった無意識の解釈も心はちゃんと記憶しているんですよね。
だから、単純に「合わなかった」「お互いに良い関係性を構築できなかった」と捉えたほうがずっと健全ですし、それが事実です。
大人同士の関係の継続は、個人の価値の問題ではなく二人で築いた関わり方の問題です。
私の友人で年齢不詳の爆モテ女性がいるのですが、たとえ一晩だけの関係を築くことになった男性がいたとしても、「充実した時間を一緒に過ごせて最高だった!ま、長く付き合おうとは思わなかったし、むこうもそう思ってると思うけど。」とあっけらかんと笑っていました。
男性からすると、「あれ?女の人って体の関係持ったら情が湧いて追いかけてくるんじゃないの?!」と拍子抜け。ますます彼女の魅力にハマって、気付けば男性側が彼女に夢中に‥という姿を幾度かお見かけしたことがあります。
そんな現実を見ていると、もはややり捨てという言葉も時代遅れだなと。
男性も女性も、どう捉えるかは個人に委ねられる時代ですよね。
だからこそ、「やり捨てされた」と自分の価値を自分で貶めるような言葉を使わない心を持ってほしいのです。
その言葉を選ぶ人は自己肯定感が低く、自分の価値を認める力が自分の中にないと思っています。
そんなときは自己肯定感が高い人の力を借りちゃいましょう!
「え、どういうこと?」って思いますよね。
ゆっくり解説していくので一緒にやっていきましょうね!
助けて!自己肯定感が高い人!
自己肯定感って自分の中に培っていくものだから、某あんぱんマンが顔を取り替えるみたいに、簡単に変えられるものではないのでは‥?と思いますよね。
とっても正しい疑問だと思います。
でも、心も人から借りられるんです。
まずは椅子を2つ向かい合わせに用意してください。
片方の椅子には自分が座り、もう片方の椅子はあけておきます。
そして、自分の周りにいる自己肯定感の高い人を思い浮かべてみてください。
直接会ったことがない人でも大丈夫です。
テレビやネットでよく見ている人、アニメや漫画のキャラクターでも構いません。
その人が言いそうなセリフ、言葉を発することの姿勢や仕草、声のトーンなど細部まで想像できる人が理想です。
試しに私は先述の爆モテの友人を思い浮かべることにします。
みなさんも思い浮かびましたか?
そしたら次はその人が自己肯定感が高いな、と思った場面を思い出します。
セリフとともに思い出してみましょう。
たとえば、爆モテ友人M美ちゃんで思い出した場面は、カフェで美味しそうなショートケーキを頬張りながら「美味し!私、幸せ者すぎる〜」と首を少し左に傾けながら満面の笑顔で言っているところです。
体も少し左に向けながら、足の向きはカフェで向き合っているので不明ですが、彼女はつも浅めに座って足をきれいにそろえているので、きっとこの瞬間もそうだと思います。
声はいつもより少し高めのトーンで。テンションが上がっていることが伝わってきます。
さて、このくらい詳細に思い浮かべることが出来たら、次は彼女のポジションに座ってみましょう。
そう、最初においた2つの椅子のうち、もう一つはM美ちゃんの椅子でした。
その椅子にM美ちゃんの心の中の状態を感じ取ることを目的として座ってみます。
座り方は彼女の座り方を意識します。
浅めに座って足を揃えながら、体は左に向けます。手にフォークを持ってケーキを口に運んだ状態をイメージしながら、先ほどの自己肯定感が高いと感じた場面で発していた言葉を繰り返してみます。
「美味し!私、幸せ者すぎる〜」
声のトーン、抑揚の付け方、喋るスピードまで、思い描けるものはすべて思い描きます。
おそらく最初の一回だけでは入り切ることができないので、何回か入り込めたと感じるまで繰り返します。
他人の視線が気になったり、心が没入できない状態だと効果がありません。
しっかり相手になりきる気持ちでやってみてください。
充分入り込めたと思ったら、そのとき感じる気持ちと体の感覚にフォーカスします。
ぽかぽかして暖かい気持ち、体の胸の奥からじんわり暖かくなるような、そんな感覚、など。
何かしら感覚があったら、その感覚をいつでも思い出せるように体のどこかにスイッチを入れてあげます。
どちらかの手首を握る、などがわかりやすくて良いでしょう。
さて、その感覚を持って、自分の席に戻ります。
M美ちゃんの持っている自己肯定感をもらった私はじんわりと暖かい体の感覚のまま、「なんか最強!なんでもできそう!」なテンションを獲得しました。
皆さんは何か感じるものがありましたでしょうか?
最初はなかなか入り込めないかもしれませんが、繰り返し行うことでスムーズに相手の特徴を掴んで入り込めるようになっていくので安心してください。
すごく感覚的な話で恐縮ですが、このやり方をやってみるとなぜこの人がその座り方や話し方をするのか、腑に落ちることが多々あります。
仕事ができる人を真似してみたり、恋愛以外でも、関係性を良くしたい人がいたらその人を対象としてやってみるのもオススメです。
まとめ
というわけで今回は「捨てられた」という言葉に潜む危険性と、その危険性に振り回されない心を手に入れるための自己肯定感向上ワークをやってみました。
ワークのやり方を改めて記載しておくと以下の通りです。
このワークを知っておくと、自分の心に足りないリソースはいつでも誰かから借りられるんだ!という安心感にも繋がります。
ぜひやってみてくださいね!
読んで行く中で疑問やお気付きの点がありましたらX(@hatenkooou_chan)でDMお待ちしています。
よければこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
最後まで読んでくださりありがとうございました♡
少しでも皆様にとってよりよい人生の手助けになれたら幸いです。
では、また。
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