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高知から自宅へ

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ホエールウォッチングが休航になり予定がなくなった。一人旅なんて予定はあってないようなものだ。とりあえず路面電車に乗って高知駅に向かう。

路面電車も路線バスも電車も地方によってルールが違うので、乗るのにちょっと緊張する。高知の路面電車はSuicaが使えるのかいまいちわからない。JR高知駅ですらSuicaが使えないので望みは薄そうだ。

入り口に電子マネーを読み取る機械があった。Apple WatchをあててもiPhoneをあててみても反応しないのでSuicaは使えないようだ。きっとローカル電子マネーだろう。香川にも愛媛にもローカル電子マネーがある。日本は電子マネー戦国時代だ、どこでもいいから全国制覇してほしい。

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高知県の信号はなぜか青く塗装されていた。ちなみに山口県のガードレールは黄色い。駅前はわりと閑散としている。東京で生まれ育つとJRの駅前から発展して街の中心地になっている印象があるけど、地方はそうじゃない。駅からちょっと離れた大きな交差点や商店街やアーケードが街の中心地になっていたりする。

駅前でカーシェアをかりて、街の中心地にいき市場でカツオのタタキを食べた。注文をすると藁でタタいてくれた。カツオの新子もあったので刺身を食べた。新子は子どもだ。生後一年までの羊がラム肉になって、成長した羊がマトンになるようなものだ。

カツオを塩やわさびで食べられるのはしあわせだ。東京だとどうしても生姜になってしまう。マジで最高にモチモチしてる。市場のいろんなお店でカツオを食べて、冷凍のカツオをお土産を送った。

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路面電車が走る街で運転をするのは緊張する。右折が難しい。対向車との間に前後から路面電車が走ってるのだ。対向車の動きを見て、前後の路面電車も見ないといけない。慣れなんだろうけど、難しい。不慣れな運転をしながら植物園に向かった。

鳥のさえずりと風の音、カメラのピントが合ったときのピピッという電子音しか聞こえない。なんでカメラメーカーはピント電子音をデフォルトでオンにしてるんだろ。

プロでこの電子音をオンにしている人とはいままでに会ったことがない。ほぼ皆無といって差し支えがない。カメラを買って一番最初に設定するのはこの電子音を消すことだろう。

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高知駅で大福が売っていたので4つ買った。でも本当の目的は大福じゃないくて、台車に山積みされたダンボールだ。鯨の缶詰やミレービスケットを買って送るのに一つほしい。ジャイロキャノピーの荷室はすでにパンパンだ。

店員のお兄さんに事情を話してお願いすると「そっち潰しちゃってるんで、新しいダンボール出しますよ」とわざわざダンボールを開けてくれた。高知の人っていい人だなぁっておもったら、滋賀県の大福屋さんだそうだ。

ダンボールにお土産を詰めて、そのままコンビニで送った。便利な世の中と優しい人がたくさんいる。外国人観光客が「日本は綺麗で、日本人は親切です」なんて感想をよくいうけどよくわかる。

カーシェアを返却してタクシーでホテルに戻った。大福を2つタクシードライバーさんにあげた。のこり2つの大福は月をながめながらミルクティーと一緒に食べた。

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土佐くろしお鉄道のごめん・なはり線に乗車した。たまたま展望デッキのある車両だった。動画をTwitterにあげたらバズっていた。撮影が下手なので細い電車だと勘違いさせてしまったようだけど、車内の座席を一列なくして、そのぶんを展望デッキにしている。幅は普通の電車だ。

ちなみに電気で動いているわけではなく、ディーゼルで動いているので電車ではなく汽車というらしい。

高校生と高齢者とお遍路さんしか乗っていなかった。お遍路さんはきっと忘れ物でもしたのだろう。少子高齢化でいつか廃線になってしまうかもしれない。乗りたいとおもった人はぜひ乗りにいってほしい。展望デッキ車両じゃなくても、景色はすごくいい。

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徳島県を目指す、東京に帰るフェリーに間に合わなくなる。本当は高知から北上して香川県を経由する予定だったけど、ジャイロキャノピーだと山道がかなり厳しそうなので断念をした。速度は30kmを切りそうだし、山道でオーバーヒートするのも怖い。

来た道を戻っているけど、来たときとは天気が違うので景色が違う。見知らぬ道を進むのはたのしい、来た道を戻るのは道の駅やコンビニの位置をだいたい把握しているし、なぜか早く感じる。体力的にはラクだ。

立ち寄ったコンビニの品揃えが良かった。青森のリンゴジュースと高知のアイスを買った。ホルモン鍋は断念した、キャンプ用のガスバーナーを持ってくれば良かった。

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道の駅に立ち寄った。冷凍した天然アユや大きなエビが売っている。きざんだ漬物と魚肉ソーセージの太巻きが入ったお弁当を食べた。期待してなかったけど、美味しかった。居酒屋のメニューにあってもいいぐらいだ。

ネコがいたのでまたたびの粉を自分の体にふりかけた。いつも財布にまたたびの粉をいれている。子どもと公園にいったときに体にふりかけると、自然とネコがよってくる。息子には「ネコは追うものじゃなくて、呼ぶもの」と教えている。

息子はネコに囲まれると、うれしそうに困っている。息子にまたたびを魔法のコナだと教えている。お父さんが魔法を使えるとおもわせたいからだ。でも人前で「おとーさん、おサイフから魔法のコナだして」といわれるので、そろそろまたたびであることをタネ明かしするべきだ。

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夜になって徳島駅に到着した。居酒屋さんで阿波尾鶏の焼き鳥と刺身を食べた。すだちを醤油に搾って刺身を食べると美味しい。コンビニでまた紅茶とロックアイスと牛乳を買ってミルクティーにする。無糖のアイスミルクティーが好きなのだ。でも本当はこういうときにウイスキーを買うような大人になりたかった。

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コロナになってからホテルで朝食ビュッフェを食べることが減った。コンビニで朝食を用意するか、朝からやってる喫茶店にいく。ウインナーコーヒーとサンドイッチを食べてからフェリーに乗船した。

船では基本的に圏外だ、個室のテレビはBSが数局映るだけ。iPadにダウンロードした映画を観たりKindleを読んでると劇的に船酔いする。ロビーの自販機までお茶を買いに行くにも真っ直ぐ歩けない程度には揺れている。座ったり、ベットに横になっているのが一番ラクだ。

徳島港から乗船なので一泊だからまだ良い、門司港から乗船して東京を目指す場合は二泊もする。東京から九州をフェリーで利用したい人は、マジで横須賀から新門司を就航しているフェリーがおすすめ。

自衛隊員がたくさん乗っていた。よその人との会話が新鮮なのか、そういう指導を受けているのか話しかけると気さくに答えてくれる。こちらが散弾銃で狩猟をしていたことを話すと散弾銃のことをいろいろと質問された。こちらも自衛隊のライフルに関することで長年疑問だったことを質問をしてみた。長年の疑問が解消された。旅先で会った人と会話をするのはたのしい。

東京港に早朝到着して、築地で朝ごはんを食べた。なかなかインがバウンドしている価格だ。外国人観光客がコロナでいなくなったいま大変だろう。東京のご飯は高い、土地代やテナント料が高いから値段を上げるしかないのだ。値段を上げられないチェーン店は客席をギチギチに増やして回転数を上げる。

築地だってコロナ前は人混みをよけて歩くほど混んでいた。でもこの日はガラガラだった。東京にも観光客が来てくれないとかなり厳しい。東京の景気が落ちれば東京の人だって地方へ観光に行かなくなるだろう。東京だっておもしろい街だ。

もうすぐ自宅なのでガソリンの携行缶を空にした。荷室を開けるとお土産に買った焼豚の匂いが食欲をそそる。帰宅すると、寝グセあたまの息子が飛び起きてきた。

お父さんがいなかった間にあった出来事をたくさん話してくれた。お父さんも旅さきの出来事を話したかったけど、大人なので息子の話をじっくり聞いた。約束していたゲームを一緒にして、公園で鬼ごっこもした。船酔いで寝不足だからマジでしんどいけど、ただいま。

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