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J.GARDEN54を終えて

お蔭様で、年2回(春と秋)の一次創作BL最大の同人誌即売会『J.GARDEN54(以下「J庭54」)』に、無事、三度目のサークル参加を果たしてきました。

一度目の時は、本を作ること自体(特に字書きにとっては「表1・表4・背表紙」の結合や位置合わせ)の難しさや、本以外のものの準備について色々noteに記録を残しました。実は今でもたまに「えーっと、あれってどうだったっけな」と思う時、自分の過去note参照してます(笑) 忘れちゃうからね…。


今回のJ.GARDEN、前回との違い

場所

今回は、東京ビッグサイトの「東棟」での開催でした。これは、コミティアと同時開催だったJ庭52以来。私は仕事柄、よく東棟にも行くのですが(苦笑)東って遠いんだよね~。お友達にも聞かれたのですが、ビッグサイトのエントランスから歩いて東3ホールまで10分かかると思ったほうが良いよと。あと、程よく独立している西と比べて、隣近所があるから、どんなイベントと隣接しているのかも微妙に気になったり。今回は近隣は設営中でした。

今回参加サークル数も1,000越えと非常に多いし、事前に書店でのガーデンガイド売切れの話もチラホラX(旧Twitter)で流れて来ていたので混雑は覚悟し、「さすがに慣れてるから、そこまで早く行かなくていいっしょ、9:00にエントランス集合ね」と言ったものの、AZUREさん蚕さんが「タリーズでモーニングする」とお聞きし、「あ、それ便乗したい」と、結局8:15頃にビッグサイトに到着する私。お隣の「たつきラボラトリイ」夏田樹さん「氷結24時」椎名一樹さんは8:30って聞いてたのですが、夏田さんよりも早く着く始末(笑) 遠足の日は嬉しくて早く来ちゃうんだよね~。

同時開催されている鉄道フェスのご関係の方々なのか、ちょっといかつい、スーツ姿の男性たちと、我々腐女子組の入り混じれるタリーズは、東京ビッグサイト以外では見られない光景だなとちょっと興味深く眺めておりました。

AZUREさん蚕さん、そしてmanaさんも合流し、一同でビッグサイト東3ホールを目指す。夏田さんも椎名さんも、椎名さんの売り子さんのにゃーさんも合流する。……やはり東3は遠い。仕事で何度行ったか分からない私は道に迷わない(笑) ちょっとはみんなのエナジーセービングに貢献できたかな…。

検温プロセス・席間の距離がなくなった(ある意味「ビフォーコロナ」に戻ったのかも)

あと、入場がチケットとリストバンド交換してその場で腕に巻いて、バンド巻いてることを確認したらそのままINだったんだよ!(コロナ禍の庭しか知らない我々ルクイユは、事前検温の経験しかないのでちょっと戸惑う)

今回は、2回目の前回より少しだけ設営に時間がかかりました。
前回は30分で終わっちゃって蚕さん仮眠、みたいな感じだったけど、今回はmanaさんの設営完了ツイが10:35(約1時間後)

思うに原因は、AZUREさんは今回以降しばらくイベントはお休み予定、manaさんは一年ぶりのサークル参加で気合が凄くて、頒布物が多くて並べるのに時間が掛かった(笑) 三人作家がいるというのもあるけど、うちのサークルはたぶん無配も多い。ちなみに本棚に入ってるものが頒布物(お値段のついているもの)でその手前に寝かせて置いてあるものは基本全部無配。「え、これ全部無配!?」と戸惑うご新規さんを見るのも、ちょっと楽しい。

今回は、感染症対策も「ビフォーコロナ」に戻って、お隣のサークルと完全に机がくっ付いていたので、出入りがしづらかったこともあると思う。コロナ禍での庭しか知らない我々ルクイユ、大いに戸惑う。

我々から見て左隣は夏田さんだったのだけど、右隣は商業でもご活躍の滝沢晴先生。四人がみっちり密着するスペースを見かね、「私たち二人なので、少しはみ出しても大丈夫ですよ~」とお優しいお声がけを頂き恐縮する。女神かな…。

一般参加者の数! 勢い!

開会前にガーデンガイドが売り切れたとアナウンスされる。どれだけの人がご本をお迎えに来て下さったのかと胸アツである。

ちなみに、羽多の棚はこちら。スーパー助っ人蚕さんが撮影してくれました。(こういうデータを残しておくと、次回以降のイベントのディスプレイ改善に役立てられるからありがたい)

手前に寝かせているA5判2種は無配。
棚は、下段が既刊。「期間限定の恋」はこの棚に入ってるのが最後の在庫。数少ないので、もう通販に載せてません。上段はリアル本屋みたいに並べられるだけ新刊を並べた。「NEW!」シールでアピール。
棚の上にお品書きを立てて通路を歩いてる人にもわかりやすく。

開会前から、サークル参加組で壁サーに並ぶ人は大変な行列になっているが、開会後、壁に並ぶ列は壮観な長さでした。一瞬で、「うん、壁に行くのは諦めて通販にしよう」と気持ちが切り替わるほどに。

最近は、出張で羽田空港国際線とかに行くとめちゃくちゃ混んでるんですよ。コロナで行きたかった・やれなかったことが、今できるようになった! と、反動で人出が増えている気がします。もちろん庭も。過去三回だけですが、たぶん一番多い感じがしました。

普段なら、12時くらいまでは島中に人は来ないはず~と思い、11時台、15分ほどご挨拶&お買い物に数サークルさん回らせていただいたのですが、戻ったら、「あー奈緒さん、呼び戻さなきゃって思ってたところだったよ、もう何冊も売れたよ」ってえええええ!?(マスオさん風に)

不在の間に来て下さった方は、かなり早い時間にわざわざお立ち寄りくださったので、私としては一番お礼を申し上げたい方なのに、大変申し訳ありませんでした。

(サークル主いったいいつ席を外せばいいんだ問題再燃…。)

もともと刷ってる部数は多くないのですが、今回は「新刊下さい」の勢いが強くて、その後も多くの方にお迎えいただき、新刊は4冊しか残りませんでした。そちらを今、BOOTHにて通販しております。売切御免。
既刊のほうも、「前回、上巻を買ったから下巻を」「イラストが綺麗だから」とお迎え頂く方も多く、大変ありがたい限りでした。

しかし、何が効いたのかは分からないです。
スペースやX(旧Twitter)で宣伝頑張ったからなのか、
エブリスタで試し読みを過去より多めに出したことなのか、
過去人気作と絡めた作品にしたことなのか、
表紙がイイ感じ(ジャケ買い)だったからなのか(今回の表紙、ありがたいことに好評でした)
どれが功を奏したかは分からぬ。しかしお迎えいただけるのはありがたいです。どの子も、愛情込めて育てて送り出しておりますので、光栄でしかないです。

創作界隈の方と話すと、「スペース聴いたことある」と言っていただけることが多いので、もしかしたらトークが営業になっているのかもしれません。

紙版は残り4冊でして、10月末で頒布をいったん終了しようと思います。次回の春のお庭に連れて行く予定です。PDF版は引き続き配信しております。

変わらないもの

前回以来ぶりの相互さん
初めてお会いできた相互さん
以前から顔は知っていたけど、ようやく顔と名前が一致した相互さん
はじめましてで来て下さった皆さん

やっぱり直接会ってお話できるのはいいなあ…。コロナを経たからこそ余計にそう強く感じる一日でした。

夜は打ち上げで、隣接はできなかったけど事前から色々やり取りしていた『腐男子書店』の皆さんとカラオケに行きました。いやホラ、話題に気を遣うじゃないですか。周りのお客さんの目や耳を気にせず思う存分トークできるようにということで。男らしくバンバン飲んで食べて、そして最後は感動的なデュエットで〆た…と思いきやその後に笑い話で落として、もう本当に泣いて笑って表情筋が忙しい2時間半でした。

来年の春は3月10日開催だそうです。もう申込始まってました(笑)

私は仕事的にキツくて一度は諦めようかと思ったんですが、やっぱり、既存作品に手を入れる形で書籍化、の方向で検討しようかなと思います。過去3回は全部完全書き下ろしの新刊を出すというのが拘りだったんですが、今回は直前まで出張が入っていることと、既存作品のあれを本にして欲しいというお声もポツポツいただき勇気づけられました! 継続は力なり、ですからね!

10/29 申し込みました。とりあえず……。申し込んだら、何とかなるはずである。

最後に昨夜の御礼ポストスレッド


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