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鬱にならないための計画~毎日スケジュールを立てること~

私は自分の進路をもっと考えたいという事で、大学三年を終えてから一年間休学しました。まあ結論から言うと、その一年間の毎日が自分との戦いというか地獄のような日々だった。元々世界中をバックパッカーとして回る予定だったんですけど、世の中はこんな状態になったもんでいけなくなり、一切の予定が無くなったんですね。それが悲劇の始まりで。悲劇というかもはや喜劇です。

スケジュールが決まっている生活

それまで大学生として授業があって、休みの日は何々をしてみたいなある程度自分のスケジュールというのが決まっていて、程々のバランスで。大学生になる前もそうでした。毎日学校という仕事がある。それはそれで大変ですけど、今思うと楽ですよ。だって言われたことやるだけですから。

休学して海外に行けないと分かると、本当に一切の予定が無いんですね。学校もなければ、バイトもない。自分にとって仕事がないわけです。多分定年退職して自分の第二の人生を歩む人が、自分は何をしたらいいのか分からないみたいな話をよく聞きますが、それに近いのかなと思います。

自分で自分の人生の時間を決めていかなければならない。何してもいい。でもその行動一つ一つには、自分が責任を持たなければいけない。とか、今までは誰かに面倒を見てもらっていたわけで、その中で自分はどう自由に生きるかみたいなところで安心していたんですが、実際にそこからポーンと飛び出してみると、右も左もわからない赤子のような不安に駆られるんですね。

自分でやりたい事をやってみるわけです。旅にいってみようとか、絵を描いてみようとか、読めなかった本を読もう、Tシャツ作ってみようとか。廃材で小屋建てたり、ちょっとしたお小遣い稼ぎをおぼえたり。そんな事をやっていました。

もちろんやったことがないことをやるって、楽しいしいい経験でした。でもなんか自分の立場を考えると、なんか不安になってくるんですよね。自分の好きなことをやっているだけなんですが、なんかいけないことをしているみたいな。

それが正しいかどうかというか、自由すぎて自分の行動に自信が持てなくなってくるんですね。なんかいろいろ手は出してみるものの、俺何してんだろうみたいな不安が出てきて、本当に何をしていいか分からなくなる。きっとフリーランスの人も同じような気分を味わっているのかなと思います。

軽い第二の人生を味わっていたんですが、やはり自分の人生について考えさせられます。自分の人生を自分で決めることの大変さ、というのをこの休学で学んだ気がします。

自分のスケジュールを作る

自分のやりたいことを自信もってできる。これをやるには、スケジュールを立てる事なんですよね。僕はこれを坂口恭平さんの「自分の薬をつくる」という本で学びました。

一日のスケジュールを朝一番に立てる。そこで重要なのが、自分がワクワクできる遠足のしおりみたいに立てる事。

スケジュールが決まっていると、今日一日何しようみたいに自分の人生について悩む時間が無くなるんですよね。そして、一日の終わりにも今日何もできなかったなって思うこともなくなる。朝起きた時に、何の予定が無い日が続くのって意外と悪夢なんですよね。今日何しよう。。。で夜になって、今日何も一日充実して過ごせなかったなあ。。。って眠りについては、また次の日も。。。みたいな負のループ、これが休学中は続きました。

メンタリストDaigoも言ってましたが、毎朝その日の嫌な事を考えるとその一日の幸福度はグンと下がると言っていました。本当にその通りです。

私も一時期は朝目覚めたらバッドトリップの始まりで、寝ている無意識以外は全部苦みたいな。意識がある方が辛いみたいに鬱になっていました。お釈迦様が言っている、一切皆苦=この世のすべては苦しみだ、の言葉の意味がその時分かった気がします(笑)。

でもスケジュールをワクワクしながら立てる。これ実践してからめっちゃ楽になりました。一日に希望を持てるんですね。希望。やっぱり生きる糧ですよ、希望って。希望持たないとこの世界が曇って見える、死にたくなりますよ。

さすが坂口恭平、人間のどういう所に負が入り込むか理解している。彼は、夕日を浴びると感傷的になるから夕日は浴びないようにしているらしい。人それぞれつらくなるときや虚しくなる時あると思います。それを発見して、対策する。それがこのスケジュールの素晴らしいところの一つです。スケジュールを立てることで、自分が楽しいと思えるような一日を創り出しているんですね。

私のスケジュール

自分がワクワクできるスケジュールを立てる。ほんとに一日が楽しくなりますよ。坂口恭平に救われました。

私が実際に立てたある一日のスケジュールがこれです。

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まず僕は朝シャワーを浴びます。シャワーを浴びてるときって、脳や体がシャキッとなって、整理されてて、いいアイデアとか思いついたりするんですよね。お勧めです。

後は、アウトプットを大事にしています。
大人になってインプットばっかりの生活が続き、小学生の頃の創る楽しさみたいなのを忘れていると思うんですね。アウトプットは自分の中にあるものを出すという意味でも自然な行為。じゃないとどんどん溜まっていってしまいますからね。何をアウトプットするかに関しては、楽しいことはもちろんそうですが、10年後どうなっていたいのかというスケジュールを決めるといいと思います。

これまた坂口恭平さんからの参考です。

これまた希望持てます。生きるのが楽しく思えてきます。
私は将来も何か書くことは続けていたいので、書きます。そしてちゃんと英語話せるようになりたいので英語勉強します。

スケジュールをすると何がいいって、自分の向かう方向であったり、好きなものが見える化されるんですよね。やはりどこかに進むうえで、何となくよりも、文字で、はっきりと分かっている方が到達しやすいですよね。

夜スマホやパソコンの画面を見るとブルーライトで次の日の目覚めがやられるので2時間前くらいからできるだけ見ないようにします。朝の時間大事です。朝は三文の徳以上あります。マジで10文の徳くらいです。

これやると一日にやったことが見えて、やらなかったことを非難しなくなります。俺は楽しい事、自分のやりたいことをこんだけやったぞと胸を張れます。それが明日の活力になります。

自分を否定しないように、毎日に希望が持てるように、
是非自分のスケジュールを立ててみてください。


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