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スタイルの話でもしますか。『帽子』にまつわる...なこと。

皆さん、こんばんは。蓮沼五朗(ハスヌマゴロウ)でございます。

僕はスタイルはあまり良くありません。身長は高いのですが、足腰が悪く、ちょっと縮んで今は180.0cmちょうどくらい。体重は増加傾向で93.5kg ±1.0kgを行ったり来たりです。

腹囲は「ガチ」メタボリックシンドロームの真っ只中で95.0cmくらいあります。

メタボの基準にクレームをつけてもしょうがないのですが、身長160cmの人と180cmある人が同じ腹囲なワケないでしょ!って言いたくなります。

それでも「ジジ臭く」なるのが嫌で、最先端ファッション雑誌のスタイルをいかに「UNIQLO」で再現するかを取り組み中。

それでも、昔ほどは洋服にお金を使わなくなりましたね。

けれども思い返してみると、今まで色々なファッションアイテムに散財を繰り返してました。

その名残で靴のコレクションは未だに健在です。

前述した通り脚が悪く、左膝変形症で痛みがあるため足元はいつも「スニーカー」でも「NIKE AIR FORCE1」の単色(Black or White)ならどんなスタイルでも合うので、気に入ってます。

シューズコレクション その1
シューズコレクション その2

それと、お気に入りが、アイコンにもなっている「帽子」です。

僕は本当に帽子が好きです。どうも憧れる人に帽子が似合う人が多くて、

『CHARさん』『木梨憲武さん』『永井荷風先生』とまあ皆さん帽子がよくお似合いで。

そんなオシャレな人たちのセンスを少しでも盗みたい、そしてオシャレですねと思われたいなと。そんな妄想を抱くことがなくはないです。

では、帽子にまつわるつまらない話をしましょう。

一番最初に働いた会社が地下鉄 都営新宿線の沿線にあり、僕が就職した昭和63年当時には「土曜日半日勤務」がありました。

ある土曜出勤の日、残業もなくお昼ピッタリに終わったものの、真っ直ぐ帰る気がせず、新宿へ映画を見に行きました。確か冬の日でコートを着ていたように記憶しております。

見た映画はケビン・コスナー主演の「アンタッチャブル」。

この映画の衣装は、かの「ジョルジオ・アルマーニ氏」が手がけたとのことで登場人物がまとっているスーツが「超絶カッコイイ!」。

そして登場人物の頭の上にはそんなスタイリッシュな衣装に、とてもよく合う「ソフト帽」が鎮座しておりました。

スクリーンの向こうの世界に首まで浸かり、すっかり「アンタッチャブルチーム」の一員になったかの錯覚を起こした僕は、そのまま「新宿伊勢丹 男の新館」にある帽子売り場に足を運びました。

確か40,000円ほどするウサギの毛で出来た「高級ハット」を衝動買い!定員さんに「このまま被って帰りますから」と頭には高級ハット、手には大きなショッピングバックに入った帽子ケースをぶらさげ、そのまま千葉方面の総武線に乗車です。

都内を走行している間はよかったのですが、江戸川を渡り千葉県に入ると、徐々に空いてきて。背丈180cmを超えるスーツ姿の「若いにーちゃん(当時20歳)」が、どう見ても安物のスーツに不釣り合いな「高級ハット」を被ってる!乗り合わせた人たちの視線を感じ始めました。

骨の髄まで「エリオット・ネス」と化した僕はそれを逆に受け取り「どうだ!オシャレだろ!ワシはアルカポネを倒したエリオット・ネスじゃ!!」と心の中で「しめしめ」と片口を上げ「ヒヒヒ!」と不敵な笑みを浮かべてました。

そのまま、当時住んでいた親元の最寄り駅で下車、そこからバスに乗るのですが、もちろんバス乗車中のスタイルも「にわかエリオット・ネス」のままです。

その日には、バスでパート帰りの「友達の母ちゃん軍団」と遭遇。「ゴローちゃん、またオシャレねぇー」「東京で働くようになったら垢抜けたわ!」「シュッとしてイイ男になったね」とくすぐったいやら、照れ臭いやら。

「そんなことないですよ!」と言いつつも心の中では満面の笑み。半分皮肉も入っていたのにね(笑

そして、帰宅寸前に親に見つかったら「なんか言われる」と思った僕は、その「高級ハット」を帽子ケースへ収納し、自室の押し入れに隠してその日は無事終了。

ところが、

次の日(日曜日)の夕方、母親から「昨日、お前とバスの中であったXXさん達から色々言われたわよ!探偵みたいな帽子かぶってカッコよかったってさ!!」「そんなもん買うんだったら家に入れるお金増やしておくれよ!!」と散々嫌味と説教をされました。見つかったらなんか言われるとの予感的中でっせ。

その後はと言うと、その高級帽子、先輩の結婚式の2次会で披露したものの、やはり「ガチ不評」。「帽子はオシャレ上級者のアイテムだよ」「帽子は歳を取らないと似合わないぜ!」「帽子を買う前にスーツ買いなよ」と先輩や同僚のありがたいアドバイスをいただき、その帽子はお蔵入りになりました。

母親の話では親戚の法事に出かけた際に父親が何回か被って似合ってたとのこと。しかし、その後の手入れが悪く、僕が親元を離れる際、薄い雪化粧のような「カビ」をまとったお姿で発見され「再起不能」を確認。そのまま廃棄処分となりました。

その思い出もあってか「なんとか帽子の似合う紳士になりたい!」との希望を抱き続け。

最近はようやっと「帽子が浮いていない」オジサンになったと感じております。

帽子好きを証明するお写真!

何度も申し上げている通り僕は「脚が悪い」ので。最近はステッキも使っておりましてね。

本当にアイキャッチのイラストにある『紳士のスタイル』が似合うオジサンを目指し、実践している今日この頃。

最近は帽子だけでなく、なにを着ても似合ってると思いますけどねぇ(自分で言ってりゃ世話ねーや笑)。

そして、いつかは「帽子はトラヤ」「カバンはタニザワ」「スーツは英國屋」「靴はリーガルのフルオーダー」でバッチリ決める日が来るとイイなぁーと夢見ております。

でも僕自身そんなスタイルを語るほどの容姿かどうか。帽子が似合う紳士かどうかは「オフ会」でお会いした時にでもお確かめくださいませ。

帽子にまつわる…..なことでございました。いま思い出すと「赤面」で額に「脂汗」がにじむほどお恥ずかしい限りですけどぉ〜😅w

さて今回はこれにてお開き。ここまで蓮沼五朗(ハスヌマゴロウ)がお伝えをしました。

今日の話は鰻の話を超えられたか!よかったらこの👇『鰻の話』も読んでください。

それではまた。


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