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認知科学コーチングと自身の軌跡 Vol.1

はじめまして。シンペイと申します。

2022年10月から認知科学コーチングを学んでおり、来年4月には、プロコーチになります。

認知科学コーチングは、「クライアントの”自分らしさ”を使って、現状では想像がつかないようなゴールを達成する」「そのプロセスを通じてコーチングマインドを構築する」ものと言えます。

ただし、これが、認知科学コーチングのすべてではありません。

認知科学コーチングとは、どういうものか?

この答えを、みなさんと一緒に考えるために、
「シンペイは、認知科学コーチングと、いかにして出会い、なにを学び、なにを会得していくのか?」その軌跡を書いていきます。

”コーチ”との出会い(2016年)

私の尊敬する人に、アンソニー・ロビンズとピーター・セージ、がいます。

彼らはいくつもの肩書を持ちますが、アンソニー・ロビンズは「私はコーチです」と答えています。
彼らが提唱する「6 human needs(6つの欲求)」「成長と貢献に意識を集中する」という考え方は、私の人生に大きな変革を起こしました。

2013年にこのセオリーを知り、2016年に実行し始めてからは、確実に人生が好転しました。
特に、仕事においては、自身の昇進や異動、新規事業、更には転職まで、全て成功してきたと言えます。

これが、私の、"コーチ"という職業機能との出会いです。

ただし、彼らの職業機能は、コーチの定義からは、少し外れているかもしれません。
この点については、別の機会に書きます。

認知科学コーチングをうける(2022年5月)

2019 年に、前職の海外現法にて、物流請負の事業を立上げ、メンバー約250人の事業所の代表となりました。
この経験から、「人の成長に寄与できることの尊さと喜び」を実感し、「人の成長に貢献できる組織」に興味がわきました。

「もっと、人の成長に貢献できる環境にいたい。その中で、自分自身もさらに成長したい」と思い、転職を決意しました。

現職は、「現状の外にある抽象度の高いビジョン」と「そのビジョンを達成するための原則」が経営の根幹にあり、人材育成の場としても、まさに自分が理想とする環境であると思い、転職を決めました。

転職初年度(2021年)は、物流の仕組みを構築するチームリーダーを任せてもらいました。
チームリーダーという「メンバーの成長に貢献する」ど真ん中の役割で、非常にやりがいがあり、自己効力感も満たされました。

2年目(2022年)になり、カイゼンをリードする部門に異動となりました。
経営層に直接提案ができる刺激的なポジションではあったものの、自分のやりたかった「メンバーの成長への貢献」をダイレクトに感じられる環境ではありませんでした。

恵まれた環境の中にありながら、心の中にモヤモヤを感じていました。
何か現状を変えたいと思っていたとき、ふと、コーチングのことが頭に浮かびました。

いわゆる「筋トレ」を趣味としていた私は、サラリーマンをしながら筋トレの様子を発信するYouTube「AKIOBLOG」を登録していました。
その中で、YouTuberのAKIOさんが、「サラリーマンをやめて経営者になる、そのきっかけがコーチングである」という発信をされていました。

「コーチングを受ければ、何か現状を変えられるんじゃないか?」
そう思い、AKIOさんが経営されている会社GOAL-Bのコーチング動画を購入し、食い入るように見ました。
そして、その日のうちに、GOAL-Bのコーチングセッションを申し込んでいました。

認知科学コーチングスクールで学ぶ(2022年10月)

GOAL-Bの、認知科学コーチングを受けて、みるみる現実が変わっていきました。

趣味であるフィットネス活動においては、これまで、フィットネスジムに通っての筋トレがメインでした(ベンチプレス、スクワット、等)。
ジムでの筋トレは、私の生活の柱の一つであり、自分の成長に欠かせないと思っていたので、これを変えることは考えられませんでした。

コーチ:「ジムでの筋トレは、シンペイさんにとって、すでに現状になっていますよね。フィットネスで、他に、何か挑戦したいことはないですか?」
シンペイ:「クロスフィットをやってみたいかもです。以前、海外で少しやっていたのですが、転勤もあり、3カ月で終わっていました。」
コーチ:「いいですね~。メッチャ熱いじゃないですか!いつから始めますか?」
シンペイ:「え!?あ、ちょっと調べてみます。」

その月に、クロスフィットを始めていました。
そして、自分の生活の柱になっていたフィットネスジムでの筋トレが、スケジュールからなくなっていました。

この変化には、驚きました。
自分が「変えられない」と思っていたものが、コーチングによって、いとも簡単に変わったのです。

他にも、家族とのコミュニケーションについても、変化がありました。

前職にて、海外での単身赴任を7年間続けていました。
そのため、日本に戻ってからも、家族、特にワイフとは、”ルームメイト”のような関係でした。
お互いに、干渉せず、会話もほとんどない(私からの一方通行)状態でした。
そんな状態が1年半続いていました。

私は、この状態が、お互いにとって一番良いと思っていたため、特にタッチしていませんでした。

コーチ:「家族とのご関係はいかがですか?」
シンペイ:「ワイフとは、ルームメイトのような感じですね。私の片思いが続いている感じです(苦笑)」
コーチ:「何か、ご自身の本当の思いを伝えたりはしていますか?」
シンペイ:「え?あ、特にはしていないですね」
コーチ:「ご家族との関係は、放置したままで良いですか?趣味や仕事で、これだけゴールに向かって動けているのに、シンペイさんらしくないですよね?」
シンペイ:「確かに・・・」

その日から、ワイフに対して、自分の思いをEmailに書いて発信し始めました。
自身の生い立ちや、ワイフと出会ってからの自分の変化、今の心境、そしてこれから何をしていきたいか。
全部で、Vol.8にわたる大作になっていました。

それまで、「ワイフは、自分のことにはあまり興味もないだろうし、自分の思いを伝えても迷惑なだけ」と思っていて、何もアクションしていませんでした。
これも、コーチングによって、行動が変化したのです。

コーチングによって自分が変わっていくにつれて、認知科学コーチング自体への興味が湧いてきました。

話を、もっと過去にさかのぼります。
私は、幼少期から、戦争に関する映像や本にふれる機会があり、「戦争のない、平和な世界が実現できたらいいな」と、漠然と思っていました。
それから月日がたち、いろんな文化圏の人々と交流する中で、「人間が”幸せだな””充実しているな”と感じるのは、文化圏に関係なく、何か共通した要素があるのではないか?」「その共通した要素を、世界中の人に展開できれば、みんながハッピーになるんじゃないか?」という思いが生まれ、強くなっていきました。

しかし、そう思いながらも、一体何をすればいいのか、分からないままでした。
ただの妄想のままでした。

そんな中で出会ったのが、認知科学コーチングです。

「もしかしたら、認知科学コーチングこそ、その答えなのかもしれない。であるならば、この認知科学コーチングを世界中に広めることこそが、世界をハッピーにする方法なのではないか?」
抑えきれない興奮は、すぐに行動に繋がります。

早速、コーチに連絡を取り、彼が学んでいたコーチングスクールについて聞きました。

翌日には、申し込んでいました。

そして今、私は、Mindset Coaching Schoolで、認知科学コーチングを学んでいます。

ここまでが、私が、認知科学コーチングを学び始めるまでの軌跡です。

次回は、コーチングスクールでの学びを中心に、書いていきます。

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