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2020年の振り返りと今年のテーマ

 新年に入ってしまいましたが、やはり昨年を振り返って具体的な言葉にしておくのは備忘録的にも大事よねということで昨年の振り返りをしたいと思います。

 また、自分のやりたいことである「自らビールを提供し、ビールを囲んで語らう場を作る」という目標に向かうにあたり、今年1年のテーマを言語化しようと思います。

2020年の一文字

 2020年を振り返り、一文字の漢字で表すとすると「」でした。
 なぜならば、人生にけるライフステージが進みました。そして、私のやりたいことへに向けて第一歩を踏み出し、進み始めました。

 もう少し具体的に、自分にとって2020年の主要なできごとを上げると以下になります。

●中古リノベーションマンションの購入
●子供が誕生し、家族3人の生活がスタート
●サッポロビールへ転職
●Twitterの再開とnoteのスタート

 それぞれ簡単に振り返りたいと思います。

中古リノベーションマンションの購入

 物件自体は2019年9月から探し始めていました。候補エリアは、私の第2の故郷である蒲田エリアを中心に、五反田エリアや嫁が好きな谷根千エリアです。

 今も引き続き蒲田に住んでいますが、実は当初は、五反田近くの大崎広小路駅から徒歩3分程度の中古リノベマンションで決まりそうになりました。しかし、私に蒲田への未練が少し(いや、そこそこやな笑)ある中、偶然、五反田の物件をリノベした会社がリノベした物件が蒲田にぽっと出てきて、そこを急遽見に行くとやっぱりいい感じで、悩んだ末、蒲田の物件にしました。

 その当時、東京オリンピック需要で不動産価格が上昇傾向にありましたが、不動産は買いたいと思ったときに買わないと中々買うタイミングってないよねと思い購入を決意。家はとても気に入っています。

家から歩いて5分もしないところに梅屋敷商店街があり、そこの魚屋さんと八百屋さんがモノはいいのに超リーズナブルです。おそらく家族経営&持ち家で家賃ゼロってことで実現できている価格なのでしょう。

 ただ、もしコロナ禍がもう少し早く始まり、リモート中心のワークスタイルになっていれば、物件は買わずに、逗子とか多摩とかへの移住を検討していたかも?知らんけど。

子供が誕生し、家族3人の生活がスタート

 2020年の一番のビッグイベント。息子の誕生です。34歳(その当時)にして父親になりました。

 前職の同僚・上司の協力のおかげもあり、運よく出産の現場に立ち会えました。出産の現場は、神秘的なものというよりは、どちらかというと修羅場だと感じました。辛そうにいきむ嫁と何もできず励ますことしたできない無力な自分。

助産師さんが「もう見えてる!最後もう一息!」と言った瞬間、

「がんばれ!いけ!!」

気が付いたらそう叫んでいました。次の瞬間、

「おぎゃー!!」

その声を聞いたとたん自然と涙が出ました。がんばった嫁には感謝しかありません。

 家族3人で新しい家に住み始めた当初は、父親としての自覚が足りず、迷惑をかけてしまいました。しかし、一緒に生活していくことで徐々に自覚と覚悟が形成されていったと思います。

 もちろん、まだまだ至らない部分はありますが、子供にとっても嫁にとっても「かっこいい父親」になれるよう精進していきます。

ちなみに、今年はコロナ禍の影響でリモートワーク中心のワークスタイルになり、子供と触れ合う時間がかなり確保できたと思います。コロナ禍は早く収まってほしいですが、それは不幸中の幸いでした。

サッポロビールへ転職

 自分のやりたいことである「自らビールを提供し、ビールを囲んで語らう場を作る」を考えると、ビール醸造の世界に飛び込んだ方が早いとずっと思っていました。

 そのため、いくつかのブルワリーに話を聞きに行ったこともあるのですが、ブルワー系の求人数がそもそも少なく、かつ、私の年齢だと中々未経験者では厳しいなという感触があり、どうしたもんかなと思っていました。また、会社での仕事の時間と父親としての時間を両立させていくと、中々自分の時間をやりたいことの実現に使うことができていないという状況が続いていました。

 そんな矢先、私の知財のキャリアを活かせる求人がサッポロビールから出ているのを発見し、応募~面接を経て採用いただくことになりました。

 今のところ、サッポロビールでは残業時間が減り、仕事時間・家族時間・自分時間がバランスよくとれるようになったと思います。また、仕事を通してビールや醸造の知識がインプットできるのも効率いいです。

 私は仕事・家族・自分の3つの時間のバランスを取りながら、自分のやりたいことを実現したいと思っています。ここでいう『バランスが取れている状態』とは、自分視点でバランスが取れているではなく、家族視点でバランスが取れている状態です。

 私は家族と私らしいスピードで進んでいきたい。例え他人が「そんなの欲張りだよ」と言おうとも、私は貫きます。

私は家族とともに私の夢を実現する!

Twitterの再開とnoteのスタート

 本当は2020年開始からスタートしたかったのですが、中々取り組むことができず。Twitterの再開は7月でnoteのスタートは10月。

 目的は発信力の強化。個人のブランド力が仕事に対して有利に働く時代はすでにスタートしています。周囲の方を見渡しても、発信を継続した結果が仕事に繋がっているケースは多く、発信は大事だとずっと思ってました。

 ただ私は頭では大事だと思っていても、発信が習慣となっていないので、中々始められず、行動が遅くなってしまいました。反省。

 習慣化のコツは、習慣としたい行動のトリガーを生活の中に組み込むことらしいので、2021年はそこを設計しながら発信は継続していきたい。

noteでは書く内容の骨子を考えて書き始めてはいるが、いざ書き始めるとその通りに進まないことが多い。けど、それはそれでいいのかも。

2021年のテーマ

 今年は昨年「」んだことを継続して発展させ、夢に向けた土台を「」くために、良い習慣を身に着けたいです。

 なので今年のテーマは「」です。

今年のテーマは四半期ぐらいごとに見直し、場合によっては修正するようにします。

 テーマを踏まえ、まずは家族の目標ついて。

●家族の絆をより深くする
 今年の4月から嫁が育休が明けて職場復帰します。そのため、リモート中心の今、ある程度家事・育児のお手伝いができているものの、お互いの負荷を見ながらバランスを整えていく必要が出てくると思います。なので、家族での対話をもっと定期的に行い、一方の負担が大きくならないよう、家族で協力して家事・育児をバランス良く行っていきたいです。家族全員で家族を運営し、家族の深い絆を築いていきます。

今年の反省として、家族としての対話が少なかったかなという想いもあるので、そこは必ず改善したいですね。

 次は私の夢を実現するための目標ついて。

●醸造に関する知識・経験を積む
 前々からやろうと思っていたHome Brewingを今年絶対始めます。そのために、昨年末に仕事部屋の整理もしました。最低限の器具を揃え、小さくスタートし、醸造そのものの経験を積んでいきます。また、同時並行で本業の業務の中でビール醸造の基礎的な知識を得つつ、『How to Brew』という書籍で自主学習もやります。

ちなみに、日本では酒税法上、醸造免許のない人は1%以上のアルコールを製造してはだめなので、法律順守は絶対です。一方アメリカでは、日本のような規制がなく、Home Brewing起点のブルワリーが多く誕生しています。そんな背景も一つの要因となり、アメリカのクラフトビールシェアは伸びているのでしょう。

●センスを磨く
 日本だけでなく海外も含め、勢いがあったり、安定して人気があったりするブルワリーは、漏れなく「センスがいい」です(ビールが美味しいことは大前提です)。この「センス」は抽象度が抜群に高いので難しいですが、アート・デザイン的なものやフィロソフィー的な信念みたいなものだと私は理解しています。私自身あまりセンスがいい方ではないので、普段身に着けるものや部屋の作りなどをセンスがいいものに変えていきます。また、アートや哲学などはこれまで「よくわからないから」ってことであまり触れてきませんでしたが、今年は例えわからずとも触れていくようにします。

何をもって「センスがよい」とするかは、一旦は「クラフトビールの飲用シーンにおいてマッチすると思うかどうか?」を軸にしてみます。この軸が機能しなければ、別の軸を考えます。

●クラフトビールの角打ち兼酒屋を始めるために動く
 醸造の知識と経験を積み上げる傍ら、将来の夢に向け、ビジネスとしてのスモールステップとして、蒲田近辺にクラフトビールを中心にした角打ち兼酒屋を始めたいと考えています。いくら美味しいビールを造ろうとも、売れなければ持続可能な事業としては成り立たない。そのため、まずはクラフトビールの流通チャネルの知見や人脈を作るところからスタートしたい。クラフトビール酒屋を通して消費者と接し、ブルワリーとしての勝ち筋が見つけられるとなおよいかな。ただし、会社の副業規定との兼ね合いもあるので、やり方は要検討。

蒲田付近には気軽にクラフトビールを選べる角打ち兼酒屋はないので、クラフトビールのラインナップが豊富な角打ち兼酒屋のニーズが意外とあるかもしれないとも思ってます。

●発信者になる
 昨年から始めた発信ですが、今年も引き続き行います。YoutuberやSpotifyなどを含めメディアを使って発信する力があるのとないのとでは、明らかにできることが変わってきます。ハーバード大学にある図書館にある言葉だったと思いますが、「遅すぎると思ったときが始めるときだ」的な言葉があるように、例え遅くてもやらないよりはやった方がいい。上記3つの目標のプロセスの中で、得た気づきや経験などを定期的に発信していきます。

2021年に発信を続けた結果、年末に振り返ったときに、私のフィロソフィー的なものがおぼろげながらでも見えてくるといいなという狙いもあります。また、発信することで何かいいご縁が得られるかもしれません。

私の夢に向けた目標の今年の全体のイメージとしては以下のようになるかなという感じです。

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 最後に、本業のサッポロビールでの目標について。

●カイタク者になる
 ビール業界を含め、酒類業界は転換期をすでに迎えています。これまでは『市場にある酒類ブランドの中でどれを飲むか?』の中だけでの勝負だったのが、『数ある娯楽の中でどれを選ぶか?』の中で『お酒を飲む』ということを選んでもらうところからの勝負になっています。詳しくは書けませんが、知財以外の面でも会社に貢献できるよう模索します。

さいごに

 振り返りと目標を書いていたら、また結局4500文字くらいになってしまっいました。笑
 もっと『シンプルに伝える』こともがんばります。




インプットしたものを何かでアウトプットしたいと思い登録。いずれブルワリーを自分で立ち上げ、それを中心にビアバーやゲストハウスなどシナジーがありそうなことを始めることを妄想中。ビールを囲んだコミュニケーションでみんなを笑顔にしていきたい。