見出し画像

「田舎生まれ田舎育ち」を原点に、若者に挑戦する機会を届ける熱血漢【社員インタビュー】

こんにちは!新人広報の飯田です。

デデン!

「新人広報、飯田華菜がゆく!もっと知りたい!ハッシャダイのこと!」

おもしろそうだ!もっと知りたい!と思った方に新人広報飯田がインタビューをしていく本企画。

本日は、7月からハッシャダイソーシャルに新しく加わった岡本泰青にインタビューしてきました!

全国の若者に新しい可能性に出会える機会を届けていきたいと、アツい意気込みを語る岡本泰青の人柄を、どうぞお楽しみくださいませ。

岡本 泰青 / おかもと たいせい
1998年生まれ。北海道出身。高校卒業後、地元の医療系専門学校に進学するもミスマッチにより退学。その後、ヤンキーインターンに参加するため20歳のときに上京。2019年にヤンキーインターンを卒業後、外国人観光客向けの免税システムを取り扱う会社に就職。2023年に全国の商業施設や宿泊施設、公共施設等でご利用いただけるEV充電サービス DMM.com EV事業部に営業として参画。2024年7月から一般社団法人HASSYADAIsocialに参画。

飯田:まずは、現在の業務内容やハッシャダイソーシャルの中でどんな形で動いているのか教えてください!

岡本:はい!僕はエデュケーション事業部に所属しています。

エデュケーション事業部は学校講演や「お仕事図鑑」などの取り組みを通じて、大人を巻き込みながら、若者に「Choose Your Life!」を届ける活動を行っています。

エデュケーション事業部についてはこちら:


岡本:その中でも僕のメインの活動は、ハッシャダイソーシャルに協力してくださる企業の方々との繋がりをつくり、より取り組みを広げていくことです。

飯田:そうなんですね!
泰青くんとハッシャダイソーシャルの出会いってなんだったんでしょうか?

岡本:僕、もともと「ヤンキーインターン」の卒業生なんですよ!

ヤンキーインターン時代の岡本(中央付近)

飯田:あっ!「ヤンキーインターン」に参加したってことは、やっぱりヤンキーだったんですか?!見た目もちょっといかついし...!

岡本:あ、えーっと、全然ヤンキーではなかったです。(笑)
自分で言うのもあれですが、意外と真面目な学生だったと思います。

飯田:あ、そうだったんですね!(笑)
「ヤンキーインターン」ではどんなことをやられていたんですか?

岡本:当時、「ヤンキーインターン」には「営業コース」と「ハッカーコース」があったのですが、僕は「ハッカーコース」にいました。
IT人材になるべく、プログラミングを学びながら仲間たちと切磋琢磨してましたね!

ってかっこいい感じに言っちゃいましたけど、本当はそんなにかっこいいもんじゃなくて。(笑)

「場所にとらわれずに仕事ができる」っていうのが当時、僕の中で大事にしていたことだったので、カフェでパソコンカタカタできるような仕事を探していました。

「ハッカーコース」で学んでいたことは、主にプログラミングの知識と社会人としてのマナーです。

特におもしろかった授業は、ラッパーの晋平太(しんぺいた)さんが講師としていらしてくれた「ぶっちゃけTEEN 君のことばプロジェクト」ですね。
想いをきちんと言葉にしてアウトプットすることを教えてくれました。

当時の晋平太さんと岡本の様子

当時の記事がこちら:

岡本:あと「ヤンキーインターン」ってみんなでシェアハウスに住むんですよね。12人と生活を共にするんです。

飯田:12人で生活!?なかなかできない体験ですね...!
12人でのご飯はどうするんでしょう?

岡本:料理担当は僕でした!料理ができるのは僕しかいなかったので。(笑)

僕が作った料理をみんなで食べたり、ただただスーパーで肉を買ってきて、キッチンで立ち焼肉とかしてましたね。
その中でも同じプログラミングコースの友達とは特に仲が良かったので、休みの日は東京の街を散策したりしていました。

飯田:めちゃくちゃ楽しそうっすね!立ち焼肉、わたしもやりたい...。(ジュル)

そもそも、泰青くんは「ヤンキーインターン」のことをどのように知ったのでしょうか?

岡本:もともと僕、北海道のすごい山奥の田舎で育ったんですよ。田んぼに囲まれているのはもちろん、電車は3時間に1本だったり、玄関を開けたら鹿が出てくることもよくありました。(笑)

飯田:ええ!玄関を開けたら鹿!?!?(笑)

岡本:はい。(笑)

これからのことを考えていたときに、自分のやりたいことから派生して考えてみよう!と思って。

当時、推していたアーティストがいたんですよね。
いっぱいLIVEに行きたいし、でもそうすると交通費は高いし...。
そんなときに「あ、俺が東京にいけばいいのか!!!」って思いついて。

そんな感じで、東京に行くことに決めました。
でも何かきちんとした理由がないと親は許してくれないだろうと思ったので、「きちんとしたイメージのある医療系なら許してくれるかもしれない!」という理由だけで、北海道にある医療系の専門学校に通うことにしました。

飯田:高校卒業後、上京しなかったのには何か理由があるんでしょうか?

岡本:1番の理由は、情報が無かったことだと思います。

僕の家はもちろん、地元のコミュニティ全体でも、北海道から出る人がいなかったんですよね。

だから、関東に知り合いが全くいなかった。それと今よりネットが普及していなかった時代だったので、全く関東の情報を得られない。知らないが故に選べなかったなあと今振り返ると思います。

あとは、東京で生きていくためには、安定した収入を得ることが大事だと思ったんです。そのための準備として、「じゃあ資格とるか〜」と専門学校に入りました。

飯田:だからすぐに上京はしなかったんですね...!
実際、専門学校に入学してみていかがでしたか?

岡本:入学してあるとき、「偏差値」というワードが出たんです。

当時の僕が全く触れてこなかった言葉だったので、「なにそれ?」と素直に友達に聞いたんです。

そうしたら、すっげえバカにされたんです。
「知らんの!?田舎っぺか?(笑)」って笑われて。それがめちゃくちゃ嫌だったんですよね。周りとの違いを感じた瞬間でした。

それから、僕は全然頭が良くなかったし、高校でも全然勉強してこなかったので、少しずつ授業にもついていくのが難しくなってきたんです。

そうこうしているうちに、気がついたらちょっとずつ学校に行けなくなりました。

飯田:そうだったんですね。
学校に行っていない時間は何をしていたんですか?

岡本:友達とドライブに行ったり、カラオケに行ったりしてました。
そのときには、なんとなく学校を辞めることを考えていたので、次の進路についても考えていましたね。

でもやっぱり東京は行きたくて。
「どうやって東京に行こうか。」このことがずっと頭の中でぐるぐるしてました。

当時、友達と遊んでいる岡本の様子

飯田:そんなに強く東京に行くことを願っていたのは、推し活以外になにか理由があったんですか?

岡本:もともと「田舎生まれ田舎育ち」という現実にコンプレックスを抱いていたんです。

推しのライブなどで都会にいく度に「都会にはたのしいことやものが詰まっているなあ」と感じていて。

さっきも言ったように、僕のまわりの人は北海道に留まる人が多かったので、「どうして都会の方が楽しいし、便利なのに北海道に留まっているんだろう?」と周りに疑問を持つようになったんです。

そんなとき、あるYouTuberと謎の団体が”第0新卒”なるもので「田舎から東京に若者を集めてキャリアを!!!!」って叫んでいることを友人経由で耳にして。

それが、「株式会社ハッシャダイ」だったんですよ。

詳しく「株式会社ハッシャダイ」について調べてみると、「ヤンキーインターン」っていう事業があることを知って。

「上京費用はかからない、生活費も稼げる、ほんで就職も?
 これだ!!!!!!!!!!!!」

ってすぐになりました。ビビビ!って、稲妻が走っちゃうくらい。(笑)

飯田:ビビビ!!!!運命的だ!

岡本:本当にそうなんすよ!ただ、申し込むまでには母との決闘がかなりありました。(笑)

上京するためには東京で生きていける力を見せなければ!と、役場の臨時職員の1日8時間の仕事を4ヶ月ぐらいしていました。
この仕事、ずっと山に籠ってるんですよ!

飯田:ええ!山に!

岡本:ただ、ここで働くおっちゃんたちはめちゃくちゃかっこよくて。
やり切ることやこだわること、相手の目線に立って動くことなど、今僕が大切にしている仕事の姿勢はここで学びました。

働きはじめて4ヶ月ぐらいが経ったころ、やっと母に「東京いってこい!」と言ってもらえました。その日はさすがに白米3杯食べましたね。

飯田:やったーー!やりましたね!!!

そこまでなんとか頑張って参加した「ヤンキーインターン」はいかがでしたか?

岡本:最高でしたね。うん、めちゃくちゃ最高でした。
最高だったことはいくつかあるんですが、まずは仲間ができたことですね。

シェアハウスで、似たような悩みや境遇を抱えている仲間たちと交流するうちに自然と僕自身の世界が広がっていくのを感じていったんです。
今まで出会ってこなかった人と出会うことで、価値観が変わっていったというか、自己肯定感が上がっていきました。

あとはあの環境がめちゃくちゃありがたかったですね。
挑戦する機会、そして「何かに挑戦したい!」と言ったら全力で応援してくれる環境なんて、そう簡単には出会えないじゃないですか。

地元では感じられなかったものが、「ヤンキーインターン」にはたくさんありました。

僕が自然と笑えるようになったのも束の間、気づけば「ヤンキーインターン」はもう終盤でした。これからのことを考えなければいけない。

将来のことを考えて1番に出てきたのは「ハッシャダイで働きたい!」という気持ち。

これを当時のメンターに相談したところ「外の世界もみてみなよ!」と背中を押してもらい、「せっかく東京に出てきたし、大きいチャレンジしてみっか。」と思って、ハードルの高い企業にチャレンジしてみることにしたんです。

その企業は外国の観光客向けに免税システムを作っていて、当時は東京オリンピックが開催されるということもあり、ものすごくアツい業界でした。
ありがたいことに僕はそこでファーストキャリアを歩むことになり、はじめての社会人になりました。

飯田:その会社で働く中で、どのようにハッシャダイソーシャルの代表三浦・勝山と再会したのでしょうか?

岡本:その後、1社目の会社から転職して、人材系の企業で営業をしていたんです。

営業が僕の性に合っていたのか、1年半その企業で学んだ後、よりパワーアップした営業マンになるために、DMM内の事業部署に異動になって。

そのころには、お世話になった三浦さんと勝山さんは「株式会社ハッシャダイ」から独立して、今の「一般社団法人HASSYADAIsocial」になっていましたが、オフィスが同じだったこともあって、奇跡的に、会社の中で再会することができて...!!!

「次のハッシャダイソーシャルのイベントおいでよ!」といってくれたことをきっかけに、行けるイベントには全て参加しました。(笑)

そんな関係を続けていたら、今年に入って勝山さんから「久しぶりに2人で話そう!」と連絡が届いて。

そこで伝えられたのが、「ハッシャダイソーシャルの一員にならないか?」ということでした。

「いつかハッシャダイソーシャルと一緒に仕事をしたい!」とずっと願っていたため、今だ!と思い、迷わずすぐに「YES!」と答えました。

飯田:実際にハッシャダイソーシャルに入って2ヶ月が経過しましたが、いかがですか?

岡本:めちゃくちゃ充実してるなあと感じます!

新しいことだらけで、もちろん大変なことはたくさんあります。
でも、僕の中で「やりたいこと」が明確にあるので、そこをめがけて、ただただ走るのみ!っていう気合いで、気持ち的には毎日ガンダッシュしていますね。

あと、たくさんご飯食べてます!!!
どんなに忙しくても、食べる!寝る!はめちゃくちゃ徹底しています!
華菜さん(飯田)も、食事と睡眠は大事にしてくださいね!!

飯田:はいっっっ!いっぱい食べます!いっぱい寝ます!(笑)

入社したころ、ハッシャダイソーシャル森本に撮ってもらった1枚


飯田
:では最後に、これからのハッシャダイソーシャルでの意気込みをお願いいたします!

岡本:はい!!!!

さっき言った「やりたいこと」に繋がってくるんですけど、まだまだ地方には情報格差があったり、機会がなくて可能性が限られてしまっている若者がたくさんいると思っているんです。

僕もそのひとりだったけど、「ヤンキーインターン」に出会ってめちゃくちゃ変わることができたんですよね。そういう若者が新しい可能性に出会える機会を届けていきたいと思っています。

それと共に、その人たちの背中を押していけるような、「元気」と「想い」の灯火を届けていきます!!!

飯田:「元気」と「想い」の灯火...!一緒に全国に届けていきましょう!
改めまして本日はお時間いただき、ありがとうございました!

岡本:はい!こちらこそありがとうございました!
これからも何卒、岡本泰青を、よろしくお願いいたします!!!


編集後記:「元気」と「想い」の化学反応を生むために


いつもあかるく元気で、会っただけでとてつもないエネルギーを貰えちゃう泰青くん。
そんな泰青くんのいままでの話を改めてじっくりと知ることができて、とても嬉しい機会でした!

今回のインタビューの中で最も印象的に残っていることばが、最後に話してくれた「『元気』と『想い』の灯火」です。

ハッシャダイソーシャルが大切にしている「元気」。
ハッシャダイソーシャル全体の、かつメンバーそれぞれの「想い」。
これらが掛け合わされ、化学反応が起こることで生まれる灯火を、全国に届けていく。

一見簡単なように聞こえますが、きっと難しいことなんだろうなと思っています。

ひとりひとりがとびっきりの「元気」な姿で、すれ違う人と挨拶を交わす。
ひとりひとりがつよい「想い」を抱き、アツい言葉で表現をする。

小さいことのようでなかなか忘れてしまいがちなことを、丁寧に、大切に届けていくことで、はじめて「Chosse Your Life!」が届く。

こういうことなのかもしれないな、と今回のインタビューを通して思いました。

文字にするとあたりまえのように聞こえてしまうけど、ついつい目の前のことに精一杯で忘れてしまいそうだな、と思ったので、ここに記しておきます。

「Choose Your Life! それでもなお、人生は選べる」。

どうか、ひとりでも多くの方に届きますように。

ハッシャダイソーシャルは新しく岡本を仲間に迎え入れ、ここからさらにハッシャしていきます!


取材・執筆:新人広報飯田


この記事が参加している募集

全ての若者に教育の機会を届け続ける活動に使わせていただきます。皆さんのご協力をお待ちしております!