事業開発(Bizdev)は0→1だけでない?PdM/CS立ち上げ経験者がいかにBizdevになったのか?
こんにちは。Ubie Discovery 事業開発(Bizdev)のhassyです。
このnoteを開いてくださったそこのあなた、「眠れる事業開発(Bizdev)人材」だったりしませんか? そもそも事業開発(Bizdev)という職種、正直イメージわかないですよね?
以下に一つでも当てはまるかた、間違いなく事業開発(Bizdev)人材です。
・プロダクトマネージャー経験者
・セールス・カスタマーサクセスの立ち上げ経験者
・事業企画や事業管理といった企画・管理系経験者
実際に、Ubie Discoveryのメンバーの経験職種を見てみましょう。事業開発(Bizdev)経験者は約25%。セールスやコンサルタント経験者が多いですね。
さらに、「新しいビジネスやプロダクトを作りたい」、「難しい事業課題にチャレンジしたい」といったwillのある方。あなたも事業開発(Bizdev)人材の可能性が非常に高い。このnoteは情報が足りずに一歩踏み出せないあなたに、「未経験でBizdevになる」のに有用な情報提供を目的としています。
事業開発(Bizdev)のミッションは「非連続なアウトプットによる事業価値の最大化」
そもそも事業開発(Bizdev)ってどんな職種なのでしょうか?Ubie Discoveryの採用面接でもよく聞かれます。
・どんなミッションで、具体的にどんなことをやっているのですか?
・いわゆる0→1(何もないところからビジネスを作る)ってことですかね?
・単なるセールスをかっこよく言っているだけですか?
そうですよね~。ほとんどイメージがわかない方もいますよね。世の中的にも確固たる定義はなさそうです。Ubie Discoveryでは、事業開発(Bizdev)のミッションは「非連続なアウトプットにより事業価値を最大化」と定義しています。
事業開発(Bizdev)がやっていることは事業フェーズごとに異なり、0→1だけではない
Ubie Discoveryでは事業開発を0→1・1→10というフェーズ軸と、マーケット/プロダクト軸で分けており、それぞれに求められることが変わります。
事業開発でよくある誤解なのですが、決して0→1の企画や新規立ち上げだけでもなく、セールスだけでもないのです。
例えば、Bizdevは、ビジネスだけではなくプロダクト開発にも深く関わり、プロダクトオーナーもやります。
その事業の価値最大化という観点から考えたときに、誰がやるのがベストか?を常に考えて役割を柔軟に切り替えています。
1→10フェーズ×マーケットにおける事業開発(Bizdev)ではPMFとスケールの間の溝を埋める
事業開発(Bizdev)では、0→1フェーズの事例が多いので、私の1→10フェーズ×マーケットで自分が経験し内容をご紹介します。
私は2020年8月に入社後、AI問診ユビーという医療機関向けのSaaS事業を事業開発領域として担当しています。当時はまさしく、1→10フェーズ。マーケット・プロダクトともに0→1フェーズが終わり、Scale(10→100)に向けた準備のタイミングでした。
Ubieでは0→1・1→10のフェーズを事業開発(Ubie Discovery)、10→100をScaleチーム(Ubie Customer Science)が担当しています。(DiscoveryとScaleのnote参照)
私の1→10のミッションはScaleチームが圧倒的なスケールを実現するための事業基盤の整備。
具体的には1年間でこのような取り組みを行いました。
・CS垂直立ち上げ
・CS業務オペレーション整備
・CSOps立ち上げ
・BIチームとともデータ基盤整備
・CSをスケールチームへ移管
・事業企画・管理の仕組みの整備
こうして1年間でAI問診ユビーの事業の一部をSclaleチームへ移管することができました。
もちろんすべてを一人だけで行ったわけではありません。もしCanが足りないときは社内でできる人を探す、それでも足りないときは社外のエキスパートを探したり、採用したりして事業に必要なピースを見つける。
自分ひとりでできないことは周りの力を借りながら、事業価値最大化のために最も自分がやるべきことにフォーカスした結果、上記のような取り組みをしてきました。
このように、事業開発(Bizdev)といえば0→1をイメージしがちですが、ひょっとしたらあなたは1→10に向いているのかもしれません。そして過去の経験を活かしつつ、Canがあるところからはじめて、徐々にBizdevとしての領域を広めていけるとスームズだと思います。
眠れる事業開発(Bizdev)人材のあなたは、よりよい環境を選ぶべき
ここまで事業開発(Bizdev)のことをお伝えしてきましたが、少しでも興味が出てきたあなたは、「眠れる事業開発(Bizdev)人材」です。
そんなあなたは、事業開発(Bizdev)として、より良い環境でチャレンジすべきです。
1. 事業開発の機会に恵まれている
事業開発は機会、打席数がものを言います。一般的には、事業は立ち上げたら立ち上げたメンバーがずっと事業を育てていく、というケースが多いのではないのでしょうか。
しかし、Ubie Disocoveryでは0→1・1→10という事業フェーズが得意な人な人は0→1・1→10にフォーカス。Scaleフェーズになったら、よりそのフェーズが得意なScaleチームに任せることができます。
更に、Ubieは「医療プラットフォームの構築」をするために、「同時多拠点突破」という考え方をしています。
以下のような形で複数事業を同時に実現して六角形の色を塗る、そもそも六角形を増やすことになります。toB・toC両面で、事業開発の機会が尽きることはあり得ず、ほぼ指数関数的に増えていきます。
特に、事業フェーズが進み1→10になるほどやるべきことが増えていきます。
2. 事業開発の共通認識がある
事業開発はそもそも、どういったフレームワークで事業開発を進めるか?という共通認識・共通理解が重要です。進め方を話す時間があったら、事業価値を高めることに時間を使いたいですよね。
Ubie Discoveryでは、前提として0→1・1→10に特化したValueを掲げています。
また、事業開発・プロダクト開発の考え方の指針を「PMFガイド」というドキュメントにまとめており、進め方の方針を共有しています。
そして、事業開発(Bizdev)メンバーが息を吸って吐くように事業開発できるように、「PMF工場」という名前のオンボーディングセッションがあります。
3. 一緒にやるメンバーが強い
事業開発(Bizdev)が取り扱うフェーズは不確実性も高く、一人ひとりの影響力も大きい。そういった状況で事業開発を行うときに、「背中を預け合える仲間」ほど心強いものはありません。
Ubie Discoveryでは、人材要件をUbienessとしてまとめています。これを満たす人であればど真ん中の経験がなくてもそれぞれのバリューを発揮できる。そして事業価値最大化のために強いメンバーと「背中を預け合う」ことが個々人の強さにさらに還元されてより強くなれます。
そして、このUbienessに基づいて、Ubie Discoveryが自分より強い人を連れてくるために、文字通り全員採用を行っています。専任人事もいない中、リファラル等も非常に活発です。
そうした仲間と一緒に仕事をできていることが、社内であっても非常に刺激になり、また学びになります。
まとめ
繰り返しになりますが、あなたが0→1だけではなく1→10経験者であれば、間違いなく眠れる事業開発(Bizdev)人材です。「自分もいけるかな?」と迷ったあなたのために、僭越ながら雑なフローチャートを用意しました。
まずはUbie Discoveryメンバーのお話をまずは聞いてみましょう。
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