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30歳。働き方を見直したら、医療xIT企業のUbieにたどり着きました。

この記事の説明

Ubie Advent Calendar 2020 10日目です!

この記事はいわゆる入社エントリです。30歳前後でライフステージが変わりつつある人、SaaS企業を始めとした事業会社で一定期間活躍されてきた人、自分や家族の人生と仕事の関係性をぼんやり考え始めた人にとって、少しでも意味のあるものになれば嬉しいです。

気合をいれたらエモ長くなってしまったので流し読み推奨。

自己紹介

はじめまして、Ubieのhassyと申します。2020年8月にUbieにジョイン。現在、医療機関向けの事業開発(Bizdev)としてカスタマーサクセスの立ち上げを行っています。

めちゃめちゃ働いた20代

自分のキャリアは、入社当時20名程度のマーケティング系のベンチャーに新卒入社してスタート。

もともと、「何か問題があったときに、非難をするだけの人ではなく、自らの手で問題解決できる人になりたい」という考え方を大切にしていました。

当時は、問題解決をするならば、「テクノロジー」を用いた「ビジネス」で活躍できると一番世の中への影響力が大きいのではないか。そして問題解決をするためには成長しなければならず、成長するためには「若いうちから打席に立てる」ことが重要だと考え、当時は珍しかったものの、新卒でベンチャーに飛び込みました。いやー、若かった。

20人しかいないベンチャーでは、新卒だろうとなんだろうと関係ありません。あらゆることへ当事者として向き合うことが求められ、試行錯誤の毎日。お客さまや上司、同僚にありえないくらいの迷惑をかけながらも、様々なことを経験する機会をいただき、自分でも想像できないくらい成長させてもらいました。当時スキルも無いのに生意気だった自分に根気よく機会とフィードバックをくれたみなさんに、今でも感謝してもしきれません。

事業としてはマーケティング系のエンタープライズ向けSaaSプロダクトを提供しており、自社で企画、開発、営業、導入まで一貫して実施。

自分はカスタマーサクセスの立ち上げから3年ほど経験しました。その後開発部署へ移り、プロダクトマネージャーとして3年ほど。

20代の自分は成長したいという思いも強く、また会社としても入社当時から社員数が10倍以上の200人を超えるくらいの勢いで伸びていたのもあって、かなりハードな働き方をしていました。働きすぎてシャワーを浴びながら寝落ちして浴室の壁に頭突きしたり、ときには体調を崩しても仕事をしていたら集中しすぎて気づいたら治っていたり…。若さってすごい。

一番ハードだったときに、オフィスで寝落ちするのに重宝していたテンピュールのトランジットピロー。デスクで突っ伏すのにちょうど良い形でした。低反発でかなり気持ちが良いです。今では本来の用途として使っています。

※シリーズA前のかなり初期のころのお話です、今ではもちろん改善されています

30歳。ライフステージの変化と働き方を考える

ハードながらも楽しく働いていたのですが、30歳を迎えてライフステージの変化に直面します。

学生時代からの付き合いの妻と結婚して3年目。今後の人生で、出産や育児のことや、理想の人生の過ごし方を話し合った結果、自分たちにはより柔軟な働き方が必要だという結論に至りました。

一方で、チームを率いる立場を任せていただき、事業推進という面でもPdMはとてもやりがいがあって楽しかったものの、自分の実力では、中途半端なコミットだと責任を全うできない…。いろいろな提案もいただきましたが、家族のニーズと最後まですりあわせることができませんでした。最終的には新卒から7年間、愛着たっぷりの会社を、未練たっぷりで退職することに。

こうして転職活動がはじまりました。次の環境では…と、「たとえマーケットや企業が大きく伸びて」いても、「働き方の柔軟性という意味で家族のニーズにマッチする」という軸で、様々な企業の方々とお話する毎日。

人生の限られた時間を、どう懸ける?

2020年7月はCOVID-19の最中ということもあり、リファラル中心の転職活動となりました。友達や知人を伝って多くの人と会い…そんな中で出会った一社がUbieでした。

Hello, healthy world. というビジョンや、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」をミッションが素敵だなと思ったのが第一印象。

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そして採用資料にある通り、ビジネス職にも関わらずフルフレックス、リモートOKという働き方が我が家のニーズにマッチしているな、と思い心が惹かれて行きます。

しかし一方で、医療業界が全くの未経験なのもあり、「正直このビジネスはお金の匂いがあまりしないのでは?NPO的な慈善事業??」という懸念が頭をよぎります。そしてそのことを多少マイルドにして率直にお伝えしました。今思うとめっちゃ失礼な候補者だな。

共同代表医師の阿部や事業開発メンバーと話す機会をもらい、阿部独特の語り口で、Ubieが目指しているものや、今後の事業の展望を直接聞くことに。そしてUbieのアプローチは、究極的には医療データを用いたサービス/プロダクト開発による医療体験の変革であり、患者や医療従事者をはじめとしたあらゆるステークホルダーを巻き込むことによるビジネスの大きさ、可能性があるということを感じました。

※詳しくは Ubie Biz Dev チームの紹介資料 をご覧ください。非公開な情報もあるので聞きたいときには何かしらでUbieに遊びにきてください。

他にも魅力的な企業もたくさんあり、かなり迷いましたが、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを実現したいという思いが徐々に大きくなっていきました。

というのも、選考を通じて人生と働き方を考えているうちに、ふと、「ガンで亡くなってしまった身近なあの人は、もしAI受診相談ユビーがあったら手遅れになる前に治療できていたのかな。」「ガン家系である妻がもし手遅れになってしまったらどうしよう。」「手遅れになる前にユビーで早期発見早期治療できたら。」

まだ起きていない未来に対して、恐れや希望が頭をめぐります。

そして、自分と家族の人生のために働き方を変える決意をした自分にとって、Ubieが一番当事者として関われる

また、もしも、Ubieが失敗したとしても、そのチャレンジは日本だけでなく世界の医療とテクノロジーの前進に少しでも貢献できた、と言えるのでは。その社会的意義の大きさに人生の時間を懸ける意味があるのではないか。そう思い至り、迷いが吹っ切れてUbieのオファーを受けることができました。

Ubieに入って、これからのお話。

こうして、2020年8月にUbieに入社。医療機関向けの事業開発(Bizdev)として、今はAI問診ユビーという医療機関向けのプロダクトのカスタマーサクセスの立ち上げを行っています。

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toB向けのユビーAI問診 と、toC向けのAI受診相談ユビーUS版
があります。AI受診相談ユビーは無料なのでぜひ使ってみてください。

AI問診ユビーは業務過多の医療従事者向けに、業務効率化を目的としたプロダクト。テクノロジーの波が十分に届いてない世界で、今まで紙でやっていたオペレーションを変えるためには、プロダクトの適切な現場装着のサポートが必要です。前職でもカスタマーサクセスの経験はありますが、オフィスワーカー以外の方が関わるケースは多くありませんでした。特に専門職である医療従事者と、toC要素のある患者の体験を最高にすることは非常にチャレンジングでやりがいがあります。医療機関の現場に行くと、皆さん本当に忙しすぎで頭が下がる。

そして、AI問診ユビーを使っていただいて得られたデータを適切に用いて、新たなビジネスを作っていくことがUbieの戦略です。すなわち医療体験の変革を成し遂げるにあたり、最も基盤となる部分を、強固にすることにコミットしています。

また、未経験な医療業界でしたが、Ubieは透明性を大切にしており、ドキュメント等の必要な情報にアクセスができるので、キャッチアップがしやすいと思います。これはインプットをサボれない…。

評価もなくフラットに議論できる環境でもあるので、別業界のナレッジや経験を活かすことこそが、医療業界で新たな風を吹かせることができるのではないかなと期待しています。

また、転職のきっかけとなった働き方は、フルリモートかつフルフレックスという環境で、求めていた以上の柔軟性で働けています。そして、この働き方をしてはじめて、家族とのコミュニケーションを取る時間が、我が家にとって本当はすごく大切なことだと気づきました。20代で取れなかった時間を今から取り戻しつつ、仕事でもきっちり成果を出していきたいと思います。

最後に

ライフステージの変化を迎えて、成果・成長と柔軟な働き方の両立を目指してさまよって、Ubieにたどり着いた自分のお話でした。いかがでしたか?

自分で読み直しても、あまりにも赤裸々で恥ずかしいです。しかし、どこかのどなたかの目に止まり、少しでも考えるきっかけになれば嬉しいです。

そして、Ubieが目指しているところまで、まだ最初の一歩を踏み出したフェーズに過ぎません。やりたいけど、まだまだやれないことだらけです。

30歳前後でライフステージが変わりつつある人、SaaS企業を始めとした事業会社で一定期間活躍されてきた人、自分や家族の人生と仕事の関係性をぼんやり考え始めた人。

どれだけ貢献できるか分かりません。でも、世界の医療を少しでも、一緒に前に進めませんか?

「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを一緒に成し遂げることに挑戦してくれる仲間を募集中です!

もし、少しでも共感したり、興味を持ってくれたりしたお方は、ぜひUbie遊びに来てください!TwitterでもUbie Dev採用サイトからでもお気軽にご連絡ください!


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