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経営の本業をがんばると、仕事の幅が広がる

経営者の方と色々話していると、「ちょっと相談もらって、仕事手伝っている」「実は、○○の事業もやっていて」という話をよく聞きます。自分の事業以外にも、複数の仕事に手を出している(というか手伝わされている)ケースがあるようですね。たしかに、経営者として幅広い仕事(営業・広報・経理など)を管掌していたり、一つの業界で長年経験を積んできた経験は貴重で、他の方が頼るのも無理はありません。逆に言うと、それは経営者にこそできる副業。どんなものがあるかいくつか紹介しましょう。

他の会社・事業のアドバイザー・顧問

これが一番多いかもしれません。最初は、「ちょっと相談に乗ってもらえませんか」というところから始まり、定期的なアドバイス・経営のお手伝いをすることで副収入を得る形ですね。多くの経営者が「本業に影響が出ない範囲で」という制限を設けているようですが、自分自身のノウハウだけで仕事ができるのは非常に効率が良く、なんとも嬉しいものでもあります。

それが発展すれば、社外取締役というポジションになったり、あとは会社そのものに投資する、など経営陣の一人になったりもします。

事業経営のノウハウを生かして、別業界にチャレンジ

これも多いパターンです。
私自身美容業界にいてよく耳にするのが、美容サロンの経営を長年続けてきた人が、人材派遣業にも事業拡大するパターン。美容サロンは慢性的な人で不足ですから、そこにビジネスチャンスを見つけ、スタッフを店舗に派遣する事業を思いついたのです。他にも、積んできた経験を、他の業界にうまく活かしていく経営者は結構います。

経営をしていると、色々な人とのつながりも出てきますから、ひょんな会話やきっかけから思いつく人も多いみたいですね。

共通するのは、「本業の経験を生かして」「効率よく」です。
経営者として利益を出すことに向き合ってきたからこそ、自分自身の効率も大事にしている方が多いです。

最近では、経営ノウハウをシェアする顧問サービスのようなものも増えてきています。スタートアップや新事業立ち上げにおいて、経営者の助言は基調になります。最初から副業目的で経営をする方がいないと思いますが、頑張っていると思わぬ恩恵を受けられるかもしれません。


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