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復職して2週間。

復職して、2週間がたった。

在宅で、休み中に導入された社内システムの設定などが、
やっと終わり、少しずつ休職前の状態に戻りつつ・・あった。


今のところ、
復職前に産業医を交えて、復職判定の面談があった以来、
課長や人事と話してはない。

休職の原因や今後のプランなど、
ヒアリングを受けるかなと思っていたので、
正直、拍子抜けしている。

ただ、復帰して以来、
同じ担当の課長のひとつ下のポジションの上司へ
毎朝、業務報告をするのが定例となった。



今日も、いつもどおりに報告を終えると、
「ちょっと、このあと30分くらい時間もらってもいい?」

ドキッとして、ちょっと嫌な予感がした。
「はい、大丈夫です。」
心臓の鼓動が、ちょっと早くなる。



「そろそろ、前の業務に戻りつつ、
他のことも、どんどんやってほしいと思ってね。」


上司は、続ける。
「人事課長の〇〇さんとも話しているんだけど、
あなたには、別部署のポジションで、
働いてもらうのも、いいかなと思っていてね。
このポジションだと、業務も少ないと思うしさ。
・・ちなみに、やってみたいこととか、あるかな?」

ビックリして、思考が止まった。

「あ、えっと・・
前に人事面談があった際は、別部署ですと、
事業企画やマーケティング関係、
人事・厚生系の部門も、興味があるとお話させて頂きました。」

前に人事面談で聞かれた時の答えを何とか思い出して、
そのまま伝えた。

「そっかあ。そうね、、
適正を見て、総合的に判断して、ということになると思うけど、
今の担当にいても、専門性はつかないからさ。ね。
あなたが休んでいる間に一人異動で入ってきて、うちは結構人が多いしね。」


・・思い出した。
前も、こうだった。うちの会社は、人事異動がほとんどない会社だ。
なのに、1年前のちょうどこのころ、
私に白羽の矢がたって、何故か別部署へ異動することになった。
(結果、色々あって、わずか3か月で元部署に戻ることになる。)

人間の脳みそは優秀で、1年たっても、
辛かった経験は鮮明に覚えているみたいだ。
去年のゴールデンウィークは、泣きながら夜な夜な作業をしたっけ。

※この時の話は、頭の隅っこに鍵をかけて
 閉まっているので、いつか元気がでたら書きます。


ああ、またこれか。と思った。

私、やっぱりこの部署に必要とされてないのかな。
そう思うと、
悔しいし。泣けてくる。

休職して、確かに、
みんなの足手まといになってしまったけれど、
自分なりには、頑張っていた”つもり”だった。

でも、結果はついてこない。


復職して、2週間。
また、振り出しに戻ってしまった気がした。

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