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アラサー、ひとり旅に出た

先日の記事で書いた通り、一人海外に挑戦してきた。


久しぶりの旅行、かつ初めての海外とあって、
ワクワクより緊張と不安の方が大きく、出発前日は「行きたくない病」を発症し、家でグズグズして過ごした。
いい加減、この性格を直したい。心から思う。


今回、なぜひとり旅に出ることにしたか、というと、
退職を祝して(?)何か思い切ったことをやってみたい!と思ったのが、きっかけだ。

臆病で内気な私でも、一人で海外旅行できるのか。

道に迷ったら?
ご飯の注文の仕方は?
ホテルのチェックインって、どうやればいいかわかんないし。

できない理由を探せば、無限に答えられそうだった。


でも、この機会を逃したら、
”もう一生、ひとりで海外旅行できないかもしれない!”
大げさだけど、こんな気持ちが心の隅っこにあって、
「えいやーっ!」と、勢いで契約。
そして、「行きたくない病」を発症しながらも、
無事に日本を出発し、メルボルンへと到着したのだった。


到着した空港から、まさに異世界。
当たり前だけれども、全看板、全標記が英語で、アナウンスも英語。

なんとなく皆の進む方向についていくと、ゲートがあり、
周りの人たちと同じように、ひとつひとつ手続きを進めていく。
つたない英語で、必死にコミュニケーションを取り、
なんとか無事に入国。ほっとしたのも、つかの間で、
今度は、バスで市内へと向かわなくてはならない。

Google先輩に頼りながら、なんとかバス乗り場を探しだし、
あらかじめ買っていたチケットで、メルボルンの市内へと向かう。

バスから見る景色は、日本のそれとは全く異なって見えて、
「本当に、メルボルンにやってきたんだなあ。」と思うと、
嬉しくもあり、不安でもあり、少し複雑な気持ちになった。

30分ほどバスに揺られると、
サザンクロス駅という、メルボルン中心部にある大きなターミナル駅に着いた。ホテルは、ここから歩いて10分ほどの場所にあるらしい。
Google先輩に連れられて、ホテルへと向かう。
すれ違う人たちと街並みがオシャレ過ぎて、ドキドキ。


ホテルに到着すると、またひと試練。チェックインである。
「Hello, I would like to check in…. 」
つたない英語で、チェックインしたい旨を伝え、
指示される通りパスポートを提示し、書類に必要事項を記入する。
一通り、クラークの人から説明を受けてカードキーをもらい、なんとか任務完了。

スーツケースなどの荷物を部屋におき、
とりあえず、街に出てみることにした。


ホテル周辺を散策。
知らない国を歩くのは、少し怖かった。
でも、それ以上に”解放感”が、すごかった。

目に映るすべてのものが、新鮮で魅力的。


何時間でもずっと、歩いていられそうな気がした。

Melbourneの街にて!


歩き疲れたのか、部屋に戻るとすぐに眠ってしまった。

そんな感じで、ひとり旅はスタートした。

―メルボルン1日目。


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