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タイトルは『家康考』

1年前

慶長5年(1600)2月25日は徳川家康の命により閑室元佶が伏見で校訂した伏見版「貞観政要」が刊行された日。唐の皇帝太宗と臣下たちの政治問答の記録で治世の教科書。関ヶ原の戦いの7ヶ月前という状況下での出版。家康の学問への関心の高さと見るか政治的な意図があったと見るかどちらもか。

戦国の「軍師」とは何者なのか

慶長5年(1600)2月25日は家康の命により閑室元佶が伏見で校訂した伏見版「貞観政要」が刊行された日。唐の皇帝太宗と臣下たちの政治問答の記録で古来から帝王学の教科書とされてきたもの。足利学校の庠主だった元佶はこの7ヶ月後の関ヶ原の戦いにも家康に随行し戦の吉凶を占ったという。