めも。甘耀明『冬将軍が来た夏』(白水社/白水紀子=訳)6月18日発売予定。邦訳されている短編小説集『神秘列車』、長編小説『鬼殺し』が素晴らしい作品だけに期待が大きい。甘耀明氏の小説は追いかけると決めているのだ。刊行が楽しみ。 https://www.hakusuisha.co.jp/book/b361031.html
第四回日本翻訳大賞に推薦文が掲載されました。インフルエンザA香港型の影響でぎりぎりでしたが、何とか間に合いました。 『鬼殺し』(白水社/甘耀明/白水紀子=訳) 『密告者』(作品社/フアン・ガブリエル・バスケス/服部綾乃・石川隆介=訳) https://besttranslationaward.wordpress.com/
ツイッター文学賞の海外編は白水社/甘耀明/白水紀子=訳『鬼殺し』に投票。日本翻訳大賞では『テラ・ノストラ』『炸裂志』を推薦したが、推薦しなかった作品に詫びたくなるほど良書がたくさんあるので別作品を選んだ。でも日本翻訳大賞推薦時は未読だった本作。読んでいたらまた話が違っていたかも。
白水社さんの近刊予定情報が熱すぎて目がまわる。エクス・リブリスの甘耀明/白水紀子=訳『鬼殺し』上下巻、ボラーニョ・コレクションのロベルト・ボラーニョ/松本健二=訳『ムッシュー・パン』、白水Uブックスのマヌエル・プイグ/安藤哲行=訳『天使の恥部』あたりは購入が運命付けられている。
白水社さんの近刊情報欄に『鬼殺し』を発見。甘耀明氏の作品は短編集『神秘列車』で感銘を受けたし、莫言氏が絶賛した長編小説として同書(原題『殺鬼』)をとりあげた白水紀子氏の解説を読んで好奇心が疼いていた。しかし台湾文学の巨篇と謳われるこの小説、約750頁もある大長編とは思わなかった。