油掛地蔵さんに何度も詣でている。信心深いわけじゃなく都会ビル町ナカの極小ほこらに入ると一人満員でかまくらみたいな囲まれ感に安らいでいる。大火で焼けてしまって黒くなったお顔に向かって願い事や悩みをしゃべりかけている自分はきらいじゃない。立ち上がるときは大阪弁で「ほなまた来ますワ」