煌めき色とりどり 壊れかけた万華鏡 光を集めて輝く 夢のような世界へ ゆらめく形 揺らめく色 見つめる者を魅了する 傷跡もまた美しい 大切にしたい このままの姿で そっと手に取り 眺めるだけ きっと夢にまで現れる
悲しい事だ 大いに悲しむべき事だ と、その時は思つた 辛いなー、とも。 だが過去として眺めやるに 何処が!? そんな事件はありませんか、 貴方生きてきて。 〈片ちんば丸椅子の年季認めればもう労苦から解放してやり くにを〉 ぶーぶー文句も云はない 私はいつ氣付いたのか。 ©都築郷士