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故国喪失者の諦観「果てしなき逃亡」

この短篇集は現代の日本に読み替えると、問題点が見えてきます「聖なる酔っぱらいの伝説」

ヨーゼフ・ロート蜘蛛の巣を読了 WW1敗戦後の社会情勢を 退役軍人の目線で語った一冊だった 思想もプライドもなく  不満の矛先をユダヤ人や共産主義者に押し付ける人々が映る 一番驚いたのは この本はヒトラー出世の前だということ 時勢に肉薄して未来を予言した一冊 すごいにつきる

2年前