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0123 聖パオロ&聖ヴィットリオ・タヴィアーニ監督『太陽は夜も輝く』聖地巡礼

スペイン巡礼 フランス人の道 1日前 パリ~サン・ジャン・ピエ・ド・ポー

㉘今だからこそ考えてみたい。ジャッキー・チェンがハリウッドで成功したわけを。

でもこんな感じならタイトルを『オペラ座の怪人』ではなく『鼠の王』とかにすれば良かったんじゃないかなと思いました。 後はクリスティーヌの恋心がせめてひとつの方向に理由を持って向かうとか。 ラウルに助けを求めた直後に怪人に『愛する人!』なんて叫ばれた日にはラウルが哀れすぎます・・・。

最後に、私的に登場人物で一番感情移入出来たのは、まさかで意外にもカルロッタでした。 肉体的に怪人に傷つけられて、脅されても、たったひとこと『私はカルロッタよ!』と奮い立ち、命の危険を顧みず舞台に臨むのはプロ根性を感じました。 でも作品として・・・その時点で色々本末転倒だよう(涙

あと、劇中の6割の要素はなくてもオッケーというのはどうかと思ってみたり。 ロリコンおじさんが女の子をつけ回して怪人に殺されるところとか、謎のネズミ取りマシンが地下道を爆走するところとかなんて、特に。 後者は特にアナログなメカのイメージからほんのりとジブリを連想させられました。

あ、この映画って今観るとVHSな画質は相当アレだと思いましたが、DVDもブルーレイも出ていないので仕方がないのかなあと。 だってこのクオリティじゃ円盤が出てもご新規様には買ってもらえないかなあ。 ジュリアン・サンズはカッコいいんですが行動原理が謎でかつ女々しすぎるっ!

しかし・・・残念な映画でした。 どうしちゃったんでしょう、アルジェント。 いや、よく考えると近作は割とこんな感じだったかなあ。 そんな中音楽だけは流石のモリコーネ御大なので格調が高いんですが、絵作りに対して申し訳ないくらい格調が高すぎたりして。 シモネッティの方が良かったんじゃ?

ジュリアン・サンズを偲んで『ダリオ・アルジェント オペラ座の怪人』を発掘してきて、観る。 致命的にチョイスを間違えたことに開始5分で気がつく。

【クモ恐怖症って英語で「Arachnophobia」と言うのねぇ……φ(..)メモメモ -- 映画評『アラクノフォビア』】(2018年10月21日)