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自分でオリジナルの恋愛小説を書いてみた。(4)

5年前

自分でオリジナル小説を書いてみた(5)

5年前

いつも通る道、その時そこに君がいたのは偶然だろうと思う。 防波堤に座る君はまるで 自分がそこに居ることに、初めて気づいたようだった。 不意に振り返った君は、そこに僕が居ると 初めから知っていたように、こう言ったんだ。 「

ごめん。たぶん君は怒るだろうから先に謝っとくよ。 それでも、何十時間も痛みに耐えて、汗だくでボロボロで、眉間に皺を寄せながら笑った君と。 泡の様に軽くて、光の様に熱くて、命の様に泣く娘を見て。 そこでようやく「ああ、僕はこのために生まれてきたんだ」と思ったんだ。

7年前

急な雨に困っていたら傘を貸してくれたからだっけ? ドアの前で男子が喋っていて教室に入れないでいたのを助けてくれたからだっけ? サッカー部なのにって文句も言わずただ走っているのを見たからだっけ? 匂いが? 声が? 仕草が? いいえきっと、4月6日、教室の戸を開けた時から。

7年前

なんとなく立ち寄ったホームセンターの片隅。 平日の閉店間際で閑散としていたそのスペースの中央にキミはいた。 周りに誰もいないケージの中で満足そうに身体を丸めて寝ているキミは、鼻をひくん、とさせるとスッと私を見上げて―― ――そして、嬉しそうに尻尾をパタン、と振ってみせた。

7年前

公園の噴水そばにある祈りの像の前で像を見上げて立っていたキミに近寄ると、キミは僕を見ることもなく、ひとり言のようにポツリとつぶやいた。 『この像の祈り、って神様に届いてるのかな』 そしてキミは振り向いて、届いてなかったらヤだね、と静かに微笑んだ。 #キミを好きになったのは

7年前

ちょっと噂でね、聞いただけだなんだけど。 いや別にタイプってわけでもないし。 嫌う理由はないけどね。 そうそう。友達との会話に俺の名前が出てて。 でもなー。俺が何してるとか多分知らないと思うんだよ。部活とか、放課後とか。 ああもう 彼女は俺の何が好きって話してたわけ?

7年前

かーるの『今日はなにあじ?』ハッシュタグ企画?

7年前