やっぱり回想シーンの使い方がこれまでの大河ドラマとは違う印象。より個人の心情表現を重視してるように感じる。その分歴史上のエピソードのテンポが落ちているようにも

BSプレミアム『犬神家の一族』前編 面白かった。ダレることなく観られた。来週の後編も楽しみ

『どうする家康』第五回「瀬名奪還作戦」 面白かった。ハラハラしたな。本多正信の曲者感や服部半蔵の燻ってる感じもよかったけど、穴熊や大鼠も印象に残るキャラだった。次回に持ち越された奪還作戦はどうなるか、正信と服部党は活躍するのか、楽しみだ

『どうする家康』第14回「金ヶ崎でどうする！」 面白かった。信長と衝突する家康も良かったけど、殿を任された藤吉郎が家康を脅して巻き込むのが、完全にとばっちりなんだけど、こういうことが後の家康にとってプラスになるかもと思うと、物事って表裏一体だなと思ってしまう

『どうする家康』第七回「わしの家」追記 信長はなんだかんだ言って元康を目にかけてるよなあ。今回の「鷹狩り」も然り。詰めているようでいて叱咤してるというか

『相棒21』第16話「女神」 名前のミスリード、単純だけど気づかなかった。漢字のイメージの強さよ。あとダイイングメッセージも変化球でよかった。捜査の先手を取られていたことが徐々に分かってくる捜一パートが印象強くて、シリアスなはずなのにコメディ部分の印象が結構残るかも

『相棒21』第11話「大金塊」 面白かった。探偵団や予告状など、フィクショナルな設定が多かったけど、結構好みだったかも。熟年探偵団に女子大生のブレインとか、結構面白そうなキャラが出てた。そしてこんな変則的な形で亀山くんが本職の刑事に復帰という

『どうする家康』第三回「三河平定戦」 序盤はサクセスストーリー的に進んでいくのかと思ったらいきなりの苦い展開。講じる策が全て不発に終わり、苦渋の選択。タイトルが効いてて毎話決断や選択に意識が向く。水野殿の悪役っぷりが良いな

『どうする家康』第9回「守るべきもの」 三河一向一揆が終結。夏目広次とか謀反人も大体お咎めなし、で手打ち、かな。ああいう回想シーンが挟まるのは大河ドラマっぽくなくてちょっと新鮮だった。本多正信の今後がどうなるのかが気になる

『相棒21』第13話「椿二輪」 芸術における物語性の捏造。作品そのものの価値ではなくその背景にある物語性の方に価値が生まれてしまうことを、犯人も納得してなかっただろうなと思う。でも頼らざるを得なかったという。絵そのものの価値を証明したのが窃盗犯というのが、皮肉めいてるというか

『どうする家康』第二回「兎と狼」 面白かった。元康の、情けなさの中にも育ちのよさというか教養があるのが伝わってきて、それが彼の強みになっていくのかなと思った。寅だと思っていたら兎だったというオチ、でも兎であることこそが彼の強み、というような

『相棒21』第18話「悪役」 演劇部出身の同期4人がメインだったな。亡霊のビデオの話から入ったから幽霊回かと思ったけどそんなことはなかった。悪役と悪は違う、というのが千明と藤枝の対比で描かれてたな、と。伏線も分かりやすかったけど面白かった

『どうする家康』第七回「わしの家」 家康にとっての三河であるのと同時に、空誓上人にとっての本證寺が「わしの家」か。苦しむ民の受け皿という側面もあるけど、自己啓発セミナーのような怖さもある。上人の「住む世界が違う」というのは逃げにも感じたな。次回は一向一揆の本番かな

『相棒21』第17話「定点写真」 芸術や芸術家の評価がそれ自体では決まらないというのは「椿二輪」と同じものを感じた。成功者のはずの女写真家が自分の評価に押し潰されそうになったのも、才能ある師匠を庇おうとしたのも、定点写真の少年に目をかけていたのも、そんな彼女の純粋さの表れに思えた

『どうする家康』第六回「続・瀬名奪還作戦」 濃い一時間だったなあ。入りの「今日からは大鼠」からかっこよくて。架空の登場人物にも良いキャラが多いと感じる。いつの間にか元康に着いてきてた榊原康政もまた出てきたのは個人的に嬉しい。忠勝とこれから何かありそうなやりとりもあったし先が楽しみ

『どうする家康』第五回「瀬名奪還作戦」追記 本多忠勝はじめ他の家臣から毛嫌いされてても飄々としてる正信と、本来は武家だから忍びの役目はしたくないと負い目を感じている半蔵は結構いいコンビに見える。これから彼らはどう描かれていくんだろう

『相棒』第15話「薔薇と髭と菫たち」 いい話だった。ラスト10分でグッと来てしまった。あの関係性は予想してなかったな。切ない、けど希望のある結末。ラストですみれさんにメッセージを伝える時の演出も良かった

『どうする家康』第四回「清須でどうする！」 元康が「甘い」と断じられるのはこの時代の価値観からすると正しい評価のされ方なのかもな。忠義とか妻子への気持ちとかよりも家や国を第一に考えることが何よりも大事。裏切られたり見捨てられたりする側もそのことは織り込み済みなのがこの時代なのかも

『相棒21』第14話「まばたきの叫び」 今回もまた重い話だった。元々は手の込んだ自殺だったはずが別の事件を引き起こしてしまい、その裏でまた別の復讐が動いていたという。全てが通り魔犯の身勝手な行動だとも思うし、周りはそれに巻き込まれたとも取れる。特命係が裏の復讐を止められたのが救い

『鎌倉殿の13人』第46回「将軍になった女」 甥を自害に追い込み妹の首を刎ねようとする義時に対抗するために尼将軍になった政子も、泰時と共に義時を止める物語の主人公側になった感じ。来週はいよいよ承久の乱かー。朝廷を前にこの状態で鎌倉がどうまとまるのか気になるな

『相棒21』第12話「他人連れ」追記 南野という登場人物のテーマ性は「自分のことしか考えられない人間は他人と関わる資格がないのか」だと思うけど、右京さんからのあの解答は考え方の転換って感じでよかった

『相棒21』第12話「他人連れ」 いい話だった。サブタイトルは「親子連れ」の捩りだと思うけど、親子がこの話のテーマだったと思う。もしくは大人と子供、かな。南野がタケシくんと仲良くなったきっかけとか、助けようとした理由とか。自分と他人、もあるかも

『鎌倉殿の13人』第45回「八幡宮の階段」 ああ、とうとう。前回描かれたことが回収されていく。実朝の言葉を信じられなかった公暁は、対峙した実朝が小刀を捨てた時に初めて真意だったと気付けたんだな、と。そして義時はやっぱり自分という存在を次世代への最後の試練にしようとしてるよね

『どうする家康』第一回「どうする桶狭間」 面白かった。適度に笑えるところもありつつ、家康の見せ場もありつつ、選択を迫られる事態に追い込まれていく。早くも次回が待ち遠しい

『鎌倉殿』総集編リアタイした。長いスパンの伏線に気づいたりして、面白かったな。そして最期の感慨がまた

『相棒21』第8話「コイノイタミ」 今週も面白かった。「えつ」のダイイングメッセージがメインの謎で、終盤に差し掛かる頃にメッセージの意味も解け、犯人も捕まって事件は解決、と思いきや、裏でもう一つの事件が起きていた、というどんでん返し。なんかテイストが旧亀山時代に戻ってきた感

『相棒21』第10話「黒いコートの女」 面白かった。先週は白いコートの女だったけど、狙ってなのかな。徐々に事実がつながっていって事件の全容が見えてくるのはすっきりだったけど、結末は結構重かった。この結末のもう少し先を見てみたかった

『相棒21』第9話「丑三つのキョウコ」 右京さん大好きオカルト回。しかし蓋を開けたら思いの外ヘビーな話だった。ディスコミュニケーションが直接言葉を交わす事で解消される、そこに辿り着くまでの遠回りな道のり、そんな印象

『相棒21』第7話「砂の記憶」 面白かったし、いい話だった。中盤で犯人が判明して、でも逮捕するための決め手がない、そこでどうやって追い詰めるかっていうのが見どころだったかなと思う。話を通して砂時計がモチーフになっていたのもよかった

『鎌倉殿の13人』第47回「ある朝敵、ある演説」 政子の演説、最高だった。妹を救うため尼将軍になった政子が、今度は弟を救うために打った演説。鎌倉を守るため己を犠牲にしようとした義時の、清盛や頼朝と肩を並べたことに喜ぶ様子が泣ける。最終回は承久の乱の顛末と、その先をどこまでやるのか

BSプレミアム『犬神家の一族』後編 面白かった。なんか推理ものなんだけど心理心情が色濃いなと思った

『どうする家康』第15回追記 感情的に浅井朝倉につこうとした家康を石川数正や酒井忠次が説得した件がハイライトだった。ここで信長を討つことは、また乱世に逆戻りすること。治まりかけた世をまた乱す覚悟を突きつける二人の言葉の重みが印象的だったかも

『どうする家康』第15回「姉川でどうする！」 金ヶ崎後からのスタート、姉川の戦いは信長と浅井朝倉のどちらに着くかの悶着がメインで戦をもう少し見たいという気もする。それにしても、光秀や秀吉は悪役に描かれてるけどこれからどうなっていくのかな。次回はまた武田信玄の出番か

『どうする家康』第13回「家康、都へゆく」 明智光秀や足利義昭の厄介さとは対象的に、家康とお市の方とのやりとりにホッとした。家康の立場で見ると気の休まらない回だった。ある意味都での家康をよく表している気もする。いい人そうな浅井長政がこの先どう動くのか気になる引きだった

『どうする家康』第12回「氏真」 氏真がこうなるとは。家康と氏真の二人の話になりぎてた気もするけど、わだかまりが解けたのはよかった。優柔不断になっていたのは今川への不義理がずっと尾を引いていたということかも。武田信玄からの脅しを冷静に受け止めているのは家康が成長できたということか

『どうする家康』第11回「信玄との密約」 今回は瀬名と田鶴の関係性と信玄との密約の件を団子で上手く繋いでいたと思う。家康と信玄の格の話をした後で実際に相見えた時の様子で格の違いを見せつけられるとことかよかった。田鶴の領民に対する振る舞いも家康との対比になってる気がして色々考えたり

『相棒21』最終回SP後篇「13〜隠された真実」 面白かった。最終回のお祭り感は前萹で済ませ、後篇は事件に集中って感じだった。でもちゃんと皆登場しててよかった。正義くんがこんなことしたのは、本来の意味での確信犯としての行動だったのかな。間違ったままのことを正したかった、のような

『どうする家康』第10回「側室をどうする！」 側室選びで相手の生まれが鵜殿だったことに及び腰だった家康。三河一向一揆から臆病な面がフィーチャーされてる気が。終わり際に次回以降の引きが怒涛のごとく、といった感じで。このドラマ、引きが上手いというか、毎話盛り上がる終わり方するなあ

『相棒21』最終回SP前篇「13～死者の身代金」 米沢さんや神戸くんの登場で終始楽しいと感じる回だった。亀山くんと神戸くんのやりとりも見られて嬉しかった。官房長の遺骨絡みの事件だし、社さんや甲斐さんも大河内監察官も出てきたし、最終回に相応しい揃い踏み感。来週もあるけど

『相棒21』第19話「再会」 妙に感傷的な演出だな、右京さんの出会う人が軒並み歴代相棒と同じ名前だなんて出来過ぎだな、なんて思ってたら、そういうことかー、みたいな。でも、こういう話を持ってくるのはこのシーズンの終わりってだけじゃなく、シリーズの終わりも感じさせるな

『どうする家康』第八回「三河一揆でどうする！」 年貢の米のいざこざがみるみる大事に。今週は板挟みになった家臣たちの葛藤がメインだったかな。服部半蔵の葛藤はコメディリリーフになってるけど、松平家臣と一向宗徒の狭間で葛藤する者たちはヘビーだ。気になる引きで終わり、来週が楽しみ