織姫と彦星。年1しか会えなくて、幸せなのかな? そんな、小さいころから感じていたけど どう考えても俺らしくない質問をぶつけたら彼女は ハハっと笑って俺の顔を見て、またフフっと微笑んで見せた。 あの日の微笑みを生涯の宝として目に焼き付けた。 込められた意味も分からぬまま。