魔女の伝言板

vol.4 歩く死体を追いかけろ!(前)――吉田悠軌の異類捜索記

「歩く死体」の話をしよう。  ただし、あの怪談は気がつくたび、さまざまなかたちへと姿を変えてしまう。いったいどの「歩く死体」から語りだせばよいのか……少々悩むところだ。  まあ、それはたいてい雪の山小屋から始まる。たとえば、こんな風に――。               * * * …