こんな会話が随所に出てきて、 内田百閒の随筆の変な面白みにハマってしまいました。 「これから、どれくらい待つのだろう」 「ちょうど二時間です」 「二時間だって(中略)その間、こうやってぼんやりしているのか。まあいいや、ほっておこう」 「何をです」 「何も彼(か)もさ」 「はあ」