逆転勝ちの経済学

中小零細企業、農民、低所得層、貧困層、身体障害者、高齢者など、従来は金融サービスを受けられなかった人々が、金融サービスにアクセスできるようになることを、「金融包摂」(Financial Inclusion)と言います。信用スコアリングがもたらした変化は、「金融包摂」の典型例です。

担保がないためにこれまで融資を受けることのできなかった自営業者や零細企業が、信用スコアを用いることによって、融資を受けられるようになりました。

収入や年齢、勤務先などの個人属性と、サービスの利用状況によって、特定の人に点数をつけます。AIがビッグデータを用いて特定の人の属性を推定することを「プロファイリング」といいますが、信用スコアリングはその一種です。

その一つに、アリペイが2015年1月に始めた「芝麻(ジーマ)信用」という信用スコアリングがあります。これは、個人がどの程度の返済能力を持っているかを評価するものです。

これまでビッグデータとして利用されていたのは、主としてSNSから得られるデータでした。それに比べて、マネーの利用履歴はより詳細で正確なデータです。これを利用して、様々な新しいサービスが作り出されています。

電子マネーには匿名性がありません。このため、アリペイなど電子マネーサービスの提供企業には、膨大なデータが集まります。このようなデータは、「ビッグデータ」と呼ばれます。

華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などが基地局を提供しており、世界最大の5Gネットワークになるとみられています。スマートフォンも、5Gサービス開始に合わせた機種が提供されます。
この面で、中国は、アメリカや日本を抜いています。典型的なリープフロッグが起きているのです。

華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などが基地局を提供しており、世界最大の5Gネットワークになるとみられています。スマートフォンも、5Gサービス開始に合わせた機種が提供されます。
この面で、中国は、アメリカや日本を抜いています。典型的なリープフロッグが起きているのです。

中国では、中国移動通信(チャイナ・モバイル)など国有の通信大手3社が、2019年11月1日に、北京や上海などの国内50都市で、5Gの商用サービスを開始しました。

移動体通信の世界はさらに進歩しようとしています。とくに重要なのは、5G(第5世代移動通信システム)です。
これは、超高速・大容量通信によって、産業やライフスタイルを一変させるといわれます。