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こと日本では、なぜかアートを高尚な文化として奉りたがる人々が多い。彼らの中でアーティストは「高邁な使命感を持った時代の象徴」として偶像化されるのだ。 しかし、当事者自身は単に「好きなものをつくりたい」とか「何かに突き動かされる」ように創作しているだけにすぎない。それが本質である。

アートとビジネスが結びつかない、という人は多かろう。だが、マーケティングからして購買意欲=「欲しい」という感情に訴求する施策だ。 アートとは鑑賞者=お客の感情を動かす装置にすぎない。故に優れたビジネスはそれ自体が一つの芸術である。 https://note.com/ouma/n/n5ef550d8c074

現代日本の教育は、文芸でも絵画でも「子どもの感性を育む」と嘯き、実のところそれを効率的に伸ばすための技術体系を知らない。 その結果、成人になっても「作文ができない」「図示もできない」「ルールがでたらめ」という若者が増えている。 芸術的表現(=感性の言語化)には知識と技術が必要だ。

美術史は、後から語られる!