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東京外国語大学2021年度第1問・問8についてのメモ
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【百年ニュース】1920(大正9)5月11日(火)綿糸価格が暴落。前年12月に700円強だった相場が、300円台割れ目前に。現物在庫も過多で置き場所に困る状態。株式も一段安。東株は3月上旬549円から192円に。実はこのあと更に価格下落し夏場には最安値100.50円を記録する。鐘紡も574円から184円に暴落。
【百年ニュース】1920(大正9)5月24日(月)横浜最大手の生糸輸出商茂木合名会社(野沢屋)が破綻。同じく茂木惣兵衛(3代目)が経営する七十四銀行、上州銀行も連鎖倒産。横浜の左右田銀行にも取付が発生し臨時休業に。横浜生糸取引所は2日間の休業となる。戦後不況の危機状況が露わに。
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【百年ニュース】1920(大正9)5月27日(木)大阪の綿糸商、輸出綿糸組合(救済シンジゲート)を結成。5-6月限りの既約定品を組合が買取り、後日の輸出に回すことに。輸出困難品は内地にて処分。当座の買取資金は銀行経由で日銀が特別融資。損失は組合と紡績連合会が折半負担。