白砂での暮らしシリーズ

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【雑記帳】明けまして一週間おめでとう

2年前

【小説】1人目は神様だった【白砂での暮らしシリーズ】

3年前

【小説】空は、近いほうが良い【白砂での暮らし】

3年前

【小説】3人目は飛ぶように走りたかった。【白砂での暮らしシリーズ】

3年前

【小説】初めての土いじり【白砂での暮らし】

3年前

生物と生物をくっつける、だなんて考えたことが無かった。 それでも、事実として人魚も獣人も種族として確かに存在していた。 こいつらが嘘をついている可能性も考えた。それでも、試してみたいと思った。 でも、この世界には生物がいないから。さて、どうするか。

2年前

質問を連日無視し続けていたら、今度は自分たちのいた頃の世界の話をし始めた。 個人の主観からでしかない、と言えばそうなのだが、歴史に残っていない情報や、食い違っている情報が、山ほど出てくる。 歴史書は勝ったものが残している。と考えてはいたが、これほど変わるものか。

2年前

まだ、しつこく聞かれる。 自分たちがいたころから、何年くらいたっているのか、どういう暮らしをしているのか、種族は増えているのか、どう生きているのか。 何度も聞かれるくらいなら、と少しずつ答え始めたが、間違いだった。 質問が際限なく増えていく。だから、知ってどうするというのだ。

2年前

想定より、ずっとしつこい。 知ったところで、戻れるわけでもないのに、何故と問えば、「好奇心というものがないのか。」とひどく呆れられた。 好奇心なんか、あったって猫を殺すだけだろう。

2年前

箒で飛ぶのと、たいして変わらなかった。 自分の身体に同じ手法を使えば、身一つでも飛べた。 他の二人が驚いているのは、どうやら箒で飛ぶという手段が無かった時代に生きていたようだ。 私が生きた時代の話をしつこく聞かれたが、知ったところで益もないだろう。

2年前

一番年若く見えるものから、マントを押し付けられた。 空を飛べたら、悩みがなくなると主張しているが、ちっとも理解できない。 そもそも、空を飛べてもなんの意味もないだろう。物流という概念が存在しないこの空間で。しかし、やることもなく腐っていくくらいなら、練習あるのみか。

2年前

何をしてもいい。は、とても幸せなことではなくなってしまった。 私にとって、実験は知的好奇心を満たす行為ではあったが、その先には人類のため、よりよい暮らしのためという目標があった。 この空間では、私が一番生きるのが下手だ。

2年前

どこまでも白い世界で、呑気に楽しみを見つけながら生きている先輩たちは、なかなか凄いんじゃなかろうか。 私は、何が楽しいんだろうか。

2年前

流刑先には、すでに3人の人型の生物がいた。 彼らとの交流は可能かつ、友好関係は良好。 この空間で、何をしていけばよいのか。 何故彼らは、正気を保っているのだろうか。

2年前

【小説】2人目は海に入りたかった【白砂での暮らしシリーズ】

3年前