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ボードレールの言う通り、批評的精神がなければ、作家は「完全なもの」を書くことはできないのかもしれない。しかし、作家はそれをフィクションのなかでやってのける。

『シン・ウルトラマン』のなかで、長澤まさみの演じる役が「今日はお風呂に入れると思ったのに…!」と言うシーンがあって、自分はお風呂に入れないほど忙しいというわけではないな、本気度が足りないんだろうか……と本筋とはまったく関係のないところで突っかかりを覚えていた。

感謝の交換。